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FROMKYOTOOSAKA

ドーナツですか!? 違いますっ!(覚王山 名古屋店より)

2020.11.20


そう、違います。

こちらの御品は唐物 数珠入れです。

それに大きさからしてドーナツというよりは

バームクーヘンですね。

洋菓子店のガラスケースで見るような、

そう、そんなサイズ感なのです。

 

唐物といえば、中国伝来の貴重な美術品。
将軍や有力武家、大寺院など、
ごく限られた権力者や富裕層のものでした。
茶道でも格式高いお道具として大切に扱われています。

身近なスウィーツなどに例えては申し訳ないのですが、

この普段見かけることのない円形の趣きある姿に
つい興が乗ってしまいました。
これならば数珠玉を傷めることなく保管できますね。

 

格式高い~といえば料亭も思い浮かんできました!
先日、名古屋店スタッフIが「河文」に行ってきたとのことで、
そちらは名古屋城と共に400年の歴史がありますね。
他にも「か茂免」「香楽」「蔦茂」「八勝館」「松楓閣」...
名古屋に これだけの料亭文化が栄えた源流は
徳川宗春が芸事を奨励したおかげと言われています。

素晴らしい美術品も数多く所有されており、
いつかは訪れてみたいスタッフTです。

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