9月, 2021 - 風光舎 | 愛知・名古屋での骨董古美術買取 三重 岐阜 - Page 2

お知らせ

News

FROMKYOTOOSAKA

鈴鹿にあるパワースポットで…(愛知県名古屋市千種区姫池通 古美術風光舎 名古屋店 出張買取いたします)

2021.09.17

みなさま、こんにちは。スタッフmです。

昨日、思うところがありまして、三重県鈴鹿市にあります「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」にお参りしてきました。

 

「つばきたいしゃ」だとか「椿さん」という通称で呼ばれることが多い神社で、私も、親しみを込めて、いつも「椿さん」と呼んでいます。その大好きな「椿さん」に、ちょうど1年くらい前にお願いしたことがありました。それが叶っていたことに最近気付きまして、居ても立っても居られず、小一時間車を飛ばして、お礼を申し上げにいってきました。

 

 

椿大神社は道開きの神様「猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)」がいらっしゃる神社で、全国の猿田彦様を祀る神社の総本山であります。(諸説ありますが・・・。)導きの神様、土地を守る神様としても有名ですので、道路工事の関係、建築関係の会社の方などが全国からお参りにいらっしゃるようです。また、天狗のようなお顔の神様だと知られていますので、自分に厳しく修行好きな方にもとても愛される神様みたいです。

そして、そのお隣にございます別宮には、妻神さんの「天之鈿女命(あめのうずめのみこと)」がいらして、こちらは芸事の神様であります。踊りや歌など芸事を極める方や、人前に立ってお話しする職業の方など、こちらも多くの人々の信仰を集めています。

 

 

また、こちらの二柱は仲良し夫婦神でいらっしゃることから、夫婦円満にあやかってお参りにいらっしゃる方も多いと思います。実際に仲の良さそうなご夫婦がお参りしているのを何組も見ました。

 

椿大神社は、私の感覚のままに表現すると、鳥居から一歩足を踏み入れると、そこはもう空気が違って、自然と背筋がシャキッとします。でも、時々ある厳しめの神社(じっくり見極められている)のような空気ではなく、歩くだけで禊されるような感覚です。多分、空気が違うのはよく祓い清められた空間だからでしょうし、境内には滝が流れていることで、それによって場が浄化される効果も高いんだと思います。そこに、猿田彦様の温かく大きな優しさと、器の大きさのようなものが相まって、来てよかったな、という嬉しい気持ちになります。また、鈿女様の境内の前に立つと、明るくて朗らかでどんな自分でも許される感覚になります。明るい肝っ玉母ちゃんを目の前にした時のような安心感です。どちらも、「よく来たね」と田舎のおじいちゃんおばあちゃんのように、温かく迎えてくださる雰囲気だから、人々から人気があるのでしょうね。

 

椿大神社に参拝すると、いつも太鼓の音や祝詞を奏上なさっている声がよくきこえます。神社では、それらは神様からの歓迎のサインと言われているので、とても嬉しい気持ちになります。それもきっと、引っ切り無しにお祓いの方がいらっしゃるくらい、人々に慕われている証拠なんだと思います。

 

神社全体の空気がいいと、そちらで働く方も良い方が多いようです。それを実感したことがありました。実は、昨日は一年分の感謝を伝えるのと同時に、今後のお願いもあり、お祓いをしていただいたのです。その時に神主さんがこうおっしゃいました。

「ご自身やご家族のお願いをしにいらしたのですから、そのお願いはもちろんよいのですが、よかったら、みなさんが関わりになる全ての方々の幸せも一緒に願ってくださいませんか。」

 

『なるほどな、すべては愛なんだ!』と思わされた瞬間でした。だから、私は祝詞を上げてもらっている間に浮かんできた家族や友人、知人のことを思い浮かべ、「体調悪いって言ってたな、あの子。元気になーれ!」とか、「最近、会ってないけど、元気で幸せでいてね。」とか、お商売をしている方たちの繁盛を願ったり、思いつく限りの人たちの幸せを願いました。おかげで、終わった後は、一人で行ったのにまるで大勢の仲間といるような、とても心が満たされて温かい感覚になりました。

 

ふと、「愛の反対は無関心です」というマザー・テレサの言葉を思い出しました。本当にその通りです。関心をもって、優しい気持ちを向けるだけで世の中は愛で満たされるんですよね。言葉にしたり電話したりしなくても、優しい思いはきっと届くんだと思います。このことは最近、私によく来るメッセージだったので、ドキッとしました。でも、大切なことだったので、この神主さんに改めて教えていただくことで再認識できました。これを聞くために私は椿さんに呼ばれたのかもしれませんね。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そうそう、神社に行ったら、その土地の名物を食べるのが私の決まり事なんですが、今回も美味しいものをいただきましたよ。

まずはこちら。名物の「とりめし」です。こちらは鶏の炊き込みご飯ではなく混ぜご飯ですが、具に濃いめの味がしみていて、お箸が止まりません。お茶碗ではなく、寸胴のような器に入っていて、なかなかの分量ですが、美味しくてついつい食べてしまいます。(笑)

 

 

それから「麩まんじゅう」。暑い時期にぴったりの涼菓です。外の皮がお麩でできているのか、もちもちしていて何個でも食べたくなる美味しさですよ。以前友人に勧めたら麩まんじゅうの美味しさにドはまりしたのですが、他の和菓子屋さんで買ってみると椿さんの方が美味しかったからガッカリした、と言っていました。売店で売られる量に限りがあり、売り切れることもありますので、見つけた方は是非、ご購入をお勧めします!あ、草餅も有名なので、それはそれで悩みどころですが・・・。

 

 

(スタッフm)

 

Hello everyone. It is staff m.

Yesterday, I had something to think about, and I visited “Tsubaki Grand Shrine” in Suzuka City, Mie Prefecture.It is a shrine that is often called “Tsubaki Taisha” or “Tsubaki-san”, and I always call it “Tsubaki-san” with friendliness. I once asked that favorite “Tsubaki-san” about a year ago. I recently realized that it had come true, and I couldn’t stay even if I was there, so I skipped the car for an hour and came to thank you.

 

Tsubaki Grand Shrine is a shrine where the god of the road, “Sarutahiko Okami,” is located, and is the head temple of the shrines that enshrine Sarutahiko nationwide. (There are various theories …) It is also famous as a god of guidance and a god of protecting the land, so it seems that road construction companies and construction companies are visiting from all over the country. Also, since he is known to be a god with a face like a tengu, he seems to be a god who is loved by those who are strict about himself and who like training.

And, in the annex next to it, there is a wife god, “Ame no Uzume no Mikoto”, who is the god of performing arts. This is also attracting the faith of many people, such as those who master performing arts such as dancing and singing, and those who speak in public.

Also, since these two pillars are good friends and couple gods, I think that there are many people who come to visit us in a harmonious manner. I saw many couples who seemed to be close friends actually worshiping.

To express Tsubaki Grand Shrine as it is, when you step into the torii gate, the air is different and your spine is naturally crisp. However, it’s not like the air of a strict shrine (which is carefully scrutinized) from time to time, but the feeling of being misogi just by walking. Perhaps the difference in air is because it is a well-purified space, and the waterfalls that flow through the precincts have a high effect of purifying the place. The warm and big kindness of Mr. Sarutahiko and the size of the vessel make me happy to come. Also, when you stand in front of the precincts of the maiden, you will feel bright, cheerful and forgiving. It feels as if you are in front of a bright and cheerful mother. Both of them have a warm welcome atmosphere like grandpas and grandmas in the country, saying “I’ve come often”, so I think they are popular with people.

When I visit Tsubaki Grand Shrine, I often hear the sound of drums and the voices of congratulatory words. At the shrine, they are said to be a sign of welcome from God, which makes me very happy. I think that is also proof that people love it so much that there are people who pray without cutting it.

If the air in the entire shrine is good, there are many people who work there. I have realized that. To tell the truth, yesterday I thanked him for a year, and at the same time, he asked me to pray for the future. At that time, the priest said:

“I came to ask for myself and my family, so of course that request is okay, but if you like, would you like to wish for the happiness of all the people involved?”

“I see, everything is love! It was the moment when I thought. That’s why I thought of my family, friends, and acquaintances that came to my mind while I was being given a congratulatory message, and said, “You said you weren’t feeling well, that girl. I haven’t done it, but I hope you’re fine and happy. ” Thanks to that, after it was over, I felt very full and warm, as if I was alone and with a lot of friends.

Suddenly, I remembered Mother Teresa’s words, “The opposite of love is indifferent.” That’s really true. The world is filled with love just by giving an interest and a gentle feeling. Even if you don’t use words or call, I’m sure you will receive your kind feelings. This was a message that came to me a lot lately, so I was surprised. However, it was important, so I was able to recognize it again by having this priest teach me again. I may have been called by Mr. Tsubaki to hear this. I am filled with gratitude.

 

Oh yeah, when I go to a shrine, it’s my rule to eat local specialties, but I got delicious food this time as well.

First of all, here. It is a famous “rice cooked rice”. This is not cooked chicken but mixed rice, but the ingredients have a strong taste and the chopsticks do not stop. It’s not a bowl, it’s in a bowl like a bowl, and it’s quite a lot, but it’s delicious and I just eat it. (smile)

Then “Fu Manju”. A cool confectionery that is perfect for hot weather. Perhaps the outer skin is made of fu, it’s chewy and delicious, which makes you want to eat as many as you like. When I recommended it to a friend before, I was addicted to the deliciousness of Fu Manju, but when I bought it at another Japanese sweets shop, Tsubaki-san was more delicious, so I was disappointed. The quantity sold at the shop is limited and may be sold out, so if you find one, we recommend you to buy it! Ah, Kusa mochi is also famous, so that’s a problem.

 

(Staff m)

 

**********************

 

 

生活様式の変化とともに、大切なお品を整理されている方も多いことと思われます。

ここ風光舎では、古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

 

風光舎は、出張買取も強化しております。

愛知県内はもちろん、岐阜県・三重県その他の県へも出張いたします。

どんなにご近所の方でもお伺いできますので、まずはお電話お待ちしております。

 

 

愛知県名古屋市千種区・骨董 買取

『古美術 風光舎 名古屋店』

TEL 052(734)8444

10:00-17:00 OPEN

千種区本山のお客様より買受致しました(愛知県名古屋市千種区姫池通 古美術風光舎名古屋店)

2021.09.16

千種区本山のお客様より買受させていただきました。

本日は、大切な御品をお譲り下さいましてありがとうございました。

また何かございましたら、お気軽に古美術風光舎名古屋店まで御連絡ください。

 

 

***********************

 

生活様式の変化とともに、大切なお品を整理されている方も多いことと思われます。

ここ風光舎では、古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

 

風光舎は、出張買取も強化しております。

愛知県内はもちろん、岐阜県・三重県その他の県へも出張いたします。

どんなにご近所の方でもお伺いできますので、まずはお電話お待ちしております。

 

愛知県名古屋市千種区・骨董 買取

『古美術 風光舎 名古屋店』

TEL 052(734)8444

10:00-17:00 OPEN

 

Earth, Wind & Fireの〝September〟(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎名古屋店)

2021.09.16

皆さまこんにちは、スタッフYです。

 

 

古美術とは何の関係もないお話なのですが、先日日産スタジアムにてアーティストの藤井風さんによる配信ライブがありましたよね。

本来は、有観客でのライブを企画したようですが、この状況下ということもあり、あの日産スタジアムの天然芝のど真ん中にグランドピアノ一台でのまさに単独ライブでした。彼はもとよりYouTube配信から世に広まった24歳のとても若いシンガーなのですが、その彼の過去配信を振り返ると、よく70~80年代の洋楽の弾き語りを配信しております。

 

彼のお父様の影響もあるのでしょうか、たくさんの昭和の洋楽のヒット曲を弾き語りしてくれて、平成生まれというのによく知っているなとそちらも感心致しますし、世代を超えても名曲は名曲、彼も気にいっているようですね。

 

彼の弾き語りは昭和の洋楽ですと、Carpenters、Elton John、Eagles、Billy Joel、などなど。昭和生まれの方には懐かしさ極まりないですが、そこは平成生まれ、彼らしい自由な、そして揺らぐようなアレンジして弾き語りをしております。これもなかなかエモくて新しい。

 

その中に、Earth, Wind & Fireの〝September〟が笑。

そう、あのディスコミュージックですよ、昭和のみなさん。

ならばと思い、本家本元のEarth, Wind & Fireの〝September〟も聞いてみましたよ。

 

なんだか、9月って台風が来たり、暑さもまだ残ってたり、新学期が始まったりで、こんなに明るい気持ちになるのか?と言わんばかりの陽気なディスコミュージックなのですが、意味も分からずにただただかっこいいなぁと、聞いていた子どもの頃が蘇ります。そして、今になってこんな曲だったのだと振り返るという、何年越しのおさらいでしょうか。ですが、音楽に言葉や年齢は意味などいらないのですね、何年たっても、とにかく脳内にワクワクが残る名曲ですね。

 

素人ですので音楽の詳しいことはよくわかりませんが、昭和の洋楽の見本であるかのような底抜けに明るくて、リズムが前のめりで、これから何が始まるのかといったワクワクした気分にさせてくれるもう希望しかない曲と捉えております。

 

当時はそんな気持ちで聞いていたのでしょうが、いろんな経験を経て希望がもてることもなかなか難しい大人になった今の自分には、希望で満ち溢れたこの曲に少々経った年月のギャップや「いやぁもう、そんな希望にだけ満ち溢れるわけにはいかないんだよ…。」といったような感じにもふと思わせてくれます。ですが、当時のわくわくとした気持ちをちょっと思い出させてくれるので、この曲と大人になった世代の方は、時間が作った両局面の不思議な間の中を、揺れながらこの曲を聴いていることでしょうね。

 

また、その希望と明るさの曲故に、スポーツ選手の入場の曲に使用にぴったりですし、たくさんのアーティストがカバーをしていたりもします。そのくらい世代を超えて人々の中で中毒性ありの名曲でして、案の定私の中でもSeptemberが、先日から脳内をループしております。

 

と、いうわけで少々ふさわしくないのですが、本日は店内にてEarth, Wind & Fireの〝September〟を流してみました。

店内の古美術品たちが、「なんだなんだ!?」と、驚くかもしれませんが、彼らも70~80年代の時代を越えてきた品々たち。きっと、「いやぁ、懐かしいな。あの頃は…。」と、様々な思い出を懐かしんでいてくれることでしょう。

 

 

 

Hello everyone, this is Staff Y.

 

It’s a story that has nothing to do with antique art, but the other day there was a live broadcast by artist Fujii Kaze at Nissan Stadium.

Originally, it seems that they planned a live concert with an audience, but due to this situation, it was a solo live concert with a grand piano in the middle of the natural grass of that Nissan Stadium. He is a very young singer, 24 years old, who has spread from YouTube distribution to the world, but looking back on his past distribution, he often distributes Western music narration in the 70’s and 80’s.

Perhaps because of his father’s influence, he played a lot of hit songs from Showa Western music, and I’m impressed that he was born in Heisei but he knows it well, even if he goes beyond generations. The masterpiece is a masterpiece, and it seems that you like it.

 

His narration is Showa Western music, such as Carpenters, Elton John, Eagles, Billy Joel, and so on. Those born in the Showa era are very nostalgic, but they were born in the Heisei era, and they are free and swaying arrangements. This is also quite emo and new.

 

Among them, “September” of Earth, Wind & Fire laughs.

I also listened to “September” of Earth, Wind & Fire, the originator of the original family.

 

Somehow, in September, when a typhoon comes, the heat still remains, and the new semester begins, do you feel so cheerful? It’s a cheerful disco music, but I don’t understand what it means and it’s just cool. And how many years have passed since I recalled that it was such a song now? However, music doesn’t need words or age, it’s a masterpiece that leaves excitement in your brain no matter how many years.

I’m an amateur, so I don’t know the details of music, but I hope it will make you feel excited about what’s going to happen, with the rhythm being leaning forward, as if it were a sample of Western music from the Showa era. I think it’s a unique song.

However, now that I’m an adult who has a lot of experience and it’s difficult to have hope, I’m full of hope. It makes me think like “I can’t overflow …”. Also, it reminds me of the exciting and straightforward feelings of those days, so I think this song and the grown-up generation are listening to this song while shaking between both mysterious aspects.

 

Also, because of its hope and brightness, it’s perfect for use as an admission song for athletes, and although it’s covered by many artists, it’s addictive among people across generations. Masterpiece. Sure enough, September has been looping in my brain since the other day.

 

That’s why it’s a little unsuitable, but today I played Earth, Wind & Fire’s “September” in the store.

You may be surprised that the antique works of art in the store are “What !?”, but they are also items that have passed the times of the 70’s and 80’s. I’m sure they will miss various memories, saying, “No, I miss you. At that time …”.

 

**********************

 

 

生活様式の変化とともに、大切なお品を整理されている方も多いことと思われます。

ここ風光舎では、古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

 

風光舎は、出張買取も強化しております。

愛知県内はもちろん、岐阜県・三重県その他の県へも出張いたします。

どんなにご近所の方でもお伺いできますので、まずはお電話お待ちしております。

 

 

愛知県名古屋市千種区・骨董 買取

『古美術 風光舎 名古屋店』

TEL 052(734)8444

10:00-17:00 OPEN

日進市のお客様より買受させていただきました。ありがとうございました。(愛知県名古屋市千種区姫池通 古美術風光舎名古屋店)

2021.09.16

 

本日、日進市のお客様より

掛け軸、器等を買受させていただきました。

大切なお品の数々をお譲りくださり、誠にありがとうございます。

また、風光舎までご足労いただきましてありがとうございました。

 

また何かございましたら、お気軽に古美術風光舎名古屋店までご相談下さいませ。

 

Today, from a customer in Nisshin City

We purchased hanging scrolls, tea utensils, etc.

Thank you for handing over a number of important items.

Also, thank you for visiting Fukosha the other day.

If you have any questions, please feel free to contact us.

 

 

***********************

 

生活様式の変化とともに、大切なお品を整理されている方も多いことと思われます。

ここ風光舎では、古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

 

風光舎は、出張買取も強化しております。

愛知県内はもちろん、岐阜県・三重県その他の県へも出張いたします。

どんなにご近所の方でもお伺いできますので、まずはお電話お待ちしております。

 

愛知県名古屋市千種区・骨董 買取

『古美術 風光舎 名古屋店』

TEL 052(734)8444

10:00-17:00 OPEN

 

 

カラーコーデがなかなか素敵でした。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取いたします 古美術風光舎名古屋店)

2021.09.15

みなさまこんにちは。スタッフYです。

夏にダメになった鉢植えの植え替えをしようとお花を探しておりますが、季節の変わり目でもありなかなかよい植物がみつかりませんね..。寂しくなった鉢植えで少し我慢しようかと諦めて、買い物の途中で考え事をしておりました。

 

とまぁ、いつものように買い物で車を走らせておりましたら、あ!と、見つけた街路のお花に目が留まり、何のお花なのか気になり引き返して撮影を試みました。

 

 

でですね、目に止まったお花が神社の傍の街路のお花でして。ならば神社に立ち寄りこちらのお参りと取材を、と撮影をしてまいりました。

 

「成海神社」

こちらの神社意外と創建は古いようです。平安時代初期の宮中の年中行事や制度などを記した「延喜式」に載る「愛智郡成海神社」にあたるとされる格式の高い神社であります。創建は朱鳥元年(686年)。686年にヤマトタケルの故事にまつわる鳴海の地に、ヤマトタケルを祀る神社を建てたといわれ、それが成海神社。ですが、こちらの神社、実はもとは現在の神社のもう少し南(現在の名鉄鳴海駅付近)の天神山に鎮座しておられたようです。この時点でひとりブラタモリが発動。現在地区からはもちろん海を見ることはできませんが、もと、あった天神山付近も知ってはおりますが、そちらも現在海は一切見えませんが、かつては海をのぞむことのできたやまだったようです。名古屋の古地図に一度、目をとおさねばなりませんね。

現在の位置に移転したのは、室町時代前期の1394年。足利義満配下の安原宗範が鳴海城(根古屋城)を天神山に築くと共に、そこにあった成海神社を現在の北の乙子山に移したとのこと。そこに城を築くためだったためなのですが、これは先日ブログで記載しました、お城跡に神社を遷した、末森城跡の逆のバージョン。こんなことも、歴史上ではあるのですね。

 

とまぁ、それ以降こちらに鎮座しております成海神社ですが、現本殿延宝五年(1677年)の建立ですが、とても管理が行き届いており、きれいに保たれておりましてとても清潔感のある神社です。

 

けして派手な作りの神社ではないのですが、長い年月とともに木の色合いが風格を携え、それがとても重厚感のある印象です。。

 

 

 

 

 

 

それともう一つ。印象的なのが、だるまの赤。

 

 

鳥居をくぐり長い玉砂利の参道を本殿に向かい階段を上がった左側に「だるま塚」が有ります。

この「だるま塚」は毎年2月3日の節分の日に、ご祈祷を受けた人だけに、新しい紙製のだるまを授けられ、そして前年に授けられた古いだるまをこの塚に納めるのです願掛けがかなっただるまが続々と寄せられているとのこと。だるまってご存知の通り、目に筆を入れるため微妙に表情が異なるのですが、まあ様々でして笑、「みんなちがってみんないい」とは、このことなんだなと思わせてくれる、だるまたちでした。ずらりと並ぶ圧巻の光景に、しばし見とれるというか笑えてきます。ふざけてはいけませんね。

 

そして、もう一つの赤。赤鳥居。

 

 

お隣の稲荷神社の赤鳥居です。

京都の伏見稲荷大社とは行きませんが、贅沢にも誰もいない小さな赤鳥居を何故がゆっくりくぐって歩きたくなります。

 

こちらの神社、贅沢な独り占めの赤鳥居やしっくりとした深い木の本殿などで、ご近所の方はよく七五三や成人式はたまた結婚式のお参りの後に、映える写真が撮れると密かなフォトスポットだそうです。上質な京都さながらの風景がここ名古屋で撮れそうですね。

 

今回は、わたくしも取材のため風景の写真をまあまあ撮ったですが、後で見返して見ますと、鳥居やだるまの朱赤と、こっくりとした深い木の渋茶がしっくりとした私の好きなトーンの写真が撮れていたのが非常に印象的でした。

 

ナイスカラーコーデの写真がたくさん撮れましたので、お時間ございます方是非足を運んで撮影してみて下さい。あれっ?内緒にしたほうがよかったのでしょうか…。

 

 

ところで、目にとまった花のことをすっかり忘れておりました。こちらも、ナイスカラーコーデに入れておきましょう。それは、また。

 

 

Hello everyone. This is Staff Y.

I’m looking for flowers to replant potted plants that have failed in the summer, but I can’t find any good plants at the turn of the season. I gave up trying to put up with the lonely potted plant and was thinking about it during shopping.

Well, if you were driving a car for shopping as usual, oh! I caught my eye on the flowers on the street I found, and I was wondering what kind of flowers they were, so I turned back and tried to shoot.

 

Well, the flower that caught my eye was the flower on the street near the shrine, so I stopped by the shrine and took a picture of it as well.

“Narumi Shrine”

Surprisingly, this shrine seems to be old. It is a highly prestigious shrine that is said to correspond to the “Aichi-gun Narumi Shrine” that appears in the “Engi-shiki” that describes the annual events and systems of the Imperial Palace in the early Heian period. It was founded in the first year of Shucho (686). It is said that in 686, a shrine dedicated to Yamato Takeru was built in the land of Narumi related to the story of Yamato Takeru, and that is Narumi Shrine. However, it seems that this shrine was originally enshrined on Mt. Tenjin, a little further south of the current shrine (near the current Meitetsu Narumi station). At this point, Bura Tamori is activated alone. Currently, this area has become land and you cannot see the sea, but I know the area around Mt. Tenjin, which was originally there, but I can’t see the sea at all.

It moved to its current location in 1394, the early part of the Muromachi period. It is said that Munenori Yasuhara under Yoshimitsu Ashikaga built Narumi Castle (Negoya Castle) on Mt. Tenjin and moved the Narumi Shrine there to the present Mt. Otogo in the north. This is because it was to build a castle there, but this is the reverse version of the Suemori castle ruins, which I mentioned in my blog the other day, where the shrine was moved to the castle ruins. This is also historical.

 

Well, the Narumi Shrine, which has been enshrined here since then, was built in the 5th year of Enpo (1677), but it is very well managed and kept clean, and it has a very neat and clean feeling. It is a shrine with.

It’s not a flashy shrine, but over the years, the color of the wood has a distinctive character, which gives a very profound impression. ..

 

And one more. Impressive is the red of the Daruma doll.

 

Go through the torii gate and follow the long gravel approach to the main shrine, and go up the stairs to the left, where you will find “Daruma Mound”.

This “Daruma mound” is given a new paper daruma doll only to those who received the prayer on the day of Setsubun on February 3rd every year, and the old daruma doll given the previous year is put in this mound. It is said that the daruma dolls that have made their wishes are being sent one after another. As you know, Daruma has a slightly different facial expression because you put a brush in your eyes, but it’s different and laughs, and it makes me think that “everyone is different and everyone is good” is this. It was us. You can laugh at the sights that are lined up in a row for a while. Don’t be fooling around.

 

And another red. Red torii.

It is the red torii gate of the neighboring Inari shrine.

I don’t go to Fushimi Inari Taisha Shrine in Kyoto, but why do I want to walk slowly through a small red torii gate that is luxuriously empty?

 

At this shrine, the luxurious monopoly red torii gate, the nice deep wooden main shrine, etc., people in the neighborhood often visit Shichigosan, the coming-of-age ceremony, or after a wedding ceremony, a secret photo spot where you can take a brilliant photo. That’s right. It seems that you can take pictures of high-quality Kyoto-like scenery here in Nagoya.

 

This time, I took some pictures of the scenery for the interview, but when I look back on it later, I like the vermilion of the torii gate and the daruma doll, and the deep wooden astringent tea. It was very impressive that I was able to take a picture of the tone.

 

I took a lot of pictures of nice color coordination, so if you have time, please come and take a picture. What? Should I have kept it a secret?

 

By the way, I completely forgot about the flowers that caught my eye. Let’s put this in a nice color coordination as well

 

 

**********************

 

 

生活様式の変化とともに、大切なお品を整理されている方も多いことと思われます。

ここ風光舎では、古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

 

風光舎は、出張買取も強化しております。

愛知県内はもちろん、岐阜県・三重県その他の県へも出張いたします。

どんなにご近所の方でもお伺いできますので、まずはお電話お待ちしております。

 

 

愛知県名古屋市千種区・骨董 買取

『古美術 風光舎 名古屋店』

TEL 052(734)8444

10:00-17:00 OPEN

ご趣味は…?②(愛知県名古屋市千種区姫池通 覚王山 骨董買取致します 古美術 風光舎名古屋店)

2021.09.14

みなさま、こんにちは。スタッフmです。

 

前回のブログでは、趣味のゴスペルチームを作り、zoomで練習をはじめたという話をいたしました。

さて今回も、趣味のゴスペルの話を少々…。もしよろしければ、お付き合いください。

 

 

まずはゴスペルとは、なんぞや?から。

ゴスペルとは、福音(キリストの教え)や福音書という意味の英語で、イエス・キリストの言葉や、イエス・キリストの生涯が書かれた本のことを言うそうです。でも、ここでいうゴスペルとはゴスペル音楽のことを指し、アメリカ発祥の音楽の一ジャンルのことを言います。ゴスペルは黒人が奴隷だった時代に歌ったスピリチュアルズ(黒人霊歌)が元となり誕生した音楽のスタイルです。

 

 

黒人はその当時、アフリカから奴隷としてアメリカに渡り、人間としての扱いを受けず、過酷な環境下で働かされていました。その奴隷制の下で黒人は聖書を知り、そこに出てくる「自由」「解放」という言葉が彼らにとって「奴隷制からの解放」という希望となりました。黒人たちは夜な夜な主人の目を盗んでひっそりと集まり、自分たちだけで歌って踊れる場を作るようになりました。建物も何もないこの集会は「見えない教会」と呼ばれ、彼らにとっては宗教的な役割だけでなく、悲劇的な境遇を耐え忍び、お互いを支え合う地域コミュニティーそのものとなったようです。

 

奴隷制という苦しみからの解放を願い、歌い踊ったのが元となり、このようにしてゴスペル音楽ができました。今でもこのゴスペルが人気があるのは、時代や状況は違えど、今生きていることが辛かったり苦しかったり、何かから解放されたい人々の心をグッと掴むようなソウルを感じるからではないでしょうか。人種や国籍、宗教さえも越え、世界中の人々が高らかに歌っているのがその大きな証拠です。

 

 

では、今回私が募集をかけたゴスペルチームに応募してきてくれた方々は、なぜゴスペルを歌いたかったのでしょうか。これは私なりの解釈ですが、募集するときに強調したのが「歌うことで自分を解放しよう!」ということです。今の世の中が特にそうかもしれませんが、いつ明けるのかわからない闇の中のような状況です。誰もが日常生活のさまざまな場面で我慢を強いられます。特に女性は…。コロナの影響で自殺者が増えていますが、女性の自殺率がとても上がったという悲しいニュースを目にした方も多いでしょう。そういうことから、女性を少しでも解放したいと思ったんです。その方法として思いついたのが、ゴスペルです。時代は違うけれども、苦しい状況下でも歌うことで何とか支え合い、辛さを忘れ、心を保ってきた歴史のあるゴスペルは、今の状況にカチッとはまるのではないかと。

 

また、歌うことは日本人が大好きだというのも理由の一つに挙げられます。その昔、日本を訪れた西洋人が、日本人の生活の隅々にまで「歌」があることに驚いたといいます。「民謡」「作業歌」「祝い唄」など、世界的に見ても歌が非常に豊富な国だったようです。私もそのような話は聞いたことがあります。名古屋城に行った時の話ですが、お城を築くための石垣の石がものすごく大きくなことに驚き、どうやって運んだのか気になり尋ねてみました。すると、車などない昔の人たちだから、人力しか手段がなかったそうですが、その際にみんなで一緒に歌を歌って運んだようなんです。歌うことで人間の計り知れない力が湧いてきて、運ぶのが不可能と思われるほどの大きな石も運べたようなのです。それくらい、歌には不思議な力があるようです。

 

そんな歌が日常生活に根付いていた日本人ですが、西洋化の波と共に、民衆の歌のほとんどが姿を消してしまいました。そしていつしか歌は「プロ」のもので、そのレベル以下のものはカラオケでプロの歌真似をしていればいい、という風潮に変わってきたようです。そのカラオケも、今や緊急事態宣言で閉鎖され、日本人からは歌が完全に奪われてしまっています。でも、本来日本人のDNAの中に刻まれている歌が大好きという部分は、どうやっても消せない気がします。歌うことで元気になり、笑顔になり、楽しくなる。生きる気力も湧いてくるし、辛いことも忘れられる。しかも、歌うのには道具もなにもいらないのです。また、歌は一人で歌っても楽しいし、二人で歌ってもハーモニーが楽しめる、たくさんで歌ったら、その声の力に心が震えるような体験もできます。歌うことは、メリットしか思いつきませんね。(笑) でも、それくらい素晴らしい。だから、人は歌うんでしょうね。

 

私はこのような状況下だからこそ、ゴスペルを歌おうと思いました。歌うことで困難な状況を打破したいから。覚悟を決めて動くと、自ずと結果がついてきます。だからきっと、このゴスペルもうまくいくと信じています。

 

また状況報告など、書きたいと思います。その時は懲りずに、お付き合いくださいませ。

 

(スタッフm)

 

 

Hello everyone. It is staff m.

In the previous blog, I talked about creating a hobby gospel team and starting practicing at zoom.

By the way, this time too, I would like to talk a little about my hobby, gospel. If you don’t mind, please go out with me.

 

First of all, what is gospel? from.

Gospel is an English word that means the gospel (the teaching of Christ) or the Gospel, and is said to mean a book that describes the words of Jesus Christ and the life of Jesus Christ. However, gospel here refers to gospel music, which is a genre of music that originated in the United States. Gospel is a style of music that originated from the spirituals sung when blacks were slaves.

 

At that time, blacks traveled from Africa to the United States as slaves, were not treated as humans, and were forced to work in harsh environments. Under that slavery, blacks knew the Bible, and the words “freedom” and “liberation” that appeared there became their hope of “liberation from slavery.” Blacks began to steal the eyes of their masters at night and gather quietly to create a place where they could sing and dance on their own. This rally, with no buildings, was called the “Invisible Church,” and for them it seems that they have become not only a religious role, but also a local community that endures tragic circumstances and supports each other.

Gospel music was created in this way, based on singing and dancing, hoping for relief from the suffering of slavery. This gospel is still popular, not because it’s hard or painful to live in different times and situations, and it feels like a soul that grabs the hearts of people who want to be freed from something. Is not it. The great proof is that people all over the world are singing high, regardless of race, nationality, or even religion.

 

So why did the people who applied for the gospel team I recruited this time want to sing gospel? This is my interpretation, but when I recruited, I emphasized “Let’s release myself by singing!”. This may be especially true in today’s world, but it’s like a darkness where you don’t know when it will dawn. Everyone is forced to put up with various aspects of their daily lives. Especially for women … The number of suicides is increasing due to the influence of the corona, but many of you may have seen the sad news that the suicide rate of women has risen significantly. For that reason, I wanted to free women as much as possible. Gospel came up as a way to do this. Although the times are different, gospel with a history of supporting each other by singing even in difficult situations, forgetting the pain, and keeping the heart, may fit into the current situation.

Another reason is that Japanese people love singing. A long time ago, Westerners who visited Japan were surprised to find “songs” in every corner of Japanese life. It seems that the country was rich in songs such as “folk songs,” “work songs,” and “celebration songs.” I have heard such a story. When I went to Nagoya Castle, I was surprised that the stones in the stone wall for building the castle were so big that I was curious about how I carried them and asked. Then, since they were old people who didn’t have cars, they had no choice but to use human power, but at that time, it seems that everyone sang and carried them together. It seems that singing gave rise to the immeasurable power of human beings, and could carry large stones that seemed impossible to carry. It seems that the song has a mysterious power.

Such songs have taken root in everyday life, but with the wave of westernization, most of the popular songs have disappeared. And it seems that the trend has changed to the trend that songs are “professional” songs, and those below that level should just imitate professional songs at karaoke. The karaoke has now been closed due to a state of emergency, and the songs have been completely deprived of the Japanese. However, I feel that I can’t erase the part that I love the songs that are originally engraved in the DNA of Japanese people. Singing makes you feel better, smiles, and makes you happy. The energy to live will spring up, and the pain will be forgotten. What’s more, you don’t need any tools to sing. Also, singing alone is fun, and you can enjoy harmony even if you sing together. If you sing a lot, you can experience the power of your voice. Singing can only come up with merits. (Laughs) But that’s wonderful. That’s why people will sing.

I decided to sing gospel because of this situation. I want to overcome difficult situations by singing. If you are prepared and move, the results will come naturally. So I’m sure this gospel will work too.

I would also like to write a status report. At that time, please do not be disciplined and keep in touch.

 

(Staff m)

 

**********************

 

生活様式の変化とともに、大切なお品を整理されている方も多いことと思われます。

ここ風光舎では、古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

 

風光舎は、出張買取も強化しております。

愛知県内はもちろん、岐阜県・三重県その他の県へも出張いたします。

どんなにご近所の方でもお伺いできますので、まずはお電話お待ちしております。

 

 

愛知県名古屋市千種区・骨董 買取

『古美術 風光舎 名古屋店』

TEL;  052(734)8444

MAIL;   fuukousya@gmail.com

10:00-17:00 OPEN

 

ご趣味は…?①(愛知県名古屋市千種区姫池通 覚王山 骨董買取致します 古美術 風光舎名古屋店

2021.09.12

突然ですが、みなさまは今、何か楽しんでいるご趣味はございますか?

 

古美術風光舎名古屋店のブログをお読みいただくみなさまですから、きっと美術鑑賞や骨董品をお集めになることなど、高尚なご趣味がおありだと思います。スタッフとして働きながら、古美術に関する知識がまだまだ乏しい私からしましたら、尊敬に値します。

 

なんて、お見合いのような始まりで書き始めたこのブログですが、今日は私の今ハマっている趣味についてお話させてください。

 

 

実は私、最近ゴスペルチームをつくりました。

 

そのきっかけは、「天使にラブソングを…」という映画です。確か、30年くらい前にやっていた映画で、テレビでも何度も放送していますので、ご存じの方も多いかと思います。

私も当時は子供でしたので、映画館ではなく家のテレビで見ていましたが、それは見ているだけですごくワクワクしました。

そして、素直に喜びや楽しさの感情を表現したり共有するアメリカの人たちの様子に、文化の違いを垣間見て、アメリカのことがとても羨ましくなったのを今でも覚えています。

私がアメリカに抱いた憧れは、思い返せば、良くも悪くも感情をありのままに表現できるところだったのかもしれないな、と今なら思います。

当時の日本人、というか私は、恥ずかしがり屋で内弁慶で、人前ではあまり感情を出さないのが普通だと思っていましたから。

こんな風に歌をうたって心を解放し、聞く人にも高揚感を与え、スタンディングオベーションの嵐が起こるなんて、日本にはないな・・・と。

 

 

そして、時がたち子育て真っ最中の10年くらい前。ゴスペルチームに入って歌っているという女性の特集番組をテレビで拝見しました。それを見て、子供時代のゴスペルへの憧れが再燃!

日本でもゴスペルってできるんだ!という、今考えたら当たり前かもしれませんが、田舎に住んで子育てまっしぐらだった私にとっては、そんなことができるなんて考えもしなかったので、目から鱗が落ちる思いでした。

 

 

その後で、都市部に引っ越したことで、ゴスペルチームが見つけやすくなってきました。でも、いざ入るとなると、勇気がいるもので、一先ず息子をあるゴスペルチームに入れました。そこは大人の部と子供の部があるところで、コンサートを開催する時は全員が出演するので大人の様子も見られます。息子はそこには合っているようでしたが、私にはまだ心の余裕がなかったので、その時は入るのを見合わせました。

 

 

また時がたち、息子の中学のママさんコーラスの募集を目にしました。歌をうたうことに違いはないから、入ってみようかと軽い気持ちで入りましたが、ゴスペルを歌いたい私と、コーラスを歌うグループでは歌の方向性や、態度が少し違っていました。それでも、なんだかんだと5年近くは続けてはいましたが...。しかし、仕事が忙しくなりいよいよ続けられなくなったため、やめることにしました。

 

 

その後はしばらく歌っていなかったのですが、最近になって、やはり歌いたい!と思うようになりました。それは、もしかしたら、コロナの影響で、みんなでカラオケに行きにくくなったからだとか、色々な我慢が重なった結果かもしれません。

 

できればゴスペルを歌ったことがないけれど挑戦してみたいという、私と同じ気持ちを持った方たちでグループを作りたい、という気持ちが湧いてきました。そして、奇跡的に歌を披露する場が出来たんです。

これはゴスペルチームの立ち上げをやらない手はないな、と流れに乗って軽く募集をかけてみました。

 

するとすぐに、私が考えていたくらいの人数のかたの応募があり、ピアノ伴奏者もすんなり決まりました。ただ、住んでいる地域が日本全国ばらばらの方ばかりなので、リモートで練習するしか方法がありません。そこで、得意のzoomを利用し、練習を開始しました。

 

zoomは離れた場所に住む人たちでも簡単に会えるというメリットがありますが、歌をうたうのに最大のデメリットもあるのです。

それが、わずかな時差が発生するということです。2人くらいならまだ許せますが、10人とか大人数になると歌声はカオスです。バラバラと全くそろわないので、とにかく聞いていて気持ちが悪い!

 

そんなデメリットもあるけれど、違う面でカバーしていこうと今は模索中です。

 

その様子は、また次の私の回でお話しさせていただきますね。

お読みいただきありがとうございました。

(スタッフm)

 

 

 

Suddenly, do you have any hobbies that you are enjoying now?

As you read the blog of the antique Fukosha Nagoya store, I’m sure you have a noble hobby, such as appreciating art and collecting antiques. It is worthy of respect for me, who works as a staff member and has little knowledge of antique art.

I started writing this blog at the beginning like a matchmaking, but today I would like to talk about my hobby that I am addicted to.

 

Actually, I recently created a gospel team.

The trigger was the movie “Love Song for Angels …”. Certainly, it was a movie that was done about 30 years ago, and it has been broadcast on TV many times, so I think many of you know it.

I was a kid at the time, so I watched it on my home TV instead of in the cinema, but it was really exciting just watching it.

And I still remember that I was very envious of America when I got a glimpse of cultural differences in the appearance of Americans who honestly express and share feelings of joy and enjoyment.

In retrospect, I think that my longing for America may have been the ability to express emotions as they are, for better or for worse.

The Japanese at that time, or rather, I was shy and Uchibenkei, and I thought it was normal for me not to express much emotion in public.

There is no such thing as a standing ovation storm in Japan that releases the heart by singing songs like this, giving the listener a feeling of exhilaration.

 

And about 10 years ago, when the time was right, I was in the middle of raising my child. I watched a special program on TV about a woman who joined the gospel team and sang. Seeing that, my childhood longing for gospel rekindled!

You can do gospel in Japan too! It may be natural to think about it now, but for me, who lived in the country and raised children, I never thought that I could do that, so I thought that the scales would fall from my eyes.

 

After that, moving to an urban area made it easier for the gospel team to find it. But when it came time to get in, I had the courage to put my son in a gospel team. There is an adult section and a children’s section, and when a concert is held, everyone will appear, so you can see the adults as well. My son seemed to fit in there, but I couldn’t afford it yet, so I forgot to enter at that time.

 

Over time, I saw a recruitment of my son’s junior high school mom chorus. Since there is no difference in singing songs, I entered with a light feeling to try, but the direction and attitude of the song was a little different between me who wants to sing gospel and the group who sings the chorus. Even so, I had been doing it for almost 5 years. .. .. .. However, I decided to quit because my work was so busy that I couldn’t continue.

 

I haven’t sung for a while after that, but recently I still want to sing! I came to think so. Perhaps it was because of the influence of Corona that made it difficult for everyone to go to karaoke, or because of various patience.

If possible, I have never sung gospel, but I want to try it, and I want to form a group with people who have the same feelings as me. And there was a place to miraculously perform the song.

I tried to recruit lightly by following the flow, saying that there is no way I can not do this without starting the gospel team.

Immediately after that, there were as many applications as I had expected, and the piano accompaniment was decided smoothly.

However, since I live in different areas all over Japan, I have no choice but to practice remotely.

So, I started practicing using my favorite zoom.

Zoom has the advantage of being easy to meet even for people living in remote areas, but it also has the biggest disadvantage of singing songs.

That is, there is a slight time difference. I can still forgive about 2 people, but when it comes to 10 people or a large number of people, the singing voice is chaos.

It doesn’t come together at all, so it feels bad to hear it anyway!

 

Although there are such disadvantages, I am currently looking for ways to cover it in a different way.

I will talk about that situation again in my next episode.

Thank you for reading.

(Staff m)

 

**********************

 

生活様式の変化とともに、大切なお品を整理されている方も多いことと思われます。

ここ風光舎では、古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

 

風光舎は、出張買取も強化しております。

愛知県内はもちろん、岐阜県・三重県その他の県へも出張いたします。

どんなにご近所の方でもお伺いできますので、まずはお電話お待ちしております。

 

 

愛知県名古屋市千種区・骨董 買取

『古美術 風光舎 名古屋店』

TEL;  052(734)8444

MAIL;   fuukousya@gmail.com

10:00-17:00 OPEN

モンドリアン展に行ってきました。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取いたします 古美術風光舎)

2021.09.11

皆さま、こんにちは。

 

 

先日、豊田市美術館に「モンドリアン展」を見に行ってきました。

平日に行ったのですが、意外と混んでいて驚きました。夏休みだからなのか、若い人が多かった気がします。高校生はもう夏休みが終わってしまったと思いますが、多くの大学生はきっとまだ夏休みですよね?駐車場も混んでいたことを考えると、大学生が多かったんじゃないかな?と思っています。

豊田市美術館はインスタ映えする建物や景色が多いので、美術に興味がない人からも人気だと思います。最近、豊田市美術館で街にいそうなおしゃれな人を本当によく見ます。

こんなことを言っては失礼ですが…愛知県美術館と豊田市美術館では客層が違うなと感じます。やはり、外観や内装は大事なのだなと思います。

 

さて、モンドリアンを皆さまは知っていますでしょうか?

個人的にはこの「モンドリアン」という名前に謎の違和感を感じ、モンドリアンで合っているのに毎回違うような気がしてしまいます…。

さらに、展示ではモンドリアンのことを「ピート・モンドリアン」と書いてあるのですが、こちらにも違和感を感じてしまいます。ピートとモンドリアン…う~ん。という感じです。

いや、人の名前に対して失礼ですね!

ちなみに本名は「ピート・コルネーリス・モンドリアーン」と言います。

皆さまがモンドリアンでゲシュタルト崩壊してしまう前に、名前に話はやめておきましょう!

 

モンドリアンを知らなくても、彼の作品を見れば見たことがある!という人は多いと思います。

彼の作品はいわゆる抽象画で有名で、抽象画の巨匠でもあります。

さらにモンドリアンは抽象絵画の創始者とも言われています。

ちなみに抽象画とは具体的な対象を書き写していない絵画を意味していて、その反対にあたるのが具象画です。

 

この展覧会では、モンドリアンが描いてきた絵を年代順にみることができます。

正直言ってモンドリアンの作品は少なく、展示会場も少ないように感じましたが、知らなかった作品を見ることができる展覧会でした。知らなかった作品とは初期の作品です。絵を始めた頃は、抽象画ではなく具象画だったようです。初期はこんな絵を描いていたんだなあと思いました。

モンドリアンの作品は色数も少なくはっきりした印象ですが、具象画では意外と暗めのどんよりした雰囲気で、大きな筆致も残っていて驚きました。この絵からどうやって抽象画の創始者と言われるような作品が出来上がっていったのかを少し見ることが出来る展覧会です。

 

展覧会では撮影可能なものも多かったのですが、今回は2つ紹介していきたいと思います。

 

 

1つ目は「大きな赤の色面、黄、黒、青色のコンポジション」です。

このような絵やものを見たことがあるい人は多いですよね!見たらすぐにこれはモンドリアンだ!となります。

でも展覧会では、モンドリアンと同時期に活動していて仲間でもあった方々の作品もあるのですが、作風がとても似ていてモンドリアンの作品かと思っていたら違う…みたいなことがありました。

ちなみにこの絵のタイトルに入っている「コンポジション」、これは何度もでてくるのですが、コンポジションとは「構成」「構図」という意味をもっています。

こちらの絵、ただ線を描いて四角に色を塗っただけではないか!と思う方もいらっしゃるかもしれません。

もちろんそういうわけではありません。考えつくされた結果この絵画に辿り着いたのです。

よく見ると、黒い線は画面の縁まで届いていませんよね。これは、絵画の広がりを見せてくれます。

そして、画面の中にある赤い正方形を4分の1にすると下の黒い正方形になります。そして、その黒い正方形の中にはさらに黒い正方形が続いています。(実物をよく見ると黒い正方形の中も4等分されていました)

この作品は、比率によって考えつくられた作品になります。

 

 

続いてはこちら「線と色のコンポジション」です。

黒い線と青い長方形の色面でけです。三原色でもなくなってしまいましたね。

こちらは、抽象画に奥行を持たせるために線を二重にして太さを変えたり、線を複数にしたりして平面を破壊しようとしています。先ほどのものと比べると確かに空間があるように感じます。

 

 

抽象画は普段なら「よく分からない」で終わってしまうかもしれませんが、この展示では説明もついていて分かりやすくなっています。

抽象画に興味のある方はぜひ見に行ってみる価値はあると思います。

展示期間は9月20日までで今月には終わってしまいますが、ご興味のある方はぜひ無理のない範囲で行ってみてください。

 

Hello, everyone.

 

The other day, I went to the Toyota Municipal Museum of Art to see the “Mondrian Exhibition”.

I went there on weekdays, but I was surprised that it was unexpectedly crowded. I think there were many young people, probably because it was summer vacation. I think high school students have already finished their summer vacation, but many college students are surely still on summer vacation, right? Considering that the parking lot was also crowded, I think there were many college students. I think.

The Toyota Municipal Museum of Art has many Instagram-worthy buildings and scenery, so I think it is popular with people who are not interested in art. Recently, I often see fashionable people in the city at the Toyota Municipal Museum of Art.

Excuse me for saying this … I feel that the Aichi Prefectural Museum of Art and the Toyota Municipal Museum of Art have different customer bases. After all, I think that the exterior and interior are important.

 

By the way, do you all know Mondrian?

Personally, I feel a mysterious discomfort with the name “Mondrian”, and I feel that it is different every time even though it matches with Mondrian.

Furthermore, in the exhibition, Mondrian is written as “Piet Mondrian”, which also makes me feel uncomfortable. Piet and Mondrian … Hmm. It’s like that.

No, it’s rude to a person’s name!

By the way, my real name is “Pete Cornelis Mondriane”.

Let’s stop talking about the name before you all collapse in Mondrian to Gestalt!

 

Even if you don’t know Mondrian, you’ve seen his work! I think there are many people who say that.

His work is famous for so-called abstract painting, and he is also a master of abstract painting.

Mondrian is also said to be the founder of abstract painting.

By the way, an abstract painting means a painting that does not copy a concrete object, and the opposite is a concrete painting.

In this exhibition, you can see the paintings by Mondrian in chronological order.

To be honest, I felt that there were few Mondrian’s works and there were few exhibition halls, but it was an exhibition where I could see works I did not know. The work I didn’t know was his early work. When he started painting, he seemed to be a concrete painting rather than an abstract painting. I thought that I was drawing such a picture at the beginning.

Mondrian’s work has a clear impression with few colors, but I was surprised that the concrete painting had a surprisingly dark and dull atmosphere, and a large brush stroke remained. This is an exhibition where you can see a little how this painting created a work that is said to be the founder of abstract painting.

 

There were many things that could be photographed at the exhibition, but this time I would like to introduce two.

 

The first is the “large red color plane, yellow, black and blue composition”.

There are many people who want to see such pictures and things! As soon as you see it, this is Mondrian! It will be.

However, at the exhibition, there are works by people who were active at the same time as Mondrian and were also friends, but the style was very similar and I thought that it was Mondrian’s work, but there was something like that.

By the way, “composition” in the title of this picture, which appears many times, means “composition” and “composition”.

Isn’t this picture just a line drawn and a square painted? Some people may think that.

Of course not. As a result of my thoughts, I arrived at this painting.

If you look closely, the black line does not reach the edge of the screen. This shows the expanse of the painting.

Then, if you reduce the red square in the screen to a quarter, it becomes the black square below. And inside that black square, there are more black squares. (If you look closely at the real thing, the inside of the black square was also divided into four equal parts.)

This work is a work that was conceived by the ratio.

 

Next is “Line and Color Composition”.

It’s just a black line and a blue rectangular color plane. Even the three primary colors are gone.

Here, in order to give depth to the abstract painting, we are trying to destroy the plane by doubling the lines and changing the thickness, or by making multiple lines. It certainly feels like there is space compared to the previous one.

 

**********************

 

生活様式の変化とともに、大切なお品を整理されている方も多いことと思われます。

ここ風光舎では、古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

 

風光舎は、出張買取も強化しております。

愛知県内はもちろん、岐阜県・三重県その他の県へも出張いたします。

どんなにご近所の方でもお伺いできますので、まずはお電話お待ちしております。

 

 

愛知県名古屋市千種区・骨董 買取

『古美術 風光舎 名古屋店』

TEL;  052(734)8444

MAIL;   fuukousya@gmail.com

10:00-17:00 OPEN

にわか鉱物女子になってみました。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取致します 古美術風光舎名古屋店)

2021.09.10

皆様こんにちは、スタッフYです。

 

 

 

先日Instagramにて、弊店にあります「太湖石」について少し呟いてみましたが、後学のため、石の世界について調べたり深掘りしていくと、これまた深い世界でして、これこそ一言では語れない、いやいや語るなどとおこがましい…世界ではないか。よって、浅く呟いておりますので、ご興味のある方少しお付き合いくださいませ。

 

 

 

 

まずは、弊店にあります「太湖石」、ご存じない方のために浅くご説明いたしますと、

太湖石、中国蘇州府の太湖(洞庭湖)に産する石灰岩の奇石で、湖水や風雨の浸食を受けて石の表面にくぼみや孔穴のある変わった形をしていることが多いでしょうか。
太湖石の発見者は唐代の詩人、白居易(白楽天)であると言われ、宋代には峰に見立てて庭園に飾ったり、書斎の装飾品として用いられたほか、絵画や工芸品に表わされるなど、大変愛好されたようです。中国庭園をイメージするとそういえば、よく飾ってるごつごつした石を思い浮かべますよね。そうあの奇石です。

 

蘇州はじめ中国各地の庭園で鑑賞や瞑想などのために置かれてたようでして、大流行の背景には、単にその珍奇な形が喜ばれたというだけでなく、当時の中国の文人たちは、書斎に飾った山水画に心を飛ばして、太湖石を眺め、そこに道教的世界観を映しだしていたのでしょうか、それも要因としても挙げられるようです。

 

彼らは飾られた太湖石の複雑に空いた孔には別世界への入口であると捉え、孔がいくつも空いた太湖石は小宇宙の集合体と見立てていたようです。つまりは、俗世から精神を乖離させるための瞑想のための一つのツールとしていたのでしょうか。

 

そんな精神世界からとはかけ離れておりますが、最近の日本の様子ですと、鉱物女子なる石好きの女子がお気に入りの石のコレクションした様子や、お部屋などにコーディネートした様子をInstagramなどでアップしていたりと石との付き合い方も「仲良し」といった感じになっているように見受けられます。

 

少し前ですと、昭和のお父さんたちは豊かさの象徴だのでしょうか、鉱物などを床の間やリビングに堂々と飾っておりましたね、さらに歴史をさかのぼると、ご神体が御石である由緒正しい神社も遥か昔から存在致しており、石や鉱物との関係は様々。

 

ですが、時代やお国で様子は違えど「石好き」にとって石や鉱石は、人を惹きつけ、あこがれ、はたまた崇拝の存在であったことは確かなようですね。

 

ところで、先日のフェルメールの絵画(またか、と言われそうですが)にも鉱物が関係しております。

そう、「フェルメールブルー」の異名を持つその青。

 

宝石のラピスラズリを原料にしているのは、有名な話で、ご存知の方も多いかと思います。そのフェルメールブルーとして使用された顔料は、ラピスラズリの粉末を精製して作った「ウルトラマリン」と呼ばれており、日本でいう「瑠璃色」。それらを粉末にし、油で溶いたものを使用するそうです。

 

ラピスラズリが最初に顔料として使われたのは6世紀頃で、最初の鉱物顔料と言われています。17世紀当時、主な産地はアフガニスタンだったため、ヨーロッパの画家たちは「海を越えたもの」という意味の「ウルトラマリン」と名づけたようですが、このお名前に既に「あこがれ」が見え隠れ致しますね。

 

ウルトラマリンは原料が宝石ですのでもちろん大変貴重で非常に高価でして、他の顔料の百倍以上の値段で、純金以上の価値があったとも言われています。それ程価値のある顔料ですから、ラファエロやボッティチェリは、この高価なウルトラマリンは聖母マリアの衣服にのみ使われております。聖母マリアやイエスキリストのローブを塗る特別な色だったのでしょう。

 

そんなウルトラマリンを贅沢に使用したのが、フェルメール。彼は比較的裕福な環境にあったのにもかかわらず、そのウルトラマリンのために膨大な借金を抱えていたそうです。当時は死後、評価されることも多い画家の中でも、フェルメールは17世紀に全盛期を迎えていたため、当時の彼はパトロンにも恵まれ、じっくりと製作に取り組むことができたそうです。「牛乳を注ぐ女」や「真珠の首飾りの女」はこの時期の作品。

 

今でも、天然のウルトラマリンは貴重で多くの画家を魅了していますようですが、まさに絵画に宝石を散りばめたといってもよい、なんとも贅沢な顔料。また、宝石としてのピスラズリも、仏教でいう七宝とも言い、時を越え世界中で愛される宝石であります。

とまぁ、鉱物は人を惹きつけてやまないストーリーは、ここにもありましたね。

 

 

 

 

 

 

ところで、弊店の「太湖石」の孔から別世界の入り口を覗いた写真を撮ってみました。

みなさまから見える別世界はどんな世界でしょうか。

 

 

Hello everyone, this is Staff Y.

The other day, I muttered a little about “Taikoishi” in our shop on Instagram, but for later study, when I researched and dug deeper into the world of stones, this is another deep world, and this is just one word. I can’t talk about it, I don’t want to talk about it, and it’s awkward … Isn’t it the world? Therefore, we are muttering shallowly, so if you are interested, please feel free to contact us.

 

First of all, for those who don’t know about “Taikoishi” in our shop, I would like to give you a brief explanation.

Taihu stone, a strange limestone stone from Taihu (Dongting Lake) in Suzhou, China, often has a strange shape with dents and holes on the surface of the stone due to erosion by lake water and wind and rain.
It is said that the discoverer of Taihu stone was Bai Juyi (Bai Juyi), a poet of the Tang dynasty. It seems that he was very much loved. When you think of a Chinese garden, you think of the rugged stones that you often decorate. That’s a strange stone.

 

It seems that it was placed for appreciation and meditation in gardens in Suzhou and other parts of China, and the background of the epidemic was not only that the strange shape was pleased, but also the Chinese writers at that time. Did he look at the Taihu stones and reflect the Taoist worldview on the landscape paintings in his study? They thought that the intricately vacant holes in the decorated Taihu stones were the entrance to another world, and that the Taihu stones with many holes were considered to be a collection of microcosms. In other words, was it a tool for meditation to dissociate the spirit from the world?

 

Although it is far from such a spiritual world, in the recent situation in Japan, a girl who likes stones, a mineral girl, has uploaded her favorite stone collection and coordinated with her room on Instagram etc. The way of interacting with the stones seems to be “friendship”. A little while ago, the fathers of the Showa era might be a symbol of affluence, and minerals were gracefully displayed in the alcove and in the living room. Shrines have existed for a long time, and their relationships with stones and minerals are various.

 

However, it seems certain that stones and ores were attractive, longing, or worshiped for “I like stones”, although the situation is different depending on the times and countries.

 

By the way, minerals are also related to Vermeer’s paintings the other day (which may be called again).

 

Yes, that blue with the nickname “Vermeer Blue”.

 

It is a famous story that lapis lazuli, a jewel, is used as a raw material, and many of you may know it. The pigment used as Vermeer Blue is called “Ultramarine”, which is made by refining lapis lazuli powder, and is called “Ruriiro” in Japan. It is said that they will be powdered and dissolved in oil.

 

Lapis lazuli was first used as a pigment around the 6th century and is said to be the first mineral pigment. At the time of the 17th century, the main production area was Afghanistan, so it seems that European painters named it “Ultra Marine” which means “beyond the sea”, but “longing” is already hidden in this name. Hey.

 

Since the raw material of Ultramarine is gemstone, it is of course very valuable and very expensive, and it is said that it was more than 100 times more expensive than other pigments and more than pure gold. Raphael and Botticelli use this expensive ultramarine only in the garments of the Virgin Mary because it is such a valuable pigment. Perhaps it was a special color to paint the robes of the Virgin Mary and Jesus Christ.

 

Vermeer used such ultramarine luxuriously. Despite being in a relatively wealthy environment, he was in huge debt for that. Among the painters who are often evaluated after his death, Vermeer reached its heyday in the 17th century, so he was blessed with patrons and was able to work on the production carefully. “The Milkmaid” and “Woman with a Pearl Necklace” are works of this period.

 

Even now, natural ultramarine is precious and seems to attract many painters, but it is a luxurious pigment that can be said to be studded with jewels in paintings. Lapis lazuli as a jewel is also called a cloisonne in Buddhism, and is a jewel that is loved all over the world over time.

Well, there was a story here that minerals are always attracting people.

 

By the way, I took a picture of the entrance to another world through the hole in our “Taikoishi”.

What kind of world is the other world you can see?

 

 

**********************

 

 

生活様式の変化とともに、大切なお品を整理されている方も多いことと思われます。

ここ風光舎では、古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

 

風光舎は、出張買取も強化しております。

愛知県内はもちろん、岐阜県・三重県その他の県へも出張いたします。

どんなにご近所の方でもお伺いできますので、まずはお電話お待ちしております。

 

 

愛知県名古屋市千種区・骨董 買取

『古美術 風光舎 名古屋店』

TEL 052(734)8444

10:00-17:00 OPEN

フェルメールの名画鑑賞の続編がありまして(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風向舎名古屋店)

2021.09.08

こんにちは、スタッフYです。

 

 

先日、フェルメールの絵画について投稿いたしましたよね…。

「美術を楽しむためには、ある程度の知識は必要です。美術というのは、知れば知るほど面白くなるものです。感性や美的センスなどという不安定でいい加減なものだけでなく、知性と理性も動員しなければなりません。」などと先日、名画の鑑賞の仕方の初級編を搔い摘んだ矢先に、フェルメールの絵画についての驚くべきニュースが。

 

ドイツのドレスデン国立古典絵画館所蔵のフェルメールの名画「窓辺で手紙を読む女(1657年頃)」の修復が、約3年前から取り組まれておりましたが、修復後になんと塗り潰された背景にキューピッドの姿が復活したとのこと。(残念ながら、実際の絵画は掲載できませんが)

 

この絵は何年ものあいだ、オランダの画家のレンブラント、そして次に同じくオランダのピーテル・デ・ホーホのものだと考えられていたが、その後フランスの美術評論家の鑑定により、1880年にフェルメールのものと断定された絵画らしく、以前から謎多き作品だったようで。もちろん修復前の写真も検索いたしますと見ることが出来ます。

 

今回復活したキューピッドは、1979年に行われたX線分析で初めて発見されていたのですが、研究者たちは、フェルメール自身がキューピッドを塗りつぶし、背景に余白を作り出したのではないかと考えられていたようです。ですが、2017年にドレスデン国立古典絵画館の絵画修復家、Christoph Schölzel氏が総合的に検査したところ、フェルメールの死後、18世紀に何者かによって上塗りされたことが明らかになったようです。

 

また、X線写真では、手前にあるカーテンも後から描かれたことも指摘されており、もともとは画面の右側にガラス器を置いたテーブルが描かれてたようです。これは、手前にカーテンを置くことで部屋の奥行きを表現しようとするフェルメールの狙いだと理解されておりますが、この構図は前回のブログで紹介しました作品「絵画芸術の寓意」と同じく窓辺で何かしている美女をカーテン越しにのぞき見をしているような構図。

 

手前にカーテンを置く効果は、当時から実際に飾った絵画にカーテンを付けて保護する習慣があることを利用し、絵画世界と現実世界の境界をあいまいにするだまし絵的手法としてよく使われるものでして、フェルメールもおそらくそうした鑑賞者の「のぞき見」効果を狙ってカーテンを追加したのでしょう。

 

同絵画館のディレクター、Stephan Koja氏は「背景にキューピッドが復活したことで、画家(フェルメール)の本当の意図が明らかになった」と述べ、「表面的な色恋の文脈を超えた、“真の愛”を表現しているのではないか」と考察しているいるのですが、それよりも、気になるのは、修復前と修復後の絵の全体的な印象。

 

お時間のある方はググって見比べていただきたいのですが、修復前、後では、その姿は、くすみが払われ鮮やかな色彩がよみがえり”若返った”という印象を与えます。それと共に、それまで何もなかった背景の壁に、とても大きなキューピットの絵(絵の中の絵を「画中画(がちゅうが)」といいます)が現れていますので、絵画全体に「におわせ」のツールが(アトリビュートというらしいですね🔰)

増えてもおります。

 

また、この絵画の女性は手紙を読んでおります。これまで女性が手紙を読んでいること以外に手がかりがなく、手紙の内容がどんな内容なのか、描かれているのはどんな女性なのか、まったくわからない状態でした。それに、修復前は少し地味な印象もあり、両親からの手紙でも読んでいるか?と、捉えても差し支えないような。

 

ところが、X線写真でキューピットの絵がかかっていることがわかっていたので、この絵は恋文を読んでいるのではないかという推測が膨らみ、さらに修復後の鮮やかな画の印象も相まって、もうこの女性が読んでいるのは「恋文でしょうよ。」と、誰もが思ってしまいます。

 

TVなどでも様々な現代の科学の力を借りての過去の史跡や作品の研究や修復の特集を拝見いたしますが、その技術は本当に素晴らしく、思いもよらない真実が隠され新たな発見などがありビッグニュースとなったりして、いつもワクワクされますが、今回の修復もまさにビッグニュース。キュービッドが現われたこと自体はもちろんのことですが、このフェルメールの絵画、「愛」を象徴するキューピッドが画中画があることで、この絵の女性は恋文を読んでいることが決定づけられるくらいに絵の持つストーリや印象がガラリと変わったということも、意味が大きかったのではないでしょうか。

 

また、18世紀にこの画中画のキューピッドを塗りつぶしたのは、誰が何のためにだったのかということも、次なる謎が深まるばかりです。そんな謎解きも相まり、本当に絵画は不思議で、奥深くて、だからいつまでも我々を魅了してやまないのだなと痛感。また、最近のこのトピックによって、名画の鑑賞の仕方も絵画と共に進化していくのだなと初心者Yは納得するのでありました。

 

 

 

 

名画「窓辺で手紙を読む女(1657年頃)」、なんと完全な姿を取り戻した本作が、今年9月に同館にて一般公開される予定のだそうです。また、来年1月には上野の東京都美術館にもやってくるとこのとで、是非とも実物を鑑賞し、その本質に迫ってみたいものですね。

 

 

 

Hello, this is Staff Y.

 

You posted about Vermeer’s paintings the other day …

“To enjoy art, you need some knowledge. The more you know about art, the more interesting it becomes. Not only unstable and sloppy things such as sensibility and aesthetic sense, but also intelligence and reason are mobilized. “I have to do it.” “The other day, I picked up the beginner’s edition of how to appreciate masterpieces, and there was amazing news about Vermeer’s paintings.

 

The restoration of Vermeer’s masterpiece “Girl Reading a Letter at the Window (around 1657)” in the Dresden National Classical Painting Museum in Germany has been underway for about three years. The appearance of Cupid has been revived. (Unfortunately, the actual painting cannot be posted)

 

The painting was thought to belong to the Dutch painter Rembrandt for many years, and then to Pieter de Hooch in the Netherlands, but was later appraised by a French art critic, Vermeer in 1880. It seems to be a painting that was determined to be a thing, and it seems that it was a mysterious work from before. Of course, you can see it by searching the photo before restoration.

 

The revived Cupid was first discovered in an X-ray analysis conducted in 1979, but researchers suspect that Vermeer himself filled the Cupid and created a margin in the background. It seems that it was. However, a comprehensive inspection by Christoph Schölzel, a painting restorer at the Dresden National Classical Gemäldegalerie in 2017, revealed that it was overcoated by someone in the 18th century after Vermeer’s death.

 

Also, in the X-ray photograph, it is pointed out that the curtain in the foreground was also drawn afterwards, and it seems that the table with the glassware was originally drawn on the right side of the screen. It is understood that this is Vermeer’s aim to express the depth of the room by placing a curtain in front, but this composition is the same as the work “Allegory of Painting Art” introduced in the previous blog. The composition is like peeping through a curtain to a beautiful woman doing something by the window.

The effect of placing a curtain in the foreground is often used as a deception technique that blurs the boundary between the painting world and the real world, taking advantage of the custom of attaching a curtain to protect the painting actually decorated from that time. By the way, Vermeer probably added a curtain aiming at such a viewer’s “peep” effect.

“The resurrection of Cupid in the background has revealed the true intentions of the painter (Vermeer),” said Stephan Koja, director of the painting museum. I’m thinking that it may be expressing “true love”, but what is more worrisome is the overall impression of the painting before and after restoration.

 

If you have time, I would like you to compare them by google, but before and after the restoration, the appearance gives the impression that the dullness is removed and the vivid colors are revived and “rejuvenated”. At the same time, a very large picture of Cupit (the picture in the picture is called “Gachuga”) appears on the wall in the background where there was nothing before, so “Gachuga” appears in the whole picture. The “Omase” tool (it seems to be an attribute)

It is also increasing.

 

Also, the woman in this painting is reading a letter. Until now, I had no clue other than that the woman was reading the letter, and I had no idea what the contents of the letter were or what kind of woman was drawn. Also, before the restoration, it seemed a little plain, and did you read the letter from her parents? It seems that it is safe to catch it.

However, since I knew from the X-ray photograph that the picture of Cupid was on it, I was wondering if this picture was reading a love letter, and with the impression of the vivid picture after restoration, it was already. Everyone thinks that this woman is reading “Love letter.”

 

I see a special feature on research and restoration with the help of various modern sciences on TV etc., but the technology is really wonderful, and there are times when unexpected truths are hidden, so it is always exciting. , This Vermeer painting, Cupid, which symbolizes “love”, has a picture in the picture, so the story and impression of the picture is so confusing that it can be decided that the woman in this picture is reading a love letter. It has been changed.

Also, who was the reason for painting Cupid in this picture-in-picture in the 18th century? The next mystery just deepens. Coupled with such a mystery solving, I was impressed by this recent topic that painting is really mysterious and profound.

 

his work, which has regained its perfect appearance, is scheduled to be open to the public at the same building in September this year. Also, when I come to the Tokyo Metropolitan Art Museum in Ueno in January next year, I heard that. I definitely want to go see it.

 

 

**********************

 

 

生活様式の変化とともに、大切なお品を整理されている方も多いことと思われます。

ここ風光舎では、古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

 

風光舎は、出張買取も強化しております。

愛知県内はもちろん、岐阜県・三重県その他の県へも出張いたします。

どんなにご近所の方でもお伺いできますので、まずはお電話お待ちしております。

 

 

愛知県名古屋市千種区・骨董 買取

『古美術 風光舎 名古屋店』

TEL 052(734)8444

10:00-17:00 OPEN

出張査定可能エリア

その他の買取地域はこちらをご覧ください。

ページトップへ