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FROMKYOTOOSAKA

ミステリーで脳を活性化⁈(千種区 名古屋店)

2020.11.24

 

皆さま、こんにちは。名古屋店スタッフ I です。

三連休も終わり、徐々に冬の到来を感じる今日この頃ですね。

 

読書好きの方、今秋はどのような本を楽しまれたでしょうか?

今年はイギリスを代表する作家、アガサ・クリスティーの生誕 130周年のアニバーサリーイヤーです。

”ミステリーの女王” が56年の作家生活を通じて発表した長編小説は60作以上。

中、短編は150作を超えるそうです。

それらの多くが舞台化に加えて、映画やテレビで映像化されているのは皆さまご存知の通りです。

 

映画では前作『オリエント急行殺人事件』が記憶に新しいところですね。

映画人にもアガサのファンは多いらしく、「スターウォーズ/最後のジェダイ」の

ライアン・ジョンソン監督も大ファンのひとりとのこと。

『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019年)を生み出したのも、彼女の著作に影響を受けたと知り、スタッフ I は納得です。

 

映画界の話題作も公開延期が相次ぎ、まさに波乱の年になった2020年。

来年公開を控えている新作『ナイル殺人事件』は、今回2度目の映画化です。

旅好きだった原作者クリスティーは、世界中の多くの名所を舞台にしてミステリーを紡ぎました。

新作の舞台は、史上最も古い文明を生んだ地のひとつとして知られるエジプト。

同地でロケを敢行した本作では、有名な遺跡など荘厳な佇まいをそのまま収めているとのこと。

海外旅行もままならぬこのご時世、

せめて映画館でエキゾチックな旅情を体感できるといいですね。

そしてアガサの名作を読み返すおうち時間も、頭の体操に一役買ってくれるでしょう♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

座卓を囲んでいる風景を思い出す(覚王山 名古屋店より)

2020.11.23

 

こんにちは。スタッフYです。

最近どこのお宅も、ダイニングテーブルで食事をとる風景が多い昨今。

たまに、田舎のお宅などで座卓で食事をしたり、みなでお茶をしたりすると、

逆に新鮮だったりしまよね。

 

そう、座卓ってたくさんのお料理や人を囲んで、温かな空気にしてくれる最強アイテム。

たくさんのお料理やお酒を卓上にこれでもかと並べ、親戚や知人とわいわい騒ぎながら

座卓を囲んで飲んで食べていたことが、コロナ禍も相まって

今となっては遠い昔のように懐かしく思われます。

 

この座卓もかつては、食事や賑やかな会話がこの卓上で飛び交っていたとこでしょう。

その頃と、国も時代も生活様式も全く違っていますが、

この座卓は、次なる役目をここで、静かに待っています。

 

このコロナ禍がどのように終息するかはわかりませんが、

スタッフYも、次なる時代の生活様式を

うまく受け入れていかなければなぁと思うのでした。

そう、この座卓のように。

 

 

 

 

 

 

みんなちがって、みんないい (覚王山 名古屋店より)

2020.11.22

こんにちは~名古屋店スタッフTです!
さて、問題です。
こちらの5枚のお皿の中で1枚だけ違うものはどれでしょう?

左から2番目の賢人の胸にご注目!なんです。
なんと~胸の描かれ方が違うんですね。
 
構図は同じでも、これは手書きならではの味わいですよ。
レアもの!希少価値あり!?
(ちなみに政府造幣局の発行する通貨でも
穴にズレがあったりすると大変珍重されますね) 

フランスではパイの中に小さな陶器人形を入れて焼き、
当たった人がその日1日主役になれるのですが、
この1枚だけ特別な伊万里のお皿に当たった方も、何か幸運を用意して差し上げたりして、
ちょっと贅沢なお家時間の楽しみに、お使いになってみるのはいかがでしょうか。

食いしん坊のブログ(覚王山 名古屋店より)

2020.11.21

皆さまこんにちは。いかがお過ごしですか。

 

私は最近、できる限り歩くことを心掛けております。
この間、道で会ったご年配の方が、元気でいられるコツを伝授してくださったのです。
よく歩き、よく話すこと。心に留めて生活しておりますが、よく歩くととってもお腹が空きますね…

 

温かいものがおいしい季節です。皆さまは何が好きですか?
私は鍋料理が好きです。
でも、寒い日にあえて冷たいものを食べるのもいいですよね。

 

食いしん坊のブログみたいになってしまいました。

 

この風光舎名古屋店があります、覚王山はとてもとても素敵な場所なので、きっと歩くのも楽しいですよ。
風光舎にも、是非一度、お立ち寄りください。

 

 

月曜からも一週間、皆さまどうかお元気でいらしてください。

ドーナツですか!? 違いますっ!(覚王山 名古屋店より)

2020.11.20


そう、違います。

こちらの御品は唐物 数珠入れです。

それに大きさからしてドーナツというよりは

バームクーヘンですね。

洋菓子店のガラスケースで見るような、

そう、そんなサイズ感なのです。

 

唐物といえば、中国伝来の貴重な美術品。
将軍や有力武家、大寺院など、
ごく限られた権力者や富裕層のものでした。
茶道でも格式高いお道具として大切に扱われています。

身近なスウィーツなどに例えては申し訳ないのですが、

この普段見かけることのない円形の趣きある姿に
つい興が乗ってしまいました。
これならば数珠玉を傷めることなく保管できますね。

 

格式高い~といえば料亭も思い浮かんできました!
先日、名古屋店スタッフIが「河文」に行ってきたとのことで、
そちらは名古屋城と共に400年の歴史がありますね。
他にも「か茂免」「香楽」「蔦茂」「八勝館」「松楓閣」...
名古屋に これだけの料亭文化が栄えた源流は
徳川宗春が芸事を奨励したおかげと言われています。

素晴らしい美術品も数多く所有されており、
いつかは訪れてみたいスタッフTです。

七つの珠玉(覚王山 名古屋店より)

2020.11.19

 

皆さま、こんにちは。名古屋店スタッフ I です。

本日は、翡翠色が綺麗な七宝焼と過ごしております。

 

七宝焼の歴史は実に古く、様々な時代と国境を越えて変遷を遂げてきました。

金・銀・銅などの金属に美しいガラス質の釉薬を用い高温で焼く工芸品は、いつの時代も人々を魅了してきたことでしょう。

 

ここ愛知の工芸家・藤井達吉は、七宝焼ブームの実質的な先駆者として評価されています。

(そういえば10年ほど前に、碧南市にあります藤井達吉現代美術館へ行ったなぁと…)

藤井氏は名古屋の七宝店へ入社後、アメリカでの万博博覧会に七宝作品を出品。

そこからあらゆる工芸分野で斬新な作風の工芸品を生み出していったそうです。

 

元をたどれば、中近東からシルクロードを経て日本へもたらされたと考えられている七宝。

日本最古の発見とされている七宝焼は古墳時代末期と推定されております。

そんな長い歴史をもつ銘品たちも、ここ名古屋でも縁が深いとなると親近感が湧く気がします。

 

そして名古屋繋がりとこじつけて、食欲の秋がまだまだ収まらないスタッフ I は、先週 ”THE KAWABUN NAGOYA” で満たされてきました。

今回はイタリアンのプレミアムランチへ。

尾張徳川家御用達として名を馳せた名門店ならでは…

しっかりと五感で楽しませていただき、活力もらえました 笑。

(だんだんと年末に近づき、今年一年の自分ご褒美という名目が増えてきている⁈)

 

 

自由な行動がまた少し制限されるかもしれない不安定な今の世相…

様々な困難をもくぐり抜けてきたであろう、ここ風光舎の品々たちにパワーをもらいながら、限らた範囲でも日々を楽しむこころを持っていたいと思います。

皆さまもどうかご自分のご健康は第一!そして穏やかで満たされた毎日を過ごされますよう…

 

 

 

 

 

 

 

風が光る音が似合う空間に(覚王山 名古屋店)

2020.11.18

スタッフYです。

ここ風光舎名古屋店にて、先日から、

WI-FIスピーカーで音楽を流しています。

さて、どんな音がこの空間に似合うのでしょうか。

 

様々な旅をしてきた古美術たちや、この子たちの次の旅を託されたお客様や

これからこの子たちと旅をご一緒にするお客様や

そして、その橋渡しをするここのスタッフの集う場所として、どんな音がよいかと

いろいろ巡らせてみました。

が、深く考えるまでもありませんでした笑。

 

『風光舎』

答えはすぐそばにありました。風が光るような音がいいなと。

 

本日のスタッフYのセレクトは、ラヴェルの『ソナチネ』。

ソナチネとは小規模な構成形式の曲といったところでしょうか。

難しいことは分かりませんが、どこか懐かしいようなせつないようなピアノの音の粒が

キラキラと流れて、空間を眩く包み込んでくれます。個人的に大好きです。

 

機会がありましたら、ラヴェルに包まれた古美術に会いに来てみてください。

 

 

 

 

 

小さな虫の知らせでしょうか…(覚王山 名古屋店より)

2020.11.17

 

皆さま、こんにちは。名古屋店スタッフ I です。

ここ数日のお昼間の暖かさは本当にありがたいですね。

 

本日は、安藤七宝の花瓶をご紹介いたします。

今の季節にぴったりと合う落ち着いた色合いが素敵です。

まず目を引くのが ”四聖獣”

四神ともいい、中国の神話・天の四方の方角を司る霊獣であります。

何だか家を守ってくれそうで、縁起も良さそうなお品ですね。

 

ここで話しがちょっと変わりまして、今朝 自宅の置時計が止まっておりました。

この時計は20年程前に、私の母が東京土産に買ってきてくれたものです。

なんと偶然… 安藤七宝店にて購入のもの。

(女性は銀座が大好きですね 笑)

今思えば、名古屋の我が家に逆輸入でしょうか ^^

 

そして当店・風光舎 名古屋店にこちらの花瓶がやってきていたのです!

たまには(←失礼ですね笑)安藤七宝店も覗いてよ!

そんなお知らせでしょうかね…(^^♪

こういう繋がりは個人的には大好きで、大切にしたいなと思います。

 

名古屋の本店さんに隣接する『七寶藏部』さんには、安藤七宝店代々の貴重な七宝が展示されているとのことです。

暖かな日差しに誘われて、心も身体も満たされに行きたいですね。

一期一会、なにか素敵な出会いがあればまた報告させていただきます♪

 

 

 

 

 

遥か古(いにしえ)のタイの国から~ (覚王山 名古屋店より)

2020.11.16

 
こちらのお香合は
宋胡録(すんころく)、寸古録とも書きます。
手のひらに乗せると小振りな形が納まりよく、
滋味に満ちた風合いです。

名称は《タイの窯場の名 スワンカロークから》
タイ国で14世紀以降焼かれた陶器だそうで、その地での窯業は400年近く続いたそうです。
日本にも桃山時代から江戸初期にかけて舶載され、茶人に香合として珍重されました。

茶道のお稽古で、初めて宋胡録の香合を拝見したときには、
くすんだ灰色がかった肌に、素朴な鉄絵の線描という
なんともエスニックな香りのする風情に心をくすぐられました!

炉の季節(11月~)になると 陶器の香合が使われ、
器の底に練香が付かぬよう椿の葉などを敷いてのせます。
この季節、緑が貴重なものに思える日本ですが、
かの国では生い茂る樹木に太陽が降りそそぎ、
人々は「そんなことなんでもないさ~マイペンライ(気にするな)!」
なんて言いながら暮らしているんでしょうか...

浜菊の花が咲きました。
Staff T

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