2月, 2024 - 風光舎 | 愛知・名古屋での骨董古美術買取 三重 岐阜 - Page 3

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FROMKYOTOOSAKA

自分の中の春の風物詩がよみがえってきました。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.02.15

みなさまこんにちは、スタッフYでございます。

 

ここ名古屋、2月にしては少し不気味な暖かさでして。戸惑っている方もおいでではないでしょうか。今朝も通勤の車から皆さま何を着ているのか見ておりましたが、ダウンコートやウールのコートなど着ている方はいませんでした。困りましたね。春の「何着ていいか問題」が、頭をよぎりました。これも自分の中の春の風物詩であります。

 

 

 

 

ところで先日、雛飾りのお殿様の烏帽子の羽みたいなことろの付け根の部分がとれてしまい…と、いうつぶやきをいたしまして、「あの羽の部分は何というのか教えてください。」というつぶやきにご親切にもお返事をいただきました。

 

正式にはあの羽の分は「纓」(えい)というとのことでした。

この漢字も初めて知りました。「櫻」という字に似ておりますがちょっと違います。結構長く生きておりますが、知らない言葉はまだまだあるようでして、「へぇーーっ」と、いう顔をした人も私の他にもいらっしゃるかもしれませんね。

 

その「纓」(えい)ですが、少し調べてみましたが、冠の付属具で背後の中央に垂らす部分のことをいいます。

 

古くは、髻 (もとどり) を入れて巾子 (こじ) の根を引き締めたひもの余りを後ろに垂らしたとのことですが、後には幅広く長い形に作って巾子の背面の纓壺 (えつぼ) に差し込んでつけたようでいして、我が家のお殿様もこの造りのようでした。時代により形状が異なり、垂纓 (すいえい) ・巻纓 (けんえい) ・立纓 (りゅうえい) ・細纓 (さいえい) ・縄纓 (なわえい) などの区別があり、今回の大河ドラマも殿方がこのような装束で登場いたしますので楽しみにチェックしてみたいと思っております。

 

それにしても、こうやって無知なことを恐れず助けを求めておりますと親切な方がいらっしゃることにも気付きます。教えてくださり誠にありがとうございました。

 

そんな春の追っかけの最中で、先日の梅ではないですが花を愛でていますとどこかしら団子(菓子)も気になってくるのも自分の中の春の風物詩でして…。ご近所の和菓子店を覗いてみました。

思った通り和菓子も春らしい色鮮やかなものがケースの中に並んでおり、お雛様のひしもちをイメージしたような和菓子をついつい購入。

 

 

 

 

 

よって、本日のおやつは和菓子となりましたので、花より団子(菓子)、一足お先に失礼いたします。

 

それではごきげんよう。

 

 

Hello everyone, this is Staff Y.

It’s been a little bit eerily warm for February here in Nagoya. Some of you may be a bit puzzled. This morning, I was looking at what everyone was wearing from my car on my way to work, and I didn’t see anyone wearing down coats or wool coats. I was puzzled. The spring “what to wear problem” came to mind. This is another spring tradition in my mind.

By the way, the other day, I tweeted that the base of the feather-like part of the hat of the lord of Hina decorations had fallen off… Please tell me what that feather-like part is called. Please tell me what that feather part is called.
Officially, I was told that the part of the feather is called “ei” (纓).

I had never heard of this kanji before. It looks like the character for “cherry blossom,” but it is a little different. I have been alive for quite a long time, but it seems that there are still many words that I do not know.

I looked up the word “ei,” and found that it is an accessory of the crown that hangs down in the center behind the crown.
In the old days, the tail was made by putting a knot in the hair and tightening the root of the coiled hair, and hanging the remainder of the string from the back of the coiled hair. The shape of the tail varies depending on the period, and there are different types of tail such as a hanging tail, a rolled tail, a standing tail, a thin tail, and a rope tail.

I am looking forward to checking them out. Thank you very much for teaching me.
In my pursuit of spring, I also find myself interested in dumplings (sweets) when I admire flowers, not the plum blossoms I saw the other day, so I took a look at a nearby Japanese sweets store.

As I expected, there were brightly colored spring-like wagashi lined up in the case, and I couldn’t resist buying some. I guess these wagashi are inspired by hishimochi (rice cakes) for hina dolls.

Therefore, today’s snack was a wagashi. Please excuse the dango (confectionery) before the flowers.

Have a good day.

言葉で表すことの大切さを感じます(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.02.14

皆さまこんにちは。スタッフHでございます。

さて本日バレンタインデーは長い歴史の中で色々と形を変えながら、世界中で感謝や愛情を伝え合う日となっています。男性から女性へ、女性から男性へ、家族同士で、日頃お世話になっている方へと国によって想いを伝える人や方法は様々なようです。

 

 

 

 

日本ではチョコレートが主役となっていますが、花やメッセージカードを送り合う国も多いと聞きます。欧米では特別なプレゼントはなくてもカードだけで贈り物になることもあるのだとか。海外の映画やドラマの中で、もらったカードを部屋中に飾っている光景をよく目にします。逆にプレゼントだけでカードが添えられていないのは違和感を感じるそうです。それだけ言葉で気持ちを表すということを大切にしているのですね。

 

イギリスでは中世後期にメッセージカードを意中の相手に送ることが上流階級の間で広まったといわれています。19世紀には郵便制度が整備され庶民の間にも広まるようになり、クリスマスカードやバースデーカードなどと共にバレンタインカードも大量に製造、販売されるようになりました。この時期からヨーロッパの他の地域やアメリカなどにもカード文化が広がっていったといわれています。

 

手紙ほどかしこまらず、ちょっとした一言を添えるだけで気持ちを伝え合うことができるメッセージカード。相手のことを思ってカードを選び、自筆でメッセージを書くこと自体がプレゼントとなり、人間関係を豊かに円滑にしてくれるのかもしれません。

 

日本では昔から「以心伝心」、「言葉にせずとも分かりますよね」という文化があります。その距離感が私も心地よいのですが、もっと言葉で表してもいいのかもと思った出来事がありました。

スーパーマーケットでの買い物中、買い物カゴが陳列商品にぶつかり、一瞬ドキっとして声を上げてしまいました。ぎりぎりのところで商品の山は崩れず、ほっと胸をなで下ろしていると、そばにいた若い女性が「セーフでしたね!」とニコッと微笑んで去って行かれました。あまりの自然な声掛けに心が温かくなりました。

そのすぐ後、商品を選ぶのに夢中で通行の邪魔になっていたようで、後ろからの「失礼します」という声に慌てて「あっ、すみません」と謝ると、「いえ、こちらこそ」と爽やかな返事がありました。(私の日頃の不注意さが露呈しておりますが…)本当に爽やかなお声でした。

何ということはないやり取りですが、その口調や言葉になぜか気持ちが前向きになりました。会釈だけで済ませてしまいがちなところですが、私もきちんと言葉にする習慣や技量を身につけたいと思った出来事でした。

 

身近な人ほどあえて口に出して伝えるのが難しいこともあります。特別な日にメッセージカードの力を借りて伝えるのもいいかもしれませんね。

 

それでは、また次の機会に。

 

 

 

 

Hello everyone. This is Staff H.

Today is Valentine’s Day, a day for expressing gratitude and affection all over the world, with many different forms over the long history of Valentine’s Day. It is a day for men to send their love to women, for women to send their love to men, for family members to send their love to each other, and for those who are indebted to them.

 

In Japan, chocolates play a leading role, but I hear that in many countries, flowers and message cards are sent to each other. In Europe and the United States, a card alone can be a gift without a special present. In foreign movies and TV dramas, you often see the cards received are displayed all over the room. On the other hand, they feel uncomfortable with just a gift and no accompanying card. That is how much they value expressing their feelings with words.

 

In England, it is said that sending a message card to a loved one became popular among the upper classes in the late Middle Ages, and in the 19th century, with the development of the postal system, Valentine’s Day cards became popular among the general public as well as Christmas cards and birthday cards, and were mass produced and sold in large quantities. Valentine’s Day cards were also produced and sold in large quantities along with Christmas cards and birthday cards. It is said that card culture spread to other parts of Europe and the United States during this period.

Message cards are not as formal as letters, and can be used to convey feelings with just a few words. The act of choosing a card with the recipient in mind and writing a message in one’s own handwriting is a gift in itself, and may enrich and facilitate human relationships.

 

In Japan, there has long been a culture of “isshin-denshin,” or “you understand without words. This sense of distance is comfortable for me, but there was an incident that made me think that it might be better expressed in words.

While shopping at a supermarket, my shopping cart bumped into a product on display, and for a moment I was so nervous that I raised my voice. I was relieved to see that the pile of goods did not collapse just in time, when a young woman standing beside me said, “You were safe! A young woman smiled at me and walked away. It was so natural that it warmed my heart.

Shortly after that, she seemed to be so engrossed in selecting an item that she was in the way of traffic, and when she heard a voice behind her saying, “Excuse me,” I hurriedly apologized, to which she briskly replied, “No, it’s my pleasure. (My daily inattentiveness is revealed…) It was truly a refreshing voice.

It was an ordinary exchange, but for some reason, his tone and words made me feel positive. It was an incident that made me want to acquire the habit and skill of using words properly, which is something I tend to do only by exchanging pleasantries.

 

Sometimes it is more difficult to express oneself verbally than to those closest to one’s heart. It might be a good idea to convey them on special occasions with the help of a message card.

 

 

See you next time.

 

 

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ご実家の整理やお片付けなどをされている方のご相談などが多くございます。

お片付けなどくれぐれもご無理のないようになさってくださいませ。

風光舎では古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

また風光舎は、出張買取も強化しております。ご近所はもちろん、愛知県内、岐阜県、三重県その他の県へも出張いたします。

まずは、お電話お待ちしております。

 

 

愛知県名古屋市千種区姫池通

骨董 買取【古美術 風光舎 名古屋店】

TEL052(734)8444

10:00-18:00 OPEN

 

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大阪府堺市のお客様より買受いたしました。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.02.14

 

 

大阪府堺市のお客様より茶壷、花瓶、ブロンズの馬など買受いたしました。

長年大切にされておりました御品をお譲りくださり、誠にありがとうございました。

また何かございましたら、古美術風光舎へご相談くださいませ。

 

ただいま古美術風光舎では、出張による買取も強化しております。

ご自宅に眠っているお品がございましたら、ぜひご相談ください。

 

 

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お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

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三重県のお客様より再度買受いたしました。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.02.13

 

 

三重県のお客様より李朝家具、茶道具など多数買受いたしました。

再度ご依頼のお客様でございます。長年大切にされておりました御品をお譲りくださり、誠にありがとうございました。

また何かございましたら、古美術風光舎へご相談くださいませ。

 

ただいま古美術風光舎では、ご家庭にございます骨董古美術品の買取を強化しております。ご自宅に眠っているお品がございましたら、ぜひご相談ください。

 

 

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お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

また風光舎は、出張買取も強化しております。ご近所はもちろん、愛知県内、岐阜県、三重県その他の県へも出張いたします。

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いつの間にか春の準備がすすんでおりましたね。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.02.13

みなさまこんにちは、スタッフYでございます。

 

 

 

 

 

 

 

先日、我が家でもお雛様を出しました。ところが、お殿様の烏帽子の羽というのでしょうか(名称は何というのか分からないのでご存じの方教えてください。)そこの付け根の部分がポロっととれていまいまして、急遽自分で修復いたしました。まあ何十年も飾っておりますと、いろいろ経年劣化によるほころびがでてくるのは致し方ないですが。

 

 

 

 

そうえば、先日のHNK大河ドラマの「光る君へ」の一場面において。

破天荒な花山天皇が少々取乱して、叔父さんの烏帽子を剥ぎ取るシーンがありました。

当時の出家していない成人男子は人前では常に烏帽子を被っているのですが、この烏帽子を脱がすという行為はそもそも現代であれば衆人環視の中でズボンを脱がすくらい辱めを受ける行為に相当するそうですね。

 

我が家のお殿様も、先日は烏帽子の修復にのため、一晩烏帽子を脱がされ辱めを受けた状態でありました…。致し方なかったとはいえ、どうしても大河ドラマのシーンを思い出していまい、思わず「まことにすみません。一晩お待ちください。」とお伝えせずにはいられませんでしたね笑。

 

こんなふうに寒いながらも2月にはいると、なにやら春へむかって準備がはじまっておりまして。

 

そんな春の準備がもう一つ。

 

各所で梅がほころび始めております。寒さに気をとられて気が付かなかったのですが、そんな寒さのなかでも忘れずに花は開花の準備をしていたようですね。本日は青空も澄み渡って、絶好の梅日和でありましたので思わず写真を撮りたくなりました。(古屋市天白区塩竃神社にて。)

 

梅を筆頭に春の開花シーズンが始まりますが、自分の中の「わくわくしながら待ち遠しく春の花を待つ遺伝子」が今年もそろそろうずうずしてきました。

早くも待ち遠しいです。

 

それではごきげんよう。

 

 

 

 

Hello everyone, this is Staff Y.

 

The other day, we put out our “ohinasama” dolls. However, the base of the feather of the hat of the Uchiura doll (I don’t know what it is called, so please let me know if you know the name) fell off. I don’t know what it’s called, so please let me know if you know. Well, it is inevitable that there will be various frayed parts due to age-related deterioration after being on display for several decades.

 

In a scene from the HNK drama “Hikaru Kimi he” the other day, the Emperor Hanasan, who is a daredevil, is seen in the scene.

There was a scene in the HNK drama “Hikaru Kimi he” in which the wild Emperor Hanayama was a bit disorganized and ripped off his uncle’s raven hat.

In those days, non-ordained adult men always wore a crow’s cap in public, and I heard that the act of removing a crow’s cap was equivalent to the humiliation of removing one’s pants in public in the modern age.

The other day, our Ouchiura-sama was also humiliated by having to take off her raven cap for a night to repair it…. Although it was unavoidable, I couldn’t help but remember the scene from the historical drama and couldn’t help but say, “I am so sorry…please wait one night.” I couldn’t help but say, “I’m so sorry…please wait one night.

 

Despite the cold weather, February is the beginning of preparations for spring. One more such preparation for spring.

 

Plum blossoms are starting to fade in many places. I was so preoccupied with the cold weather that I did not notice it, but it seems that even in such cold weather, the flowers were preparing to bloom without forgetting. Today was a perfect day for plum blossoms with clear blue skies, so I couldn’t help but take some pictures. (At Shiogama Shrine in Tenpaku Ward, Furuya City)

 

The spring blooming season is about to begin with plum blossoms at the top of the list, and the “gene in me that waits excitedly and eagerly for spring flowers” is itching to get started this year as well. I can’t wait to see them.

 

Have a good day.

 

 

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春に向けてご実家の整理やお片付けなどをされている方のご相談などが多くございます。

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愛知県名古屋市千種区姫池通

骨董 買取【古美術 風光舎 名古屋店】

TEL052(734)8444

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鑑定会を行います。今月は2月18日(日)10:00~となります。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.02.11

古美術風光舎では、鑑定会を行っております。

今月は、2月18日(日)10:00~となります。

 

 

事前のご連絡はご不要ですので、お気軽にお立ち寄りください。

ご自宅やご実家で「どのくらい価値のあるものなのだろう」と疑問に思うお品などがあれば、査定だけでも構いませんのでお持ちください。大きなお品など持ち込みが難しいお品は写真でも査定させていただきます。

ご来店を心よりお待ちしております。

 

 

At Fukosha Antiques,

We have a monthly appraisal session .

This month, it will be held on February 18 (Sun.) from 10:00.

 

No prior notice is required, so please feel free to stop by.

If you have any items at home or at your parents’ house that you wonder how much they are worth, please feel free to bring them in for appraisal. If you have large items that are difficult to bring in, we will be happy to assess them by photo.

We look forward to seeing you at our store.

 

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建国記念”の”日です(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.02.11

皆さまこんにちは。スタッフTでございます。

 

 

本日は「建国記念の日」。祝日が日曜日にあたり、月曜が振替休日になりましたので、今年は3連休となりました。お天気も良く絶好のお出かけ日和。皆さま何をしてお過ごしでしょうか。

今朝、「建国記念日」かと思ってカレンダーを見たところ、「建国記念の日」となっていることに今さらながら気づきました。恥ずかしながら、本当に今さらなのですが、「の」っていつからついてたの?というくらいには長らく気にも留めていませんでした。

 

「建国記念の日」は、ご存じの通り、日本で祝日となる日です。毎年2月11日が「建国記念の日」と定められていて、この日づけが毎年変わることはなく、2月11日が「建国記念の日」にあたります。

「建国記念の日」は「建国をしのび、国を愛する心を養う。」と記述され、日付については「政令で定める日」とされています。

普段の会話で、「明日は建国記念日でお休みだよね」などと、私のように「の」を入れずに使っている方も多いかもしれません。

2月11日が「建国記念の日」と定められたのは、昭和41年(1966年)のことです。なぜ2月11日かというと、日本の初代天皇である神武天皇(じんむてんのう)が即位した日がもとになっています。

 

もともとは、日本の初代天皇である神武天皇が即位された紀元前660年2月11日を 「紀元節(きげんせつ)」として、明治5年(1873年)から昭和23年(1948年)まで祭日 にしてお祝いしていましたが、戦後、GHQ(連合軍総司令部)が皇室と神道の関係が深いなどの理由から、祭日を廃止しました。
しかしその後、国民の間で紀元節復活を望む声が多く、「紀元節」から「建国記念の日」と名前を変え、昭和41年(1966年) に国民の祝日として認められ、翌年から適用されました。

 

では、どうして「建国記念日」ではなく「建国を記念する日」なのかということが気になります。

どうやら「記念日」とは、歴史的事実として日付が確定している日を記念するという意味で、「記念の日」とは、日付が確定していないけれどそのことを記念する日という意味となり、意味合いが違ってくるようです。
建国の定義は国によってさまざまですが、多くの国は「この日に建国された」と、日付が歴史的事実として確定しています。
例えば、アメリカの建国記念日は「独立記念日」とされ、1776年の大陸会議でアメリカ 独立宣言に署名がされた日。他にも、1991年8月24日にソビエト連邦が崩壊し、 独立を宣言したウクライナや、1957年3月6日にイギリスから独立したガーナなど、建国 記念日を「独立記念日」としている国は世界に多く存在します。

 

しかし、日本の場合はその日付が明確ではありません。神武天皇が即位された日とされ、日本書紀にもそのことは記されているのですが、神武天皇は日本神話の人物であり、実在しなかったと考えている人もいるため、紀元節 を復活させようとした話し合いの際に、神武天皇が即位された日を祝日にすべきかと いう議論が生まれたそうです。
日本は、大変歴史が古い国で、皇室は世界で最も歴史が長い王家として、ギネスブックにも記録されている一方、いつ日本が建国されたかわかる明確な資料はまだ見つかっていません。そのため、「建国記念日」ではなく、日本が建国されたことを祝う日として、「建国記念の日」という名前になったのです。

「建国記念の日」に「の」が入っているのにはこのような理由があったからなのですね。

 

余談ですが、日本神話において、神武天皇を大和の橿原(かしはら)まで案内したとされる「八咫烏(やたがらす)」は、導きの神として信仰されており、 また、太陽の化身ともされていますが、サッカーの日本代表のエンブレムの意匠として用いられています。

建国記念の日、こんな雑談が子どもたちが日本の歴史を知るきっかけや、神話に興味を持つきっかけになる日かもしれませんね。

ではでは、また。

 

 

Hello everyone. This is Staff T.

 

Today is the National Foundation Day. Since the national holiday fell on Sunday and Monday was a substitute holiday, we had a three-day weekend this year. The weather is beautiful and it is a perfect day to go out. What will you be doing on this day?

This morning, I looked at the calendar thinking it was “National Foundation Day,” only to realize after all this time that it is “National Foundation Day. I am embarrassed to say that it is really too late, but when did the “no” come on the calendar? I had not paid attention to it for a long time.

 

As you know, Kekkoku Kinen no Hi (National Foundation Day) is a national holiday in Japan. Every year, February 11 is designated as “Kokoku Kinen no Hi” (National Foundation Day), and this date does not change every year.

The date is described as “National Foundation Day” to “commemorate the founding of our nation and to nurture love for our country. and the date is “a day determined by government ordinance.

In everyday conversation, many of you may use phrases such as “Tomorrow is a National Day off because of the National Foundation Day,” without adding “of” as I do.

February 11 was designated as “National Foundation Day” in 1966 (Showa 41). The reason for February 11 is based on the date of the accession to the throne of Japan’s first emperor, Emperor Jinmu (神武天皇).

 

Originally, February 11, 660 B.C., when Japan’s first emperor, Emperor Jinmu, ascended to the throne, was celebrated as “Kigen-Setsu,” a national holiday from 1873 to 1948, but after the war, GHQ (General Headquarters of the Allied Forces) abolished the holiday because of the close relationship between the Imperial Family and Shintoism. After the war, however, the GHQ (General Headquarters of the Allied Forces) abolished the holiday due to the close relationship between the Imperial Family and Shinto.
Later, however, there were many requests from the public to revive Kikugensetsu, so the name was changed from “Kikugensetsu” to “Kokoku Kinen no Hi” (National Foundation Day), which was recognized as a national holiday in 1966, and became effective the following year.

 

Then, we are wondering why it is called “Day to Commemorate the Founding of the Nation” instead of “National Foundation Day.

Apparently, the meaning of “anniversary” is different, as it means to commemorate a day with a fixed date as a historical fact, while “day of commemoration” means a day with no fixed date but to commemorate that fact.
The definition of the founding of a country varies from country to country, but in many countries, the date is fixed as a historical fact: “The country was founded on this day.
For example, the National Day of the United States is “Independence Day,” the day the Declaration of Independence was signed at the Continental Congress in 1776. There are also many other countries around the world that celebrate their national day as “Independence Day,” such as Ukraine, which declared its independence after the collapse of the Soviet Union on August 24, 1991, and Ghana, which gained independence from the United Kingdom on March 6, 1957.

 

In the case of Japan, however, the date is not clear. It is said to be the day Emperor Jinmu ascended to the throne, and this is mentioned in the Chronicles of Japan, but some people believe that Emperor Jinmu was a figure of Japanese mythology and did not exist, so during discussions to revive Kigenbetsu, a debate arose as to whether the day of Emperor Jinmu’s ascension should be a national holiday.
While Japan is a very old country and the Imperial Family is recorded in the Guinness Book of Records as the oldest royal family in the world, no definite documents have yet been found that tell us when Japan was founded. Therefore, the name “Kengoku Kinen no Hi” (National Foundation Day) was chosen as a day to celebrate the founding of Japan, rather than “Kengoku Kinen Day.

This is the reason why “Kengoku Kinen no Hi” has the “no” in it.

As an aside, in Japanese mythology, Yatagarasu, who is said to have guided Emperor Jinmu to Kashihara in Yamato, is believed to be the god of guidance and also the incarnation of the sun, and is used as the emblem design of the Japanese national soccer team.

On National Day, this kind of chat may be a good opportunity for children to learn about Japanese history and to become interested in mythology.

See you soon.

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ご実家の整理やお片付けなどをされている方のご相談などが多くございます。

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風光舎では古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

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愛知県名古屋市千種区姫池通

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お抹茶と器との相性とは(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.02.10

皆さまこんにちは。スタッフHでございます。

最近、毎日大量に水を飲んでいるという友人の話を聞いて、私は全く足りていないなと実感しました。あまり水分をとらなくても平気な方で、放っておくと何時間も飲まなかったりします。ただ寒い時は喉に温かい飲み物を通すと精神的にリラックスするので(個人的見解です)、夏よりも水筒のお茶の減りが早いです。日替わりで色々な温かいお茶を楽しんでいます。

さて、日本の伝統的なお茶といえばお抹茶ですが、今や世界中で愛される味となりました。抹茶は「Maccha」ではなく、「Matcha」と表記されるそうで、その方が「ちゃ」の発音に間違いがないからだそうです。

店内には抹茶の色が映えそうな赤楽茶碗がございます。名古屋市八事窯の中村道年氏の作品です。

 

 

 

 

名古屋は抹茶を楽しむ習慣が浸透した土地柄であることから瀬戸や常滑をはじめ、名古屋城内の御庭焼きなど様々な茶道具が制作されました。

中でも楽焼は名古屋独自の個性がみられ、江戸時代後期の萩山焼や宗玄焼、豊楽焼などの流れが名古屋市にある八事窯の中村道年へと引き継がれて今日に至っているとのことです。

初代中村道年は京都に生まれ、幼少より陶器作りを志し1923年に名古屋・八事に築窯しました。染付、赤絵、御本、刷毛目、伊賀、楽焼と幅広く制作し、戦後は楽焼を専門とし現在は5代目が引き継いでいらっしゃいます。

 

恥ずかしながら、楽焼=京都の抹茶茶碗、くらいの知識しかありませんでしたが、調べてみるとまさに茶の湯専用の茶碗として生まれたことを再認識しました。

茶道は鎌倉時代に禅宗と共に中国から入っていましたが、当時は中国の唐物と呼ばれる天目や青磁の茶碗が使われていました。次第に朝鮮半島で焼かれた高麗茶碗も使われるようになりますが、茶の湯専用の茶碗ではありませんでした。

そこで千利休が瓦職人であった長次郎に自分の求める茶道を表現する茶碗として作らせたのが楽茶碗の始まりと言われています。

唐物や高麗茶碗は熱伝導率が高く手で持つには熱すぎるため帛紗(ふくさ)をあてて飲みますが、楽茶碗はそのまま持って飲める茶碗でもありました。そういえば素手で持って飲めることを当たり前だと思っておりました。

また1000度以下の温度で短時間焼成し水につけて急冷するため、焼締まりが少なく、吸水性のある茶碗となっています。滑らかな「濃茶」を点てるにはこの吸水性が必要だそうです。千利休の時代には「茶」といえば「濃茶」を指し、薄茶の時のみ「薄茶」と記述されているそうです。楽茶碗は侘茶の精神を表すだけでなく、機能的でもあったのですね。

 

制作方法はろくろを使わず、土をこねて円盤状の粘土を手のひらで少しずつ立ち上げて茶碗の形にする「手びねり」「手捏ね(てづくね)」と呼ばれる技法で作られます。手のひらで包んで飲む茶碗ですから手の痕が残る温かみのあるこの技法は理にかなっているように思えます。その後へらで内部はお茶が綺麗に立つよう、口は口当たりがいいように削られます。まさに茶の湯のための茶碗です。

楽焼のルーツと言われる中国河南地方、明時代の三彩釉と焼成や釉技術などは基本的に同じですが、楽焼ではそのカラフルな色釉技法を使って黒と赤のみを表現しました。当初は「今焼」と呼ばれ、漆黒の茶碗と濃い緑の抹茶とのコントラストは当時の人々には新鮮に映ったことでしょう。豊臣秀吉は赤楽茶碗の方を好んだとか。楽焼の由来は秀吉が建てた邸宅「聚楽第」の近くでとれた土を使ったため「聚楽焼茶碗」と呼ばれ、その後「楽茶碗」となったようです。

 

常に新しい価値観や物を生み出した千利休のパワーには恐れ入ります。タイムスリップできるならぜひお会いしてみたいものです。

 

それでは、またの機会に。

 

 

 

Hello everyone. This is Staff H.

Recently, I heard a friend of mine say that she drinks a lot of water every day, which made me realize that I am not drinking enough at all. I am a person who is fine without drinking much water, and if left alone, I may not drink for hours. However, when it is cold, having a warm drink down my throat relaxes me mentally (in my opinion), so I run out of tea in my water bottle faster than in the summer. I enjoy a variety of hot teas on different days.

Now, the traditional Japanese tea is matcha (powdered green tea), and it has become a favorite taste all over the world. Matcha is written as “Matcha” instead of “Maccha”. It is said that this is because it is easier to pronounce “cha” correctly.

In the store, there is an akaraku tea bowl that looks like it would be a perfect matcha color. It is the work of Nakamura Dounen of Yagotogama in Nagoya City.

 

Since the custom of enjoying powdered green tea was widespread in Nagoya, various tea utensils were produced in Seto, Tokoname, and Oniwa-yaki in Nagoya Castle.

Raku ware, in particular, has a unique character unique to Nagoya, and the flow of Hagiyama ware, Sogen ware, and Houraku ware from the late Edo period has been passed down to Nakamura Michitoshi of the Yagoto Kiln in Nagoya City to this day.

Nakamura Dounen was born in Kyoto, aspired to make pottery from an early age, and established his own kiln in Yagoto, Nagoya in 1923. He produced a wide range of pottery including Sometsuke, Akae, Gohon, Hakeme, Iga, and Raku ware. After the war, he specialized in Raku ware, which is now taken over by the fifth generation.

I am ashamed to say that my knowledge of Raku ware was limited to the concept that Raku ware was a tea bowl for powdered green tea in Kyoto, but when I looked into it, I realized again that it was born as a tea bowl for the tea ceremony.

The tea ceremony was introduced from China along with Zen Buddhism in the Kamakura period (1185-1333), and at that time, tea bowls made of tenmoku or celadon porcelain, called Chinese karamono, were used. Gradually, Koryo tea bowls fired in the Korean peninsula also came into use, but they were not tea bowls exclusively for the tea ceremony.

It is said that Sen no Rikyu had Chojiro, a tile craftsman, make Raku tea bowls as tea bowls that expressed the tea ceremony that he wanted.

Karamono and Korai tea bowls are too hot to be held in the hand because of their high thermal conductivity, so they are held with a fukusa, but the Raku tea bowl was a tea bowl that could be held and drank as it was. Come to think of it, I had taken it for granted that I could hold it with my bare hands and drink from it.

In addition, because it is fired for a short time at a temperature of less than 1000 degrees Celsius and cooled rapidly by dipping it in water, it is a tea bowl with little firings and water absorbency. This water absorbency is said to be necessary for making smooth “thick tea”. In Sen no Rikyu’s time, the word “tea” referred to “koicha” (thick tea), and “usucha” was used only for thin tea. Raku tea bowls not only expressed the spirit of wabicha, but were also functional.

 

The production method does not use a potter’s wheel, but uses a technique called “tebineri” or “tezukune,” in which the clay is kneaded into a disk shape and raised gradually with the palm of the hand to form a tea bowl. This technique seems to make sense because the tea bowl is wrapped in the palm of the hand, leaving the warmth of the hand imprints. After that, a spatula is used to shave the inside of the bowl so that the tea will stand beautifully and the mouth will be smooth to the touch. This is truly a tea bowl for the tea ceremony.

Raku ware is said to have its roots in the Henan region of China, where the firing and glazing techniques are basically the same as those of the three-color glazes of the Ming dynasty, but Raku ware used its colorful colored glaze techniques to express only black and red. Initially called “Imayaki,” the contrast between the jet-black tea bowl and the dark green matcha must have appeared fresh to the people of the time. Toyotomi Hideyoshi preferred the red Raku tea bowl. The origin of Raku ware is said to be “Juraku ware tea bowl” because it was made from soil obtained near “Juraku-dai”, a mansion built by Hideyoshi, and later became “Raku tea bowl”.

 

I am amazed at the power of Sen no Rikyu, who always created new values and things. If I could go back in time, I would love to meet him.

 

See you next time.

 

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風光舎では古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

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先日アムールドショコラへ参戦してきました。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.02.09

みなさまこんにちは、スタッフYでございます。

 

 

 

 

バレンタインデーが近づきつつありますが、みなさまチョコの御準備はお済でしょうか?。

 

最近は周りの男性にプレゼントという意味合いは少々薄れ、ほとんど自分やみんなで楽しむために購入する状態になりつつあるの私であります。

ですが、あの人ごみに参戦できるかな…などと危惧しつつもなぜか行ってしまうジェイアール名古屋タカシマヤで開催されております「アムール・デュ・ショコラ」。実は先月末に早々と参戦して参りました。

 

今年は、「2024 アムール・デュ・ショコラ~ショコラ大好き!~」をテーマに、2024年1月18日(木)から2月14日(水)まで開催されております。もはや全国的にも有名な日本最大級のショコラの祭典となっておりますので、説明は不要かと思いますが、今回は過去最大規模のスケールとなり、初登場約20ブランドを含む国内外約150の人気ブランドやショコラティエ、計2,500種類以上のラインナップを揃えているとのことです。

 

ネット購入などもできるものもあるようですが、やはり一通りはチェックしてみたくてウロウロ…。事前チェックしていたものをは買うとして、その日のインスピレーション?でなんとなく購入するものや、パケ買いも好きではあります。

 

スタッフHではないですが、動物ものに癒されたりして、なぜかしら動物もののパケ買いを致しました。また、カカオの原産地別の板チョコの食べ比べが面白そうで数枚購入。少し食べ比べしてみましたが、これまた味が全然違って面白かったので、またちょっと買い足したくもなりました。

 

とにかく会期中はお目当てのチョコを求め毎年大混雑や長蛇の列でごった返す状態でして、平日でも朝一番は限定チョコに並ぶお客様がいたり、夕方は通勤通学帰り方で込み合います。よって狙い目は午後の2~4時くらいでしょうか。先日もそのくらいの時間帯に訪れたのですが、混雑回避の他にもう一つのいいことがあります。

 

それは有名ショコラティエにチョコのパッケージにサインを頂ける際に少し長くお話ができること。

 

混雑時の有名ショコラティエは売り場ブースのお立ち台なるものに立ち、パッケージにサインはいただけるのですが、なにせお立ち台上ですので殿上人のようであり、お話するような感じではありません。ですが先日は、あの有名ショコラティエの辻口博啓さんが普通にブース脇にいらっしゃり、サインをもらいながら少しお話することができました。

 

辻口さんは石川県七尾市出身。実は先日のTVにて、震災後すぐに七尾市の炊き出しに向かっている様子を拝見しておりました。お見舞いの言葉をお伝えし、現地の様子などをお聞きすると、「あの状況だと、インフラ設備の回復はかなり時間がかかると思うな…。」などとご自分の故郷ですので大変心配されているようでした。私も「なんらかの形で復興のお手伝いをしたいです…。」などと少しの間でしたが自然にお話ができ、飾らない素敵な方だなという印象を受けました。いつもでしたら、殿上人です…。

 

アムール・デュ・ショコラはこの期間に有名ショコラティエが全国から大集結いたしますので(私の場合はたまたまだったのですが)普段お会いできない有名ショコラティエとの交流も楽しめる祭典でもあります。ショコラティエとゆっくりお話しなどしてみたい方は個人的には1月中の平日午後が狙い目かと思っております。

 

そんなこんなでかなり予算オーバー(毎年のこと)にて買い物終了。これ以上おりますとお財布が危険と判断し、会場を後に致しました。

 

 

それではごきげんよう。

 

 

 

 

Hello everyone, this is Staff Y.

 

As Valentine’s Day is approaching, I wonder if everyone has prepared their chocolates.

Recently, I have been buying chocolates for myself and my friends to enjoy, rather than giving them to the men around me. However, I still go to the “Amour du Chocolat” held at JR Nagoya Takashimaya, even though I am not sure if I will be able to participate in the crowds. In fact, I participated in the Amour du Chocolat at the end of last month.

 

This year, under the theme of “2024 Amour du Chocolat – I love chocolates! ~is the theme of this year’s event, which will be held from January 18 (Thursday) to February 14 (Wednesday), 2024. This year’s event will be the largest-ever in scale, with a lineup of more than 2,500 types of chocolates from about 150 popular brands and chocolatiers from Japan and abroad, including about 20 brands making their first appearances. Some of the items can be purchased online.

 

Some of the items can be purchased online, but I wanted to check out the entire lineup. I was looking around to check out all of the items…. I also like to buy things by the packet.

I am not Staff H, but I am healed by animals, so I bought a packet of animals for some reason. Also, I bought a few pieces of chocolate bars that I thought would be interesting to compare by cacao origin. I also bought a few pieces to compare the taste of different chocolate bars by cacao origin, which were so different and interesting that I wanted to buy some more.

During the exhibition, there are always crowds and long lines of people waiting for the chocolates they are looking for. The best time to visit is from 2:00 to 4:00 in the afternoon. The other day I visited around that time, and besides avoiding the crowds, there is another good thing about this place.

 

Besides avoiding the crowds, there is another good thing about visiting during this time: you can talk with famous chocolatiers for a little longer when they sign their chocolate packages.

 

During busy times, famous chocolatiers stand on a stand at their booths and sign packages, but since they are on the stand, it is like talking to a lord, and not like talking to you. The other day, however, the famous chocolatier Hirohiro Tsujiguchi was standing by the booth, and I was able to talk with him for a few minutes while he signed autographs.

 

Mr. Tsujiguchi is from Nanao City, Ishikawa Prefecture. In fact, we had seen him on TV the other day, heading to a soup kitchen in Nanao City right after the earthquake. When we expressed our sympathy and asked him about the situation in the area, he replied, “Under the circumstances, I think it will take quite some time for the infrastructure to be restored…” I also expressed my wish to help in some way with the recovery efforts. I would like to help the recovery in some way…. I was able to talk with him naturally for a short time, and I got the impression that he is a wonderful person without any decorations. Normally, she would have been a lord….

 

Amour du Chocolat is a festival where famous chocolatiers gather from all over Japan during this period (in my case, it was just a coincidence), and it is a great opportunity to interact with famous chocolatiers that you would not normally meet. If you would like to have a relaxing chat with chocolatiers, I personally think that weekday afternoons in January are the best time to go.

 

So, I finished my shopping, and I ended up over my budget (as I do every year). I decided that my wallet was in danger if I stayed any longer, so I left the venue.

 

For those of you who are not in Aichi Prefecture, please take part in (or visit) this chocolate festival, Amour du Chocolat, at least once.

 

Have a good day.

動物の人形に癒されます(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.02.08

皆さまこんにちは。スタッフHでございます。

今日は過ごしやすい良い天気かと思いきや、通勤途中でかなりの突風にあおられ、思わずマフラーで顔を覆ってしまいました。今年は暖冬と言われておりますが油断大敵ですね。

この寒空の下でも、犬のお散歩をされている方をよくみかけます。種類にもよるのかもしれませんが、犬は本来「探求したい」という欲求をもっていて、散歩はこの欲求を満たすためにも必要なのだとか。私は今はペットを飼っていないので、お散歩している可愛い犬を見ると欲しくなってしまいますが、責任の重さにいつも後退りしてしまいます。

さて、私のペットではないのですが、いつもなんとも言えない表情で癒してくれる可愛い猫と犬の人形が店内にございます。どちらも雰囲気が似ていますが、持ってみると重さが違い、作られている地域も違うようです。

 

 

 

 

 

犬の人形は岩手県花巻市の花巻土人形で、宮城県仙台市の堤人形、山形県米沢市の相良(さがら)人形と並び「東北三大土人形」として知られています。花巻土人形は江戸時代中期頃、京都の伏見人形の型をもとに仙台の堤人形の影響を受け作り始めたとされています。赤、青、緑といった鮮やかな色調や梅、桜、牡丹などの花をあしらったデザインが特徴です。雛人形、恵比須、大黒天などの縁起物から動物や干支など様々なモチーフがあります。一度は製作が途絶えましたが、地元の郷土玩具を制作していた平賀工芸社や花巻市により再興されたとのこと。

色彩の中でも赤が目立つデザインが多く、これは赤が病魔を祓う色とされ、子供に疫病がとりつかないようにとの願いが込められています。また犬のモチーフは安産や健康を祈願する縁起物とされ、子供の健やかな成長を願って作れた人形なのでしょう。それにしてもこの垂れた目と少しへの字に曲がった口の愛らしさ。こんな表情で見上げられたらなんでも言うことを聞いてしまいそうです。

 

 

 

 

花巻人形は素焼きの人形に彩色を施しており、少し重みがありますが、招き猫の人形は大変軽いです。

こちらは岩手県遠野に工房がある孝洞(佐々木和孝)さんの附馬牛人形(つきもうしにんぎょう)です。原料の和紙と土を練り合わせ型取りし、自然乾燥させたものです。焼いていないため軽く、とてもしっかりしています。

江戸末期から明治初めまで遠野市の小笠原家で親子二代が作っただけの附馬牛人形でしたが、佐々木和孝さんが120年ぶりに復元され、今は奥様が制作されているそうです。作風は伏見人形、堤人形、花巻人形の流れをくんでいると言われています。

 

 

 

 

こちらの招き猫も表情がユニークです。口の下に黒く塗られているのは何だろうを思って調べますと、土人形には竈猫(かまどねこ)というモチーフがあったそうです。「結構毛だらけ猫灰だらけ」という言葉がありますが、昔は冬に猫が灰らけになるのは普通の光景だったようで、寒がりの猫が人間が火の始末をして寝た後に竈の中に潜り込んでいたとか。こうして灰だらけになった猫を「竈猫」と呼んだようです。確かに郷土人形を見ると口の周りが真っ黒な猫を見かけます。灰だらけの猫をそのまま人形にするなんて大らかで、のどかなお話でしょう。

 

それにしましても一度は途絶えた技術を復活させ、後世に伝えてくださる方々の努力には頭が下がります。

 

それでは、また次の機会に。

 

Hello everyone. This is Staff H.

I thought today’s weather would be pleasant and comfortable, but on my way to work, I was hit by a gust of wind that made me cover my face with my scarf. It is said to be a mild winter this year, but you can never be too careful.

Even in this cold weather, I often see people walking their dogs. It may depend on the breed of dog, but I hear that dogs have a natural desire to “explore” and that walking is necessary to satisfy this desire. I don’t have a pet at the moment, so when I see a cute dog being walked, I want one, but I always fall back on the weight of responsibility.

Now, although they are not my pets, there are cute cat and dog dolls in the store that always soothe me with their indescribable expressions. Both dolls have a similar atmosphere, but when you hold them, you can see that they weigh differently and are made in different regions.

 

The dog doll is a Hanamaki clay doll from Hanamaki City, Iwate Prefecture, and is known as one of the “three major clay dolls in Tohoku” along with the Tsutsumi doll from Sendai City, Miyagi Prefecture, and the Sagara doll from Yonezawa City, Yamagata Prefecture. Hanamaki clay dolls were first made around the middle of the Edo period (1603-1867), based on the Fushimi doll pattern from Kyoto and influenced by Tsutsumi dolls from Sendai. They are characterized by bright colors such as red, blue, and green, and designs decorated with flowers such as plum blossoms, cherry blossoms, and peonies. Various motifs are available, from lucky charms such as Hina dolls, Ebisu, and Daikokuten to animals and the Chinese zodiac. The production of these toys once ceased, but was revived by Hiraga Kogeisha, a local toy manufacturer, and Hanamaki City.

The red color in many of the designs stands out among the colors, because red is believed to be the color that exorcises disease, and it is believed to be a wish that children will be free from plague and disease. The dog motif is also considered a lucky charm to pray for safe delivery and good health, and it is likely that these dolls were made to wish for the healthy growth of the child. The drooping eyes and slightly crooked mouth are so adorable. If someone looked up at her with such an expression, she would listen to anything you say.

 

Hanamaki dolls are made of unglazed porcelain and painted, so they are a little heavy, but beckoning cat dolls are very light.

This is a Tsukimoushi doll made by Takado (Kazutaka Sasaki), whose workshop is located in Tono, Iwate Prefecture. The raw materials, Japanese paper and clay, are kneaded together, molded, and dried naturally. Because they are not baked, they are light and very firm.

From the end of the Edo period to the beginning of the Meiji period, only two generations of the Ogasawara family in Tono, father and son, made these tsukimoushi dolls, but Mr. Kazutaka Sasaki has restored them after 120 years, and his wife is now making them. The style is said to be in the vein of Fushimi dolls, Tsutsumi dolls, and Hanamaki dolls.

 

This beckoning cat also has a unique expression. I wondered what was painted in black under the mouth, and found out that there was a motif called “kamado neko” (a cat in a hearth) on clay dolls. There is a saying, “A cat covered in hair and ashes,” and it was a common sight to see cats covered in ashes in winter in the old days. Cats covered in ashes in this way were called “hearth cats. Indeed, if you look at local dolls, you will see cats with black mouths. It is a very generous and tranquil story that a cat covered in ashes is made into a doll as it is.

I am deeply impressed by the efforts of those who have revived this once-abandoned craft and passed it on to future generations.

 

I hope to see you again next time.

 

 

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