12月, 2020 - 風光舎 | 愛知・名古屋での骨董古美術買取 三重 岐阜

お知らせ

News

FROMKYOTOOSAKA

年末年始の営業について_(名古屋店)

2020.12.27

年末12月28日より年明け1月8日まで
店舗を休業させていただきます。
 
※お電話などによるお問い合わせについては、
 年末年始も変わりなく対応させていただきますので、
 どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。
 ご連絡お待ちしております。
 
年明けの営業は
2021年1月9日(土)より
いつもどおり10時から17時です。
鯛釣草
 
 
    皆様どうぞ佳いお年をお迎え下さいませ_

一年を振り返って(覚王山 名古屋店にて)

2020.12.27

2020年は世界中で生活様式に大きな変化がありました。
皆様にとってはどんな年でしたでしょうか?
 
『古美術 風光舎 名古屋店』は10月に、
覚王山駅から程近い 姫池通に面したこの場所にオープンしました。
開店当初より 近隣ならびに遠方の皆様からの
お問い合わせ・お持込み・出張買取りのご依頼など、
多数のご利用をいただきまして誠にありがとうございました。
素晴らしい御縁に感謝しつつ_
 
2021年が 皆様にとりまして
どうぞ佳い年となりますよう
名古屋よりスタッフ一同お祈り申し上げております。

塗りの呼吸 (覚王山 名古屋店より)

2020.12.26

最近、「全集中の呼吸」ってよく耳にしますね。
某大ヒット映画のおかげで呼吸の大切さが改めて見直されているようです。
何にしろ集中しているときには自然と普段と違う呼吸になっていたりします。
また特に、手元の繊細な作業を行うときには知らず知らずのうちに
息を止めていたり、非常に気を使うものです。
  
スタッフTにとって呼吸と言えば
すぐ思い浮かぶのは「塗(ぬ)りの呼吸」
以前にもこちらで書かせていただきましたが、
京都の桂離宮では『昭和の大改修』が行われました。

その最後の難関が『パラり壁』_粒を残して仕上げる白壁です。
難しすぎて江戸時代に一度途絶えた技法なんです。
それに挑んだのが京都一の左官職人 小川久吉(ひさきち)さん。
コテ捌きから道具、材料の見極め...
技術も経験も右に出るものはいない誰もが認める名工。
その名人を以てしてもやり直しのきかない一発勝負。
小川さんは50年間1日100本吸い続けていた煙草を
スッパリ止めたそうです
 _塗りの呼吸を整えるために。


偉業をやり遂げた小川さんは
これ以上の仕事は出来ないとコテを置きました。
そして使っていた100本のコテを後輩達に譲られたのでした。
譲り受けた左官職人奥田信雄さん曰く「武士の刀と同じと思いますね~。
急に自分が名人になった気になるときもありますね~」とのこと。
 
職人の力量は道具を見れば判るそうです。
やはり道具も、技術を支えるものとして大切なんですね。
  
後世に代々受け継いでいきたいもの、いろいろありますよね。
皆様の大切なもの、受け継ぐお手伝いをさせて下さい。
どうぞ御連絡お待ちしております。

Merry Cristmass! (覚王山 名古屋店より)

2020.12.25


ロンドンカップケーキって召し上がられたことありますか?
先ずは見た目がとっても可愛い~いわゆる〝映える!″ヤツですね。

古美術風光舎のお隣の『London Cupcakes名古屋店』超人気です!
いつも家族連れや若い女性が訪れています。
  
時々、風光舎スタッフたちが店内の器とコラボしておりますが、
今日もまた…
 
クリスマスバージョンのデコがあまりに素敵で、
四個もご来店いただきました。
珉平焼や須佐焼、そして染付の器に映えますでしょう?
まるで当店も小洒落た洋菓子店のようではありませんか!?
 
仏教徒なのに神社にも参拝する、
本地垂迹説やらゴチャ混ぜ何千年の歴史をもつ日本ですから…
宗教の違いを越えて楽しむのは得意ですよね。
浄土真宗高田派・妙法寺の檀家スタッフTも
クリスマスのカップケーキを箱に入れてイソイソと持ち帰りますが、
家人もきっと喜ぶことでしょう。
  
風光舎名古屋店では大切な古美術品が
新旧の価値観を越えてゆけますよう、
お手伝いさせていただきます。
何か気になる御品がありましたら、
先ずはお気軽にご相談下さいませ。

聖なる夜っていつのこと⁈(覚王山 名古屋店より)

2020.12.24

 

本日12月24日は、日本では一般的に「クリスマス・イブ」と認識されていますね。

実はこの定義、教会暦とは少し異なるようです。

本来の意味としては言葉通り、”クリスマス当日の夜”のことをいうのです。

つまり、24日の日没から深夜0:00までのことを。

宗派によってもさまざまのようですが、ミッションスクール(高校)に通っていたスタッフ I は、当時こういうことも教えてもらっていたのか、恥ずかしながら忘れてしまいました。泣

自分自身はクリスチャンというわけではないのですが、卒業からン⁈十年経ったいまでも、この時期になると母校のクリスマス行事や校訓を思い出します。

 

話は変わって、我が家のクリスマスの過ごし方はというと、至って平凡であります。

お花を買い、『さむがりやのサンタ』を読み、クリスマスディナーを作り、ケーキを食べ、ひたすらシャンパンとワインを飲む 笑。

毎年普通でありますが、この普通に暮らせる毎日につくづく感謝だなと思うのです。

 

今年は特にいろいろと考えさせられる一年となりましたね。

まだまだ落ち着くことの出来ない職種の方々には、頭が下がる思いです。

全世界が例年とはちがったクリスマス・年越しを迎えますが、皆さまどうぞ心穏やかな日々をお過ごしくださいませ。

 

風光舎 名古屋店 年内27日までOPENしております。

お気軽にご相談くださいませ。

 

暖かなクリスマスをお過ごしください。(覚王山 名古屋店より)

2020.12.23

こんにちは。スタッフYです。

この歳(年齢非公表につき)にもなると、

クリスマスパーティやプレゼントを準備する側になることが多くて、

自分のことなんて二の次になるのが恒例。

今年はなおのこと、もうクリスマスはいいかなと思い、

クリスマスツリーもとうとう卓上サイズに笑。

 

 

そんな矢先、

お友達から大きなポインセチアのクリスマスプレゼントをいただきました。

それもなんだか照れるような感謝のメッセージ付きで。

これが、『ジワる』て、ことか…。

思えばこのところの生活で、気持ちが

緊張とか虚無とかなんと言い表せばよいのかわからない状態でしたよね。

それすら気づかなったような。

ゆるゆるの笑顔で深紅のポインセチアを眺めながら、その緊張を少しだけ緩めて

今年一年を振り返るスタッフYでした。

 

 

年末のお掃除、お引越し、遺品整理などでどうしようかと悩まれるお品などございましたら

お気軽に 古美術風光舎 名古屋店にご連絡ください。

年内12月27日まで営業致しております。

 

 

 

 

 

引っ越したいです(名古屋店より)

2020.12.22

今日から週末にかけて、風光舎名古屋店では二階に工事が入ります。
一階ギャラリーは片側を通路にするため、このように伽藍洞状態。
  

通常通りに営業しておりますが、
業者の出入り、騒音などにつきましては、どうそご容赦下さい。
 
風光舎の店舗は建物を整えて営業を継続するわけですが、
自分の自宅を 片付けるか?引っ越すか?と言われたら・・・
スタッフTはもう引っ越したいです。
茶室のある実家で年老いた親と暮らしたいですよ。
 
今年は諸事情で帰省を控えざるを得ませんでしたが、
昨年は二~三ヶ月に一度は様子を見に行っておりました。
どの交通手段でも6時間ほどは掛かるので、自主規制してみて
長距離移動がないとこんなに楽なのか~ってのはありますが、
直接会えないのは、やはり心配。
 
名古屋の自宅は、貰ってきた実母の着物&茶道具、
それに義母の車椅子やらなんやらでモノは溢れ気味...
今まさに葛飾北斎の住居並み(ゴミ屋敷ですか?)になってきたかも知れません。
 
先ずは自分で集めたお稽古用の茶道具を数点、
風光舎にお願いしましたよ(^^)
 
生活が変われば、必要なものも変わっていくものですよね...
古美術のエキスパートが見させていただきます。
皆さまもどうぞお気軽にご相談下さい。

片付けるのか、引っ越すのか(覚王山・風光舎 名古屋店)

2020.12.21

 

皆さま、こんにちは。

すっかり12月本来の寒さになりましたね…泣

スタッフ I は、せっせと生姜湯を作り、せっせと飲んでおります。

夜は最近新調したブランケットにくるまり、ウィスキーを足したりして…(^^♪

 

今年は思いもよらず、ことごとくイベントが中止や縮小になりましたね。

2020年は、浮世絵師・葛飾北斎の生誕260年の年でもありました。

”北斎イヤー”と銘打って、オリンピックとともにさまざまな展覧会などが予定されていたようですが、不意の事態…残念であります。

 

北斎エピソードのひとつとして、生涯に93回も引っ越したという逸話が…!

画業が忙しかったことから、部屋にごみが溜まる → 住処を変える、を繰り返していたようです。

(ゴミと言っても、芸術の宝庫だったのでは⁈ )

当時の人名録の北斎の住所は「不定」だったそう。

世界的に有名なアーティスト日本人第一位ともなると、突飛で面白いですね。

 

皆さまも大掃除の最中、お引越し、遺品整理などで大切にされていたお品の行き場にお困りでしたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

年内は今週末まで、まだまだ受け付けております。

 

 

 

ユネスコ無形文化遺産 (名古屋店より)

2020.12.20

先日12月17日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)無形文化遺産に

日本の「伝統建築工匠の技 木造建造物を受け継ぐための伝統技術」が決まりました!

宮大工や左官職人らが古くから継承してきた17分野の技術の価値が世界的に認められたのです。

  

スタッフTの好きな場所のひとつに京都の『桂離宮』があります。

知人が桂川近郊に住んでおり今までに10回ほど訪れました。

日本最高の建築の一つ_

およそ400年前、天皇の弟・八条宮智仁親王が

源氏物語の世界に憧れ、造った別荘。

1930年代に来日したドイツの建築家、ブルーノ・タウトに
「涙が出るほど美しい」

「日本建築の世界的奇跡」と言わしめたことで

その名が世界に轟いたんですよね。
 

そんな桂離宮も老朽化により崩壊の危機を迎え、

1967年から6年に及んだ「昭和の大修理」が敢行されました。

京都中の名工達が結集したわけですが...

なにしろ400年前の謎の工法ですよ。

それを建造物を解体することで解明し再現しようという

限りなく困難な仕事に立ち向かった人々の技と執念!

鬼気迫るものがあります。

そのおかげで現在もその姿を見ることが出来るのですね。

 
今回のユネスコによる認定では、
熟練の職人が弟子たちを育成してきたことも評価されましたが、
近代化に伴い、伝統的な技能の知識を継承する後継者を育てるための
このプロセスはより困難となっている、として
保護の必要性も強調されました。
日本人の文化的アイデンティティーが保持されることに期待です。
 
しかしながらすでに途絶えてしまった貴重な技能も数々あるわけで...
 
二度と再現できない技_
古美術の価値_
大切に伝えていきたいもの、ありますよね。
&;nbsp
古美術 風光舎 名古屋店では、
エキスパートが丁寧に査定します。
&;nbsp
価値あるものを次につなぐお手伝い、

させていただけましたら幸いです。

ご連絡お待ちしております。

出張査定可能エリア

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