七つの珠玉(覚王山 名古屋店より)
2020.11.19
皆さま、こんにちは。名古屋店スタッフ I です。
本日は、翡翠色が綺麗な七宝焼と過ごしております。
七宝焼の歴史は実に古く、様々な時代と国境を越えて変遷を遂げてきました。
金・銀・銅などの金属に美しいガラス質の釉薬を用い高温で焼く工芸品は、いつの時代も人々を魅了してきたことでしょう。
ここ愛知の工芸家・藤井達吉は、七宝焼ブームの実質的な先駆者として評価されています。
(そういえば10年ほど前に、碧南市にあります藤井達吉現代美術館へ行ったなぁと…)
藤井氏は名古屋の七宝店へ入社後、アメリカでの万博博覧会に七宝作品を出品。
そこからあらゆる工芸分野で斬新な作風の工芸品を生み出していったそうです。
元をたどれば、中近東からシルクロードを経て日本へもたらされたと考えられている七宝。
日本最古の発見とされている七宝焼は古墳時代末期と推定されております。
そんな長い歴史をもつ銘品たちも、ここ名古屋でも縁が深いとなると親近感が湧く気がします。
そして名古屋繋がりとこじつけて、食欲の秋がまだまだ収まらないスタッフ I は、先週 ”THE KAWABUN NAGOYA” で満たされてきました。
今回はイタリアンのプレミアムランチへ。
尾張徳川家御用達として名を馳せた名門店ならでは…
しっかりと五感で楽しませていただき、活力もらえました 笑。
(だんだんと年末に近づき、今年一年の自分ご褒美という名目が増えてきている⁈)
自由な行動がまた少し制限されるかもしれない不安定な今の世相…
様々な困難をもくぐり抜けてきたであろう、ここ風光舎の品々たちにパワーをもらいながら、限らた範囲でも日々を楽しむこころを持っていたいと思います。
皆さまもどうかご自分のご健康は第一!そして穏やかで満たされた毎日を過ごされますよう…