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「相続と骨董品買取のお話 その5」茶道具の買取のポイント(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2025.10.29

シリーズでお伝えしております「相続と骨董品買取のお話」。

今回は弊店でもよくお客様より買取の依頼の多い茶道具のお話をいくつか致しますので、買取の際のご参考になさってみたください。

 

 

 

 

1.どんなものが買取してもらえるのか?

茶道具の弊店では茶道具全般あらゆる種類のものを買取しております。

お茶碗・釜(茶釜)・お香・香合・風炉先屏風・柄杓・盆・水指・水注薬缶・茶筅・茶巾筒・棗・茶杓・蓋置・建水・台子・掛物・花入れなど、他にも季節によってお道具は様々でありますが、特に買取の多いお道具の買取の特徴を上げてみました。

 

【茶碗(ちゃわん)】ここでいう茶碗とは、茶道でお茶をいただくときに使用される器のことですが、主に和物(日本で作られた茶碗)と唐物(中国や朝鮮の高羅などで作られた茶碗)に分けられます。これは薄茶用と濃茶用に分かれており、濃茶には文様のないものを、薄茶にはあるものが使用されるのが特徴です。

 

【茶杓(ちゃしゃく)】茶杓とは、抹茶を茶入や棗からすくって茶碗に移すために作られた道具です。柄の長いスプーンのような形状をしています。主に竹で作られた茶杓が多いですが、松や桜、象牙などを使っているものもあるようです。茶杓には銘がつけられ茶策を納める竹筒にその銘を墨書することもあります。

 

【棗(なつめ)】棗とは抹茶を入れるための道具です。棗の実に形状が似ているところからその名前が付けられました。古くは黒い漆器のものが使われていましたが、時代の流れで現在では多くのデザインの棗が流通しています。
棗に入れる抹茶は決められており、鮮やかな青緑色をした薄茶を入れていました。濃茶用の抹茶は、茶入という道具に入れます。

 

【柄杓(ひしゃく)】柄杓とは、窯や水差しから水を汲むための道具で、竹で作られています。季節や用途によって柄杓の種類が違ってきます。

 

【鉄瓶】鉄瓶とは、お茶を立てるときに使用するお湯を沸かすための道具です。鉄瓶には、多くの種類があります。南部鉄器・京鉄瓶・龍文堂の鉄瓶などさまざまで、種類によって中古市場での価値も異なります。

 

【水差し】水差しは、茶席で使う水を入れておくための道具です。水差しに入っている水を使って、お茶の温度調整や茶碗をすすぎます。水差しに使われている素材はさまざまあり、陶器や金属、ガラスが代表的です。
蓋にも違いがあり、同じ焼物で作られたものは共蓋と呼び、別の素材のものは塗蓋といいます。

 

【茶釜】茶釜は、お湯を沸かすための道具です。鉄瓶と似た用途として使われています。ほとんどが鉄でできており、大きさや形が茶釜によって異なるのが特徴です。管理の状態で錆がついたものでも買取可能ですのでご安心ください。

 

茶道具には、ほかにもさまざまな種類がありますが、古美術風光舎ではあらゆる茶道具も買取しておりますので、まずはご相談くださいませ。

 

 

2.価値の高い茶道具の特徴

では、どんなお道具が価値が高いのか気になってきますが、その主な特徴は4つあります。

 

・保存状態が良い

やはり、保存状態が良いものは高く売れる傾向にあります。茶道具にはワレモノが多いため、キズやヒビが入っていると価値が下がってしまいます。侘び寂びの世界では金継ぎをして修復しますが、中古市場の視点から見るとあまりよい対処法とはいえません。修復もダメージと捉えられるため価値が下がってしまいますので、売却する予定がある場合は慎重に取り扱ってキズやヒビが入らないようにお気を付けください。

 

・有名作家の作品

有名作家の作品も高く買取してもらえます。自分の持っている茶道具が有名作家のものかどうかが気になる場合は、説明書き、茶道具に付いているサインなどを確認してみてください。自分で判断がつかない場合には、買取専門店で鑑定してもらえます。

 

・素材や関連人物などで希少性を持つ

素材や関連人物などの影響で、茶道具の価値が上がることもあります。例えば、金や銀などの希少性の高い素材が使われていると素材そのものの価値が付加されます。同様に装飾がされているものも高く買い取ってもらえます。

また、有名な武将が持っていた茶道具や有名コレクターの遺品など、所有していた人物によっても希少性が付き、買取価格が高くなります。茶道具の価値を調べたいときには、素材や関連人物も調べてみてください。

 

・家元の書付がある

茶道具はそれぞれの流派を持った家元のお墨付きの印である書付があるかどうかでも価値の高さが変わります。とくに有名な家元は、表千家と裏千家です。家元によって使う道具が異なり、書付があると高額買取が期待できますので、書付を確認したいときは蓋の内側を調べてみてください。(棗などの漆作品は作品自体に書付がされています。)

 

 

3.茶道具をより高価で買取してもらうポイント

茶道具など売却をされているのでしたら工夫をするだけで買取価格に大きな差が出るポイントがいくつかあります。少しでも高く売却したい場合は参考になさってみてください。

 

・鑑定前に軽く手入れをしておく

茶道具は、鑑定前に軽くお手入れをしておくのがおすすめです。きれいな状態にしておくことで、査定価格も上がる可能性があります。ただし、取り扱いには注意することが大切です。お道具はできるだけ水洗いは避け、きれいな布で拭く程度にとどめておきましょう。茶碗などは破損など取扱いにお気を付けください。

 

・箱や付属品が揃っている

箱や付属品が揃った状態で売却しましょう。茶道具のほとんどは木箱に収められています。木箱はただの箱ではなく、作家の名や制作年などが入っている場合がございますので判別するときに役立ちますので、購入した際には、箱や付属品は使わなくても保存しておくのが望ましいです。さらに査定でも有利に働くため、箱や付属品は必ず一緒に売却しましょう。

ですが、木箱などを廃棄してしまった、失くしてしまったなどの場合でも買取は可能ですので、安心してご相談ください。

 

・セットの作品であれば揃えて鑑定に出す

セットの商品は揃えて売却するのがおすすめです。茶道具のみならず一般的なお皿なども枚数が揃っていないと、査定金額が下がってしまいますので、茶道具も一式で売られていることも多いです。一見査定に関係なさそうな布や紐などもセットに含まれますので、セットには何が含まれているのか確認しながらすべて揃えた上で売却しましょう。

 

 

故人やご先祖の方の持ち物ですと、片付けをしている親族がお道具のことはわからないという方ももちろんおられます。価値のある御品ということもありますので、まずはその価値を確認してみてはいかがでしょうか。

 

古美術風光舎では茶道具一つひとつを丁寧に査定し、適切な買取価格のご提案させていただきますので、茶道具の売却やご不明な点などございましたらお気軽のご相談ください。

 

 

 

 

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ご実家の整理やお片付けなどをされている方のご相談などが多くございます。

お片付けなどくれぐれもご無理のないようになさってくださいませ。

風光舎では古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

また風光舎は、出張買取も強化しております。ご近所はもちろん、愛知県内、岐阜県、三重県その他の県へも出張いたします。

 

なお、毎月21日の持込鑑定会では無料鑑定・買取・ご相談など、ご予約なしで承っております。

ご近所の皆さま、ご遠方のみなさまも、お気軽にお越しくださいませ。

 

まずは、お電話お待ちしております。

 

愛知県名古屋市千種区姫池通

骨董 買取【古美術 風光舎 名古屋店】

TEL052(734)8444

10:00-18:00 OPEN

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