11月, 2024 - 風光舎 | 愛知・名古屋での骨董古美術買取 三重 岐阜 - Page 2

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FROMKYOTOOSAKA

どちら派ですか?(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.11.24

皆さまこんにちは、スタッフTでございます。

 

 

ホットコーヒーが沁みる朝、ぐっと冷え込む日が続いています。気付けば11月もあと1週間となり、来年のカレンダーや手帳を買い求める季節になりました。

ところで、いつもみなさんが使っているカレンダーは「どっち」ですか?

 

何のことかと言いますと、「日曜始まり」か「月曜始まり」かということです。

週の始まりをどちらにするかは人それぞれかと思いますが、どうやら手帳は月曜始まりが多いのに対して、カレンダーは日曜始まりが多いようです。日曜始まりにしなければいけないという決まりや規格はないようですが、日本で売られているカレンダーの約9割は日曜始まりだそう。

 

カレンダーが日曜から始まりが多い背景には、宗教的な要素が背景にあるようです。

日本が太陽暦を採用したのは1872年(明治5年)。それまでは月の満ち欠けを基準にした太陰暦が使われていました。太陰暦では現在の曜日の代わりに「大安」「友引」などの六曜が使われていました。

ユダヤ教では安息日は土曜日、キリスト教の礼拝日は日曜日と違いはありますが、キリスト教でも、週の始まりは日曜日です。このように、歴史・文化的に、暦上の週の始まりは日曜日とされ、このため、日本でも太陽暦の導入とともに日曜日が週の始まりとして、今でもカレンダーの多くが日曜始まりになっているようです。

 

ところが、キリスト教の国が多いはずのヨーロッパのカレンダーは、現在では月曜日始まりが多いといいます。

これは、1971年のISO(国際標準化機構)の勧告で、官公庁や多くの企業の始業に合わせて実務上、週の始まりは月曜からにするという規定ができたためだそうです。

ルーツは同じでも、現在ではアメリカや日本では日曜始まり、ヨーロッパでは月曜始まりが主流となっているそうです。

 

一方、手帳の品ぞろえは月曜始まりが主流のようです。 月曜始まりの考え方は1973年のオイルショックなどの影響で、企業などが週休2日制を導入したことがきっかけ。手帳はこのライフスタイルの変化に合わせ、80年代末ごろから月曜始まりが主流となったようです。ビジネスシーンにおいては月曜から予定を書き込める方が使い勝手が良いのでしょう。

 

パッと見るだけで日付が分かるのがカレンダーの良いところ。日曜始まりに見慣れているのに急に変えたら見にくく感じます。今年は癒しを求めて、犬や猫のカレンダーを買おうかと迷っているのですが、結局いつも同じもを使うような気がします。なかなか冒険できません。

 

ではでは、また。

 

Hello everyone, this is Staff T.

It is a morning when hot coffee is sinking in and the days are getting much colder. It is now time to start shopping for next year’s calendars and organizers.

By the way, which calendar do you always use?

What I mean is, “Sunday” or “Monday”?

It is up to each person to decide which week starts first, but it seems that most notebooks start on Monday, while most calendars start on Sunday. There is no rule or standard that says calendars must start on Sunday, but it is said that about 90% of calendars sold in Japan start on Sunday.

 

Religious factors seem to be behind the fact that most calendars start on Sunday.

Japan adopted the solar calendar in 1872. Until then, a lunar calendar based on the phases of the moon was used. In the lunar calendar, six days of the week such as “O-an” and “Tomohiki” were used instead of the current days of the week.

In Judaism, the Sabbath is on Saturday, and in Christianity, the day of worship is on Sunday, although there are differences, but even in Christianity, the week begins on Sunday. Thus, historically and culturally, the beginning of the calendar week is considered to be Sunday. For this reason, with the introduction of the solar calendar, Sunday was also considered to be the beginning of the week in Japan, and many calendars still begin on Sunday.

 

However, in Europe, where many countries are supposed to be Christian, most calendars now begin on Monday.

This is due to a 1971 ISO (International Organization for Standardization) recommendation that, in practice, the start of the week should begin on Monday to coincide with the start of the work week for government offices and many companies.

Although the roots are the same, the Sunday start is now the norm in the U.S. and Japan, while the Monday start is the norm in Europe.

 

On the other hand, Monday is still the most common way to organize one’s notebooks. The idea of starting on Monday was triggered by the oil crisis of 1973, which led companies and others to introduce a two-day workweek. In response to this change in lifestyle, Monday-bound notebooks became the mainstream from around the end of the 1980s. In the business world, it is probably more convenient to be able to write down appointments starting on Monday.

 

The good thing about calendars is that you can tell the date just by looking at it. I am used to seeing it starting on Sunday, but if I suddenly change it, I feel it is difficult to see. This year, I am thinking about buying a dog or cat calendar for comfort, but I think I will always end up using the same one.

 

Well, I’ll see you soon.

 

 

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ご実家の整理やお片付けなどをされている方のご相談などが多くございます。

お片付けなどくれぐれもご無理のないようになさってくださいませ。

風光舎では古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

また風光舎は、出張買取も強化しております。ご近所はもちろん、愛知県内、岐阜県、三重県その他の県へも出張いたします。

まずは、お電話お待ちしております。

 

 

愛知県名古屋市千種区姫池通

骨董 買取【古美術 風光舎 名古屋店】

TEL052(734)8444

10:00-18:00 OPEN

 

#出張買取#骨董#古美術#骨董品#絵画#版画#茶道具#刀剣#彫刻

 

 

 

 

【鉄瓶・鶴首花入買取】岐阜県可児市のお客様より買取いたしました。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.11.24

 

 

岐阜県可児市のお客様より鉄瓶・鶴首花入れなど買取いたしました。

長年大切にされておりました御品を分けていただき誠にありがとうございました。

 

古美術風光舎では、鉄瓶・鶴首花入れなどの買取もおこなっております。

また、ご実家のお片付けなどで出ました骨董古美術品の行先でお困りのお品などございましたらお気軽にご相談ください。

 

 

なお、毎月21日の持込鑑定会では無料鑑定・買取・ご相談など、ご予約なしで承っております。

ご近所の皆さま、ご遠方のみなさまも、お気軽にお越しくださいませ。

 

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ご実家の整理やお片付けなどをされている方のご相談などが多くございます。

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風光舎では古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

また風光舎は、出張買取も強化しております。ご近所はもちろん、愛知県内、岐阜県、三重県その他の県へも出張いたします。

まずは、お電話お待ちしております。

 

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【茶道具・贈答品買取】名古屋市昭和区のお客様より茶道具・贈答品など買取いたしました。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.11.23

 

 

 

名古屋市昭和区のお客様より茶道具・贈答品など買取いたしました。

長年大切にされておりました御品を分けていただき誠にありがとうございました。

 

古美術風光舎では、茶道具・贈答品などの買取もおこなっております。

また、ご実家のお片付けなどで出ました骨董古美術品の行先でお困りのお品などございましたらお気軽にご相談ください。

 

 

なお、毎月21日の持込鑑定会では無料鑑定・買取・ご相談など、ご予約なしで承っております。

ご近所の皆さま、ご遠方のみなさまも、お気軽にお越しくださいませ。

 

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お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

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ブルーインパルスみたかったです。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.11.22

みなさまこんにちは、スタッフYでございます。

 

 

 

 

先日忘れてましたが、どうやら豊田市の豊田スタジアムをメイン会場に始まったラリージャパンに合わせ、航空自衛隊「ブルーインパルス」が21日、同市上空にハートなどを描いて開幕に花を添えていたそうです。

 

6機がさまざまな隊形に変化しながら飛行。旋回したり、スモークで絵を描いたり、12演目を披露したり、六つの円を描き、空に花を咲かせる「さくら」や、5機が太陽の光のように扇状に広がる「サンライズ」などを披露し、観客たちを沸かせたそうなのです。ブルーインパルスは小牧から飛びたったようでして、たぶんお店の上を飛んだはずなのですが残念ながら気が付かず。とはいえ、ジェット噴射しながら飛んでるわけではないですから、豊田スタジアムに行って実際に口を開けながらてみたかったですね。

 

ところで、あの一糸乱れぬジェット飛行ですがその燃料はご存知の通り油。ですが、最近はその燃料にも航空業界ではカーボンニュートラルな代替航空燃料「SAF」の取り合いが起こっているようなのです。

 

カーボンニュートラルな代替航空燃料とはなんぞや?と、お思いでしょうが、その一つに微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)の研究で知られるユーグレナがあります。要はバイオ燃料ということなのですが、このユーグレナは、使用済みの食用油9割とユーグレナから抽出されるユーグレナ油脂1割が原料でして、日本でも各社が国産SAFの大量生産を目指して頑張っているようなのですが需要が追い付かない状態のようです。

 

そのような中で、各国の航空会社は石油由来のジェット燃料から早くSAFに切り替えたいのですが、取り合いが起こってる状態のようです。去る9月24日に開催されたF1日本グランプリと、その前日のリハーサルで飛行した航空自衛隊のブルーインパルスにはミドリムシから作られた代替ジェット燃料が使われていたようですが、使用済み食用油を伝っているということで、ジェット飛行の際にはちょっとこんがりした美味しそうな匂いがするのかな…などとくだらない想像ばかりが浮かびました。

 

今回の飛行がどんな燃料が使われたかはわかりませんが、使用済み食用油もこうやって使われる時代になっていくのなら揚げ物をして食べる罪悪感も、油を片づけるイライラ感も少しは薄まりそうな気がします。

 

よし、今日は揚げ物にしよう笑。

 

それではごきげんよう。

 

 

 

 

Hello everyone, this is Staff Y.

 

I forgot to mention this the other day, but apparently the Japan Air Self-Defense Force “Blue Impulse” flew over Toyota City on the 21st to add flowers to the opening of Rally Japan, which started at the Toyota Stadium in Toyota City as its main venue, by drawing hearts and other shapes in the sky over the city.

Six aircraft flew in various formations. They circled, painted pictures with smoke, and performed 12 different acts, including “Sakura,” which drew six circles and made flowers bloom in the sky, and “Sunrise,” in which five aircraft fanned out like the sun’s rays, exciting the audience. The Blue Impulse flew out from Komaki and probably flew over the store, but unfortunately I did not notice it. However, they were not flying with jets, so I would have liked to have seen them with my mouth open at Toyota Stadium.

 

 

By the way, as you know, the fuel used for jet flight is oil. Recently, however, there seems to be a battle in the aviation industry over the use of a carbon-neutral alternative aviation fuel called SAF.

 

What is a carbon-neutral alternative aviation fuel? One of them is Euglena, which is known for its research on microalgae Euglena (Green Beetle). Euglena is made from 90% used cooking oil and 10% euglena oil extracted from euglena, and although Japanese companies are working hard to mass produce domestically produced SAF, demand is not keeping pace. Under such circumstances, airlines in various countries are trying to switch from petroleum-derived jet fuel to SAF as soon as possible, but it seems that they are competing with each other.

 

It seems that alternative jet fuel made from midges was used for the Japanese F1 Grand Prix held on September 24 and the Japan Air Self-Defense Force’s Blue Impulse, which flew during a rehearsal the day before the Japanese Grand Prix, but since it is made from used cooking oil, it smells a little bit like a delicious, stale smell during the jet flight. I wondered if it would smell a little bit like a delicious, browned smell during the jet flight… and all I could think of was silly imaginings.

 

I don’t know what kind of fuel was used for this flight, but if this is how used cooking oil will be used in the future, I think the guilt of eating fried food and the frustration of cleaning up the oil will diminish a little.

 

Okay, I’ll fry up some food today.

 

Have a good day.

 

 

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ご実家の整理やお片付けなどをされている方のご相談などが多くございます。

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風光舎では古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

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【茶道具・掛軸・贈答品買取】岐阜県飛騨市のお客様より2日目の買取を致しました。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.11.22

 

 

岐阜県飛騨市のお客様より掛軸・茶道具・贈答品など多数買取いたしました。お家丸ごとの買取のため2日に渡っての買取となりました。

長年大切にされておりました御品を分けていただき誠にありがとうございました。

また、お宅へ向かう際の紅葉も美しく素晴らしく、そちらも楽しませていただきました。

 

古美術風光舎では、掛軸・茶道具・贈答品などの買取もおこなっております。

また、ご実家のお片付けなどで出ました骨董古美術品の行先でお困りのお品などございましたらお気軽にご相談ください。

 

 

なお、毎月21日の持込鑑定会では無料鑑定・買取・ご相談など、ご予約なしで承っております。

ご近所の皆さま、ご遠方のみなさまも、お気軽にお越しくださいませ。

 

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愛知県名古屋市千種区姫池通

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本日の快晴の空を眺めながら(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.11.21

みなさまこんにちは、スタッフYでございます。

 

 

 

 

今日の名古屋は素晴らしい秋晴れです。少々風はありますが、こんな日は若い子たちはおしゃピクとかするのでしょうか。そんな空を羨ましく眺めながら本日もブログ綴っていきたいと思います。

 

最近絵画の買取をご希望されるお客様が多いのですが、その際に画の状態などを拝見いたします。圧倒的に風景画が多いのですが、やはり海、山や建物、そして空が多く描かれております。描き方は様々、「空」一つにも作家によってこんなにも捉え方が違うのか…と、驚きます。また、有名な西洋画ですと、ゴッホの空なんて雲がトグロを巻いてなんだか混沌とした気持ちになったり、モネの「日傘をさす女性」なんて空に流れる雲が爽やかな気持ちにさせてたり。西洋画では雲が作家の心理描写をあらわすことのできる特徴的なアイテムのように私には伝わります。

 

なぜそんなことを思ったのかと言いますと、9月から開催されている東京・渋谷区立松濤美術館の「空の発見」という展覧会が先日まで開催されていたようでして。残念ながら行くことはできなかったのですが、かつての日本美術には青い空に白い雲の表現がほとんど出てこないということを、これまでの歴史的な流れと共に作品を通して知ることが出来る展覧会だったようでして、それぞれの時代やお国での「空」の描き方が気になってきました。

 

そういえば先日訪れた相国寺展の応挙や若冲などの画もそうでしたが、日本のかつての絵画はそういうものだと無意識のうちに「そんなもんだ」と、我々は認識しておりますが、そういえば「空」なんてなかったな笑と、今さら気が付きました。

 

もう少し詳しく調べて見ますと、近世以前では「金雲」とか「一文字ぼかし」などが定番の表現し、屏風絵などのイメージを思い浮かべるとこれがお決まりの空の描き方でありました。西洋美術の影響を受ける前の日本美術における空の扱いは演出効果であったり、空があることを示す記号的表現であったり、文字入れのための余白として描かれるものであり、自然現象として描写する対象ではなかったようです。

 

私がこのイメージで思い出すのが「洛中洛外図屏風」なのですが、これまで多くの絵師により描かれておりますが、どの「洛中洛外図屏風」も視覚効果とダイナミックな場面の展開を空じゃなくて雲によって上手く使っているというか、ストーリを持たせていますよね。

 

 

国宝 紙本金地著色洛中洛外図(舟木本) (※)右隻 東京国立博物館蔵

国宝 紙本金地著色洛中洛外図(舟木本) (※)右隻 東京国立博物館蔵より

 

詳しくは、画面を覆う「金雲」「すやり霞」といった手法というようですが、現実の空を描写したものではなく、視覚効果をもたらす演出としての表現様式のひとつ。西洋の概念にどっぷり浸かった現代の目からすると、これらはむしろ画期的に感じるのでしょうか。ですが、受け継がれた遺伝的な刷り込みもあるのでしょうか、我々には「金」で表現されていても誰もが「雲」だとわかりますし、そこが「空なんだ」ともわかります。逆に西洋の方にはこの金のもこもこは何に見えるのでしょうね。

 

また、場所や時間が異なる場面同士を繋ぎ余計なものを省いて見せたいものを際立たせ、画面を華やかに装飾する効果も。「繋ぐ」「省く」「飾る」と複数の機能を持ち合わせて、なんてかわいらしくて面白い手法だろうと思います。

 

そんな「空や雲」という表現が一般化するのは近世以降でして、西洋の影響を受けた洋風画や泥絵、浮世絵などを中心に、日本の絵画にも青空が広がり始めるのです。また、プルシアンブルーの輸入もそれを後押ししたようでして、それまで描きたい対象にフォーカスして描いていた日本美術は、この泥絵のように視野を切り取る=視野を一点に固定する表現を試みるようになります。ですが、当時の日本人にとって斬新なルールであったため、必ずしも好まれたわけではなかったようです。これまで描きたいものを描きたいように描いてきたのですから当然でしょうね。

 

そんな日本人はが次に編み出したのは、浮世絵の空の表現の一文字ぼかし。

 

 

歌川広重《東海道五十三次之内 日本橋》《東海道五十三次之内 日本橋 行烈振出》江戸時代

 

 

横にまっすぐ色を乗せてグラデーションにぼかし、天気や時節を表す。「ここに空がある」という記号的表現しています。朝の日本橋を描いた画像左では、上部が青色(天ぼかし)で、下部がオレンジ色(地ぼかし)となっており、画像右の後年に版を変えて刷った異版「変わり図」では色が逆転しています。色の表現を変えて時節をかえて表現しています。その後、日本にも西洋画の波が押し寄せてきますが、本日はここまでとして、つづきは次回といたします。

ご興味ありましたら、次回も是非お付き合いください。

 

それではごきげんよう。

 

 

Hello everyone, this is Staff Y.

 

It is a beautiful autumn day in Nagoya today. There is a bit of wind, but I wonder if young people are having a picnic on a day like this. I would like to write this blog today while looking at such a sky with envy.

 

Recently, we have had many customers who wish to purchase paintings, and at that time, we inspect the condition of the paintings. The overwhelming majority of the paintings are landscapes, with many depicting seascapes, mountains, buildings, and the sky. The way of painting varies, and it is surprising to see how differently even a single “sky” is perceived by different artists. In famous Western paintings, Van Gogh’s sky is somewhat chaotic with clouds rolling in a sprawling pattern, while Monet’s “Woman with a Parasol” is refreshing with clouds flowing in the sky. In Western painting, clouds seem to me to be a characteristic item that can express the artist’s psychological portrayal.

 

The reason why I was thinking of this is that an exhibition titled “Discovering the Sky” at the Shoto Museum of Art in Shibuya, Tokyo, which has been held since September, was on until the other day. Unfortunately, I was not able to go to the exhibition, but it seemed to be an exhibition where I could learn through the artworks, along with historical trends, that in the past, expressions of white clouds against a blue sky rarely appeared in Japanese art, which made me curious about how the “sky” was depicted in each period and country.

 

Come to think of it, the paintings by Okyo and Jakuchu at the Shokokuji temple exhibition that we visited the other day were like that, and we subconsciously recognize that that is how Japanese paintings used to be, but now that I think of it, I realized that there was no such thing as “sky”.

 

A closer look reveals that “golden clouds” and “Ichimonji bokashi” were the standard expression in pre-modern times, and when one thinks of images such as folding screen paintings, this was the standard way of depicting the sky. Before the influence of Western art, the sky in Japanese art was treated as a dramatic effect, a symbolic expression indicating the existence of the sky, or as a blank space to put text, not as a natural phenomenon to be depicted.

 

 

The details of this painting are said to be the “golden clouds” and “suyarimasumi” that cover the screen, but it is not a depiction of the real sky, but a style of expression that creates a visual effect. From the perspective of modern eyes immersed in Western concepts, these techniques may seem rather revolutionary. However, perhaps it is a genetic imprint that has been passed down from generation to generation, and everyone can tell that even if it is expressed in “gold” to us, it is a “cloud,” and that is “the sky. On the other hand, I wonder what these gold motes look like to Westerners. Also, by connecting scenes of different places and different times, the effect is to highlight what you want to show by omitting unnecessary things, and to decorate the screen in a gorgeous way. I think it is a cute and interesting technique that has multiple functions of “connecting,” “omitting,” and “decorating.

 

The next thing that these Japanese developed was the one-character blurring of the sky expression in ukiyo-e prints.

 

Hiroshige Utagawa, Nihonbashi in the Fifty-three Stations of the Tokaido, Edo period

 

The colors are placed straight across and blurred into a gradation to represent the weather and the time of day. The symbolic expression “here is the sky” is used. In the image on the left, which depicts Nihonbashi in the morning, the upper part is blue (tenbokashi) and the lower part is orange (jibokashi), while the colors are reversed in the different edition “Henkaizu” on the right, which was printed in a different edition later. In the different edition of “Henka-zu,” printed from a different plate in later years (right), the colors are reversed. Later, the wave of Western-style paintings came to Japan, but that’s all for today.

If you are interested, please come back next time.

 

 

Have a good day.

Translated with DeepL.com (free version)

 

 

【茶道具・掛軸・贈答品買取】岐阜県飛騨市のお客様より買取致しました。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.11.21

 

 

岐阜県飛騨市のお客様より掛軸・茶道具・贈答品など多数買取いたしました。

長年大切にされておりました御品を分けていただき誠にありがとうございました。

また、お宅へ向かう際の紅葉も美しく素晴らしく、そちらも楽しませていただきました。

 

古美術風光舎では、掛軸・茶道具・贈答品などの買取もおこなっております。

また、ご実家のお片付けなどで出ました骨董古美術品の行先でお困りのお品などございましたらお気軽にご相談ください。

 

 

なお、毎月21日の持込鑑定会では無料鑑定・買取・ご相談など、ご予約なしで承っております。

ご近所の皆さま、ご遠方のみなさまも、お気軽にお越しくださいませ。

 

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お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

また風光舎は、出張買取も強化しております。ご近所はもちろん、愛知県内、岐阜県、三重県その他の県へも出張いたします。

まずは、お電話お待ちしております。

 

愛知県名古屋市千種区姫池通

骨董 買取【古美術 風光舎 名古屋店】

TEL052(734)8444

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毎月21日持込鑑定会を開催いたしております。今月は11月21日(木)開催です。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董品買取 古美術風光舎

2024.11.20

古美術風光舎では、毎月21日持込鑑定会を行っております。

明日11月21日(木)10:00~17:00 開催となっております。

 

 

 

 

事前のご連絡はご不要ですので、ご都合の良いお時間にお立ち寄りください。

ご自宅やご実家で「どのくらい価値のあるものなのだろう」と疑問に思うお品などがあれば、査定だけでも構いませんのでお持ちください。

大きなお品など持ち込みが難しいお品は写真でも査定させていただきます。

 

毎月21日は覚王山日泰寺参道にて弘法の日縁日も開催されています。縁日にお立ち寄りの際はぜひ風光舎にもお立ち寄りください。

※店舗前に一台分の駐車スペースもございます。

 

ご来店を心よりお待ちしております。

 

FUKOSHA holds an appraisal session on the 21st  of every month.

This month, it will be held on Thursday, November 21st, from 10:00 am ~17:00

 

No prior notice is required, so please drop by at your convenience.

If you have any items at home or at your parents’ house that you wonder how much they are worth, please bring them in for evaluation only. If you have large items that are difficult to bring in, we will be happy to assess them by photo.

We look forward to seeing you at our store.

 

 

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ご実家の整理やお片付けなどをされている方のご相談などが多くございます。

お片付けなどくれぐれもご無理のないようになさってくださいませ。

風光舎では古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

また風光舎は、出張買取も強化しております。ご近所はもちろん、愛知県内、岐阜県、三重県その他の県へも出張いたします。

まずは、お電話お待ちしております。

 

愛知県名古屋市千種区姫池通

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高校生パワーには驚かされます(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.11.20

皆さまこんにちは、スタッフHでございます。

いよいよ我が家でも様々な防寒グッズを引っ張り出し、冬支度を始めております。

夏に整理していた時には、こんな暑苦しいものを使う日が来るのかという思いでしたが、今朝の冷たい風を受けて、そうそう冬の空気ってこんな感じだったと目が覚めました。

自分の想像力の乏しさを実感します。まさに喉元過ぎれば熱さを忘れるということでしょうか。

 

 

 

 

さて先日、バタバタと朝の支度をしておりましたらテレビに丸い地球の映像が流れてきました。何の気なしに見ておりましたら高校生による撮影との解説。驚いて注意を向けると、愛知県の旭丘高校の天文部が撮影に成功したとのこと。高校生にそんなことが可能なの?と半信半疑でしたが本当でした。

高校のHPには「SB(スペースバルーン)プロジェクト」と題された試みが載っており、「生徒の力のみでバルーンを成層圏まで飛ばし、地球の写真を撮りたい!」とあります。

現在、民間の企業や大学で上空30kmほどまで打ち上げ、周囲の気象データなどをとる高度気球が活用されているが、最後までGPSで追跡し無事に回収できたケースは少ないようです。

旭丘高校の天文部はこの試み見事成功したわけですが、バルーンを放つ瞬間から回収するまでの映像が公開されており、まるで自分が宇宙へ打ち上げられているかのような感覚を体験できます。

 

ところで成層圏とはどのあたりなのでしょうか。現在は1961年に世界気象機関で分類されたものが基準となっており、地上から約10kmまでを対流圏(飛行機が飛ぶ範囲)、約10kmから50kmを成層圏、約50kmから80kmを中間圏、約80kmから約500kmをオーロラなどが観測できる熱圏と呼ぶそうです。

ちなみに宇宙と呼ばれる範囲は一般的には大気がほとんど無くなる地表からの高度100kmから先とされていますが、国際法上の合意がないことから「宇宙空間」は法的には定義されていないのだそうです。ちょっと意外でした。

 

それにしましても高校生パワーには驚かされます。高額な機材を揃えるためにクラウドファンディングを立ち上げ企業などから寄付を募ったり、成層圏に気球を飛ばすための国の許可を取得する手続きなど全て生徒が行ったそうです。

それぞれの生徒が自分の得意分野を生かし、バルーンの設計、プログラミング、飛行軌道の計算、広報などを担当したそうです。打ち上げから機体の回収まで見事に成功させた高校生に拍手を送りたい気持ちです。

ご興味のある方は高校のHPを覗いてみてください。元気をもらえると思いますよ。

 

それでは、また次の機会に。

 

Hello everyone, this is Staff H.
Finally, we have started to prepare for winter by pulling out various thermal goods at our house.
When I was organizing them in the summer, I wondered if the day would ever come when I would have to use such hot and stuffy things, but this morning’s cold wind woke me up and I realized that yes, this is what winter air feels like.
I realize how little imagination I have. I guess it’s just like the heat of the air.
The other day, as I was getting ready in the morning, I saw an image of the round earth on TV. As I casually watched it, I heard an explanation that it was taken by high school students. When I turned my attention to it, I found out that the astronomy club of Asahigaoka High School in Aichi Prefecture had succeeded in taking the picture. I was skeptical, wondering if it was possible for high school students to do such a thing. I was skeptical, but it was true.
On the high school’s website, there is an attempt titled “SB (Space Balloon) Project,” which says, “We want to fly a balloon to the stratosphere and take pictures of the Earth using only the students’ power! and “We want to fly the balloon to the stratosphere and take pictures of the Earth using only the students’ power!
Currently, advanced balloons are being used by private companies and universities to launch up to 30 km in the sky and take weather data from the surrounding area, but there are few cases where the balloons were tracked by GPS until the end and safely recovered.
The Asahigaoka High School astronomy club succeeded in their attempt, and a video of the entire process from the moment the balloon was released to the moment it was retrieved is available to the public, giving the viewer the feeling of being launched into space.
By the way, where is the stratosphere? Currently, the standard is based on the classification made by the World Meteorological Organization in 1961. The area from the ground to about 10 km is called the troposphere (the range where airplanes fly), from about 10 km to 50 km the stratosphere, from about 50 km to 80 km the mesosphere, and from about 80 km to about 500 km the thermosphere, where auroras and other phenomena can be observed.
Incidentally, the range of space is generally considered to be from an altitude of 100 km above the surface of the earth, where the atmosphere is almost completely gone, but since there is no agreement under international law, “outer space” is not legally defined. This was a bit surprising.
I am still amazed at the power of high school students. The students did everything from raising donations from companies through crowdfunding in order to purchase expensive equipment to obtaining government permission to fly a balloon into the stratosphere.
Each student was responsible for designing the balloon, programming it, calculating its flight trajectory, and publicizing it, taking advantage of their own areas of expertise. We would like to applaud the high school students who successfully completed everything from the launch to the recovery of the aircraft.
If you are interested, please take a look at the high school’s website. I am sure you will be inspired.
See you next time.

 

 

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愛知県名古屋市千種区姫池通

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【茶道具・花器買取】岡崎市のお客様より買取致しました。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨とう買取 古美術風光舎)

2024.11.20

 

 

 

 

岡崎市のお客様より茶道具・花器など買取いたしました。

長年大切にされておりました御品を分けていただき誠にありがとうございました。

 

古美術風光舎では、茶道具・花器などの買取もおこなっております。

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なお、毎月21日の持込鑑定会では無料鑑定・買取・ご相談など、ご予約なしで承っております。

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