いつの時代も古伊万里を… (覚王山より)
2020.10.20
皆さま、こんにちは。名古屋店スタッフ I です。
17世紀以降、数多くの器がヨーロッパに輸出された「伊万里焼」。
白く美しい日本生まれの磁器「古伊万里」に、ヨーロッパ王族貴族は強い憧れを持ち、金に糸目をつけずに買い求めたとのことです。
日本という国の存在感が全く無い時代にも、日本の伊万里が世界中の人々を魅了していたとは、当時から日本の技術や美的センスが認識されていた証拠ですね。
そして、赤絵や染錦の施された豪華さが現代のファンをも魅了しているのでしょうか…
当店にあります古伊万里の器たちは、海は渡っていないかもしれませんが、江戸の中期から幕末期にかけての作品です。
長い時を経て、今わたし達が手にすることができるなんて、ノスタルジーを感じずにはいられない昼下がりでした…♪