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FROMKYOTOOSAKA

食いしん坊のブログ(覚王山 名古屋店より)

2020.11.21

皆さまこんにちは。いかがお過ごしですか。

 

私は最近、できる限り歩くことを心掛けております。
この間、道で会ったご年配の方が、元気でいられるコツを伝授してくださったのです。
よく歩き、よく話すこと。心に留めて生活しておりますが、よく歩くととってもお腹が空きますね…

 

温かいものがおいしい季節です。皆さまは何が好きですか?
私は鍋料理が好きです。
でも、寒い日にあえて冷たいものを食べるのもいいですよね。

 

食いしん坊のブログみたいになってしまいました。

 

この風光舎名古屋店があります、覚王山はとてもとても素敵な場所なので、きっと歩くのも楽しいですよ。
風光舎にも、是非一度、お立ち寄りください。

 

 

月曜からも一週間、皆さまどうかお元気でいらしてください。

ドーナツですか!? 違いますっ!(覚王山 名古屋店より)

2020.11.20


そう、違います。

こちらの御品は唐物 数珠入れです。

それに大きさからしてドーナツというよりは

バームクーヘンですね。

洋菓子店のガラスケースで見るような、

そう、そんなサイズ感なのです。

 

唐物といえば、中国伝来の貴重な美術品。
将軍や有力武家、大寺院など、
ごく限られた権力者や富裕層のものでした。
茶道でも格式高いお道具として大切に扱われています。

身近なスウィーツなどに例えては申し訳ないのですが、

この普段見かけることのない円形の趣きある姿に
つい興が乗ってしまいました。
これならば数珠玉を傷めることなく保管できますね。

 

格式高い~といえば料亭も思い浮かんできました!
先日、名古屋店スタッフIが「河文」に行ってきたとのことで、
そちらは名古屋城と共に400年の歴史がありますね。
他にも「か茂免」「香楽」「蔦茂」「八勝館」「松楓閣」...
名古屋に これだけの料亭文化が栄えた源流は
徳川宗春が芸事を奨励したおかげと言われています。

素晴らしい美術品も数多く所有されており、
いつかは訪れてみたいスタッフTです。

七つの珠玉(覚王山 名古屋店より)

2020.11.19

 

皆さま、こんにちは。名古屋店スタッフ I です。

本日は、翡翠色が綺麗な七宝焼と過ごしております。

 

七宝焼の歴史は実に古く、様々な時代と国境を越えて変遷を遂げてきました。

金・銀・銅などの金属に美しいガラス質の釉薬を用い高温で焼く工芸品は、いつの時代も人々を魅了してきたことでしょう。

 

ここ愛知の工芸家・藤井達吉は、七宝焼ブームの実質的な先駆者として評価されています。

(そういえば10年ほど前に、碧南市にあります藤井達吉現代美術館へ行ったなぁと…)

藤井氏は名古屋の七宝店へ入社後、アメリカでの万博博覧会に七宝作品を出品。

そこからあらゆる工芸分野で斬新な作風の工芸品を生み出していったそうです。

 

元をたどれば、中近東からシルクロードを経て日本へもたらされたと考えられている七宝。

日本最古の発見とされている七宝焼は古墳時代末期と推定されております。

そんな長い歴史をもつ銘品たちも、ここ名古屋でも縁が深いとなると親近感が湧く気がします。

 

そして名古屋繋がりとこじつけて、食欲の秋がまだまだ収まらないスタッフ I は、先週 ”THE KAWABUN NAGOYA” で満たされてきました。

今回はイタリアンのプレミアムランチへ。

尾張徳川家御用達として名を馳せた名門店ならでは…

しっかりと五感で楽しませていただき、活力もらえました 笑。

(だんだんと年末に近づき、今年一年の自分ご褒美という名目が増えてきている⁈)

 

 

自由な行動がまた少し制限されるかもしれない不安定な今の世相…

様々な困難をもくぐり抜けてきたであろう、ここ風光舎の品々たちにパワーをもらいながら、限らた範囲でも日々を楽しむこころを持っていたいと思います。

皆さまもどうかご自分のご健康は第一!そして穏やかで満たされた毎日を過ごされますよう…

 

 

 

 

 

 

 

風が光る音が似合う空間に(覚王山 名古屋店)

2020.11.18

スタッフYです。

ここ風光舎名古屋店にて、先日から、

WI-FIスピーカーで音楽を流しています。

さて、どんな音がこの空間に似合うのでしょうか。

 

様々な旅をしてきた古美術たちや、この子たちの次の旅を託されたお客様や

これからこの子たちと旅をご一緒にするお客様や

そして、その橋渡しをするここのスタッフの集う場所として、どんな音がよいかと

いろいろ巡らせてみました。

が、深く考えるまでもありませんでした笑。

 

『風光舎』

答えはすぐそばにありました。風が光るような音がいいなと。

 

本日のスタッフYのセレクトは、ラヴェルの『ソナチネ』。

ソナチネとは小規模な構成形式の曲といったところでしょうか。

難しいことは分かりませんが、どこか懐かしいようなせつないようなピアノの音の粒が

キラキラと流れて、空間を眩く包み込んでくれます。個人的に大好きです。

 

機会がありましたら、ラヴェルに包まれた古美術に会いに来てみてください。

 

 

 

 

 

小さな虫の知らせでしょうか…(覚王山 名古屋店より)

2020.11.17

 

皆さま、こんにちは。名古屋店スタッフ I です。

ここ数日のお昼間の暖かさは本当にありがたいですね。

 

本日は、安藤七宝の花瓶をご紹介いたします。

今の季節にぴったりと合う落ち着いた色合いが素敵です。

まず目を引くのが ”四聖獣”

四神ともいい、中国の神話・天の四方の方角を司る霊獣であります。

何だか家を守ってくれそうで、縁起も良さそうなお品ですね。

 

ここで話しがちょっと変わりまして、今朝 自宅の置時計が止まっておりました。

この時計は20年程前に、私の母が東京土産に買ってきてくれたものです。

なんと偶然… 安藤七宝店にて購入のもの。

(女性は銀座が大好きですね 笑)

今思えば、名古屋の我が家に逆輸入でしょうか ^^

 

そして当店・風光舎 名古屋店にこちらの花瓶がやってきていたのです!

たまには(←失礼ですね笑)安藤七宝店も覗いてよ!

そんなお知らせでしょうかね…(^^♪

こういう繋がりは個人的には大好きで、大切にしたいなと思います。

 

名古屋の本店さんに隣接する『七寶藏部』さんには、安藤七宝店代々の貴重な七宝が展示されているとのことです。

暖かな日差しに誘われて、心も身体も満たされに行きたいですね。

一期一会、なにか素敵な出会いがあればまた報告させていただきます♪

 

 

 

 

 

遥か古(いにしえ)のタイの国から~ (覚王山 名古屋店より)

2020.11.16

 
こちらのお香合は
宋胡録(すんころく)、寸古録とも書きます。
手のひらに乗せると小振りな形が納まりよく、
滋味に満ちた風合いです。

名称は《タイの窯場の名 スワンカロークから》
タイ国で14世紀以降焼かれた陶器だそうで、その地での窯業は400年近く続いたそうです。
日本にも桃山時代から江戸初期にかけて舶載され、茶人に香合として珍重されました。

茶道のお稽古で、初めて宋胡録の香合を拝見したときには、
くすんだ灰色がかった肌に、素朴な鉄絵の線描という
なんともエスニックな香りのする風情に心をくすぐられました!

炉の季節(11月~)になると 陶器の香合が使われ、
器の底に練香が付かぬよう椿の葉などを敷いてのせます。
この季節、緑が貴重なものに思える日本ですが、
かの国では生い茂る樹木に太陽が降りそそぎ、
人々は「そんなことなんでもないさ~マイペンライ(気にするな)!」
なんて言いながら暮らしているんでしょうか...

浜菊の花が咲きました。
Staff T

『相棒』備前焼いつもありがとう(覚王山名古屋店より)

2020.11.15

 

こんにちは。名古屋店スタッフYです。

本日は、備前焼のお話を少し。

本日のご紹介は、金重道明作 伊部徳利です。

この、あたたかな肌感をお伝えするべく、本日はアップの画像にしてみました。

注がれた日本酒さえも、ほんのりまろやかになるような印象を受けますね。

手に取ってみたくなる肌感が少しでも伝わるといいなぁ..

 

実はスタッフYも、備前焼愛好家です。

さほど何も考えず備前焼の器をよく使ってるのですが、

どれに盛りつけようか迷うときに必ず無意識に手に取ってしまう器です。

そういえば、洋服でも靴でもなんでも、無意識に手に取る相棒みたいな

アイテムって、ありませんか?

その、器版ともいいましょうか。和食のみならず、

洋食、中華やオードブル、そして先日はホールケーキがのっていました笑。

いつでも何でも来いと待ってくれてるところに、懐の深さを感じます。

 

そういうアイテムのことを、なんて呼べばいいのだろうか、

いつも悩んでいますが…

そうだ、『相棒』にしよう。『相棒』いつもありがとう。

皆さまコート、着ていますか?(覚王山名古屋店より)

2020.11.14

 

こんにちは。風光舎名古屋です。今年も早いものでもう十一月ですね。私は信じられません!!

この時期、コートはもう着ても良いのだろうか、マフラーはいつからなのか、など季節感がうまく掴めず、いつもドキドキしてしまいます…

 

今日みなさまに紹介したいのは、この梅花香炉です。私は春が大好きなので、春の訪れを告げてくれる梅の花も大好きです。寒い冬の日にあって、この香炉のかわいいお花より、これから訪れる春へ思いを寄せるのもたのしいですね。

 

香と言えば、私は聞香を体験したことがあるんですよ。香木の香りを聞くのは、とても楽しい時間でした。香木の香りに包まれたあの時間は、忘れられません!

木彫人物像(清朝末期)と対面してみました(覚王山名古屋店より)

2020.11.13

 

こんにちは。スタッフYです。

細かい細工や作品などをみると、昔からテンションが上がります。

名古屋店に清朝末期の高さ27㎝の小さな木彫人物像がいらっしゃるのですが、

残念ながらお名前は存じ上げません。

しかし、お座りになってらっしゃる玉座?らしき豪華な椅子、身にまっといる物、

端正な鋭いお顔といい、

高貴なお方ではないかと見受けられます。

細かいもの好きのテンションがあがり、しばらく眼前5㎝の鑑賞タイムが始まりました。

この小ささにもかかわらず、お顔の表情がよくでており、

ベルトのような装飾(多分、身分の高い方がするであろう装飾でしょう)部分に

獅子のような鋭い細工も。

そして、殊の外お召し物の刺繍らしきもののミリ単位の細工よ!

(画像、文面で伝わらないのが、たいへんもどかしいです)

 

今からタイムマシンに乗って、まさに彫っている現場へ行き

あーだこーだと、リポートしてきまーす。

 

と、言える日が 私の生きてる間には無理でしょうか。

 

 

 

 

 

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