ブログ - 風光舎 | 愛知・名古屋での骨董古美術買取 三重 岐阜 - Page 126

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FROMKYOTOOSAKA

昨夜のTVで、思いつきました。(風光舎 名古屋店)

2021.01.29

 

こんにちは。スタッフYです。

昨夜、私の大好きなNHK『世界はほしいモノであふれてる』という番組をみていました。

ご覧になられている方も、多いのではないでしょうか。

昨夜は、イタリアの丁寧に作られた子供服を探す旅でした。

昔は子供服なんてなかったので、家庭洋裁で母やおばあちゃんが作ってくれたのでしょうね。

ですが、どのお洋服も大人の服と変わらないクオリティに

私もイタリアの子どもに生まれたかったなあと、しみじみ。

さらにそのお洋服は、現在にも気に入ってくれそうなデザイン、生地、縫製でしたね。

それにしても、

古いものって、ひとまわりして、また今の人に受け入れられることって多いですよね。

その要因とはなんでしょうね…。

使われている素材の良さなのか?よくよく考えだされた故のデザイン性なのか?

昔の作り手の想いに気持ちを馳せるからなのか?

 

で、昨夜思いつきましたよ。

私もまだとってある、子供の頃母に編んでもらったカーディガンを、あと50年くらいしたためて、

ある日取り出して、周りの若い方の反応を見てみるというプチ企画を。

というわけで、この報告は50年後に致します。

 

一輪の花が与えてくれるもの(名古屋 覚王山より)

2021.01.28

 

瀬戸焼のこの豆皿。

(画像中央・白地に藍の3枚です)

とても小さい器ながら、健気に朝顔を咲かせています。

 

朝顔つながりとして、利休のエピソードからひとつ__

『利休の庭に朝顔が見事に咲いているとのことで、秀吉は楽しみに出かけた。

ところが、庭には朝顔がまったく見当たらない。

興ざめな思いで茶室に入ったところ、色も鮮やかな一輪だけが床の間に飾ってあった。

秀吉は上機嫌になり、利休はたいそうな褒美を頂戴した。』

(利休の逸話は数あれど、確かな史料は多くないそうですが…)

 

たとえ一輪のお花でも、ひとの気持ちを和ませる雰囲気を持っているのは、いつの時代も変わらないことですね。

ちょっとしたほっこりエピソードで、寒い日でもおだやかに過ごせますよう。。

 

スタッフ I

雨上がりの、青空の、朝一番の、川原神社(風光舎 名古屋店より)

2021.01.27

昨夜は、名古屋は少し激しい雨。

雨音のなかに意識を鎮めるように寝入った記憶が…。

こんにちは。スタッフYです。

昨夜とは一転、今朝の名古屋は澄み切ったすばらしい青空になっておりました。

今朝はなんだか、すべてを洗い流してくれたような朝でしたね。

 

 

気分がよかったので、古美術風光舎の近くにあります昭和区の川原神社へ少し立ち寄り。

何をお願いするわけでもなく、青空の中の清らかな澄んだ空気感に

しばし包まれに行っただけだったのですが。

ああ、なんだかいいことありそうな予感がしてきたぞ。

雨上がりの、青空の、朝一番の、神社おすすめです。

 

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自粛期間中、お家のお片付けをされていらっしゃる方も多いのでは。

行先に迷われたお品などございましたらお気軽に

古美術風光舎 名古屋店へご相談下さい。

 

耳なじみのよいベートーヴェン(古美術 風光舎より)

2021.01.26

 

先日、何気なく流していたベートーヴェンのプレイリスト。

すると交響曲でもない、弦楽四重奏でもないベートーヴェンっぽくない曲調が聴こえてきました。

ピアノ主体のクロスオーバーというジャンルのような…

 

それは、ドイツ(生まれはテヘラン)出身のアラシュ・サファイアンという作編曲家による「Una fantasia」という曲でした。

『This is (Not)Beethoven』(2020年)というアルバムの中の一曲です。

某サブスク音楽サイトによると、

”『月光』をモチーフにしたピアノと管弦楽のための優美な楽曲「Una fantasia」でスタートするこのアルバムは、ベートーヴェンの偉大な作品とともに、時空を超えて自由に飛び回る音楽の旅へとリスナーを連れ出してくれる。__楽曲を手掛けた Arash Safaian にとって、ベートーヴェンのハーモニーやモチーフが、彼の驚異的なイマジネーションと創造を生み出す端緒となっている。 ”との解説が。

 

つまり、現代のリスナーの耳になじむようにベートーヴェン作品を再構成したもの。。

ほどよい劇的さでとても聴きやすいです。

聴き流しにも丁度いいです。

モノクロのミュージックビデオもつけ流しにはいいかもしれません。

 

もっぱら、朝の支度の時間などは洋楽ヒットチャートを聴きながら、テンポアップして準備をするのが常のスタッフ I ですが、寒い日のおこもりには、お気に入りのカップと温かい飲み物をおともに大人しい⁈ベートーヴェンと静かな時間を過ごすのもいいなあと思いました。

 

 

 

 

茶道における茶筌(ちゃせん)の役割 (名古屋店より)

2021.01.25

スタッフTは
バーチャル旅行で奈良に行って参りました!
茶筌の故郷を訪ねて奈良県生駒市高山へ_
 
日本の茶筌の生産量のシェア9割を占める”高山茶筌”
その歴史と技術が評価され、国の伝統工芸品に指定されており、
今もほとんど手作業で生産されているんです。

中国から伝わった喫茶の習慣が、日本で村田珠光により侘び茶という趣になり、
よりお茶を点てやすい道具の考案を奈良のこの地に依頼したのが茶筌の始まり_
(説明ザックリ過ぎですか?!)
茶筌ができる前は、お茶はさじでかき混ぜていたとか。
(いやいや~どんなに篩(ふる)いたての抹茶でも、匙では上手く混ざりませんっ!)
 
茶筅は消耗品です。銘もつきません。
しかしながら、これこそが点茶に必要不可欠なもの。
口当たり柔らかく美味しい一服をいただけるのは、この繊細な茶筌のおかげです。

茶筅職人・北村丹後さんの工房を拝見したのは数年前のこと、
再訪できるのはいつになるでしょうか_
 
免疫力アップと心の清浄のために一碗の茶を。
そして和みの菓子と、それをのせる“佳い器” ← これ、風光舎にあります。 
こんな時期ですが、こんな時期だからこそ、少しでも良い時間が過ごせたらいいですね。

バーチャル旅行(覚王山 名古屋店より)

2021.01.23

先日、初めて友人とオンライン飲み会をいたしました。

(飲酒していないので、正確にはオンラインお茶会?)

お互いの顔が見えて、実際に友人と出会い、会話をしているようで元気になれました。

 

開発者の方々ありがとう…としみじみと思っていたら、良いことを思いつきました。

 

ストリートビューで、バーチャル旅行をしよう!

 

ストリートビュ―とは、世界中の道路沿いの風景を、パノラマ写真で提供しているGoogleのサービスのことです。

 

日本中はもちろん、世界中の文化遺産や、歴史遺産なども公開されているそうです。

(私はサグラダ・ファミリアを見に行きました。)

(やりすぎると酔うのでお気をつけてください。)

 

いつもは旅行など、あまり深く調べずに現地へ行ってしまうことが多かったのですが、

事前学習あってこそ分かることも、たくさんありますよね。

 

今は、その場所に行くための準備期間だと思い、たくさん知識をつけておこうと思っています。

 

 

雨の日が続きますね。

皆さま、どうぞお体にお気をつけください。

仏像に浄化されたい…(古美術 風光舎より)

2021.01.22

 

皆さま、こんにちは。スタッフ I です。

昨日のお昼間の暖かさとは打って変わって、久しぶりの雨に冬の寒さが身に沁みます。

 

最近は、”世相が落ち着いたら行ってみたいところ検索”が止まらず困っております笑。

国内の美術館だけでも切りなくありますね。

最近マイリストに追加されたひとつが『半蔵門ミュージアム』。

ここの目玉はなんといっても、運慶作と推定されている「大日如来坐像」です。

(12世紀―鎌倉時代・重要文化財)

この仏像__名品だけを扱うあのクリスティーズに売り手の方から直接連絡があったというお話が有名ですが…

そして歴史に残る日本美術史上の最高落札額を記録。

様々な偶然の出会いを経て(でも必然だったのでしょうね)今こうして日本で私達が目にすることができるなんて、これまたひとつのドラマのようです。

 

美術品鑑賞時、そんな現代に至るまでの背景を知っているとぐっと感慨深くなりますね。

研ぎ澄まされた空間で静かに仏像と向き合う…

心洗われる体験を早く再開できるように、今は自分が出来る対策を精一杯したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

今日はお洒落着で!(覚王山 名古屋店より)

2021.01.21

本当に『器は料理の着物』_なんですよね。
料亭『か茂免』の料理長さんも仰ってました。

「料理は器で全然違ってくるから、僕はね、器には二千万円くらい使ってますよ」

 

拝見した厨房は、料理人の真剣勝負の戦場でした。

大切なお客様をもてなすために腕によりをかけた料理を
「振袖」「留袖」「訪問着」級の器が一層華やかに盛り立てていきます。


本日ロンドンカップケーキさんよりご来店の

可愛いらしいけれども存在感のあるケーキに合わせるには_うーん
明治期に焼かれたこの染付皿でしょうか...着物で言えば「小紋」か「紬」?
まだちょっと冒険心が足りないですか?
ロンドンカップケーキ×古美術風光舎 = 異文化コラボレーション
これでも結構スタッフT的には頑張りました!
 

実は今日のケーキ、いつも頑張っている家人への

ささやかなご褒美スィーツとして用意したものです。

優しい甘味は身体の疲れを癒してくれますよね。

そして美しい器は心を癒してくれます。

 

皆様の御自慢の器コーディネート例なども、

機会ありましたら是非教えてくださいませ。

感染症対策も万全にしつつ_お待ちしております!

『器は料理の着物』の一節が、ひらめきました。(名古屋 風光舎より)

2021.01.20

こんにちは。スタッフYです。

古美術について語るのはまだ100年早い私ですが、

かの幅広い分野で活躍された北大路魯山人が残した言葉の中でも有名な

『器は料理の着物』という一節。

今日、目に留まった器をみて、その一節がひらめきました。

 

こちらの古伊万里の器は「振袖」いやいや「華やかなドレス」ともいいましょうか。

細やかな図柄や、器の大きさ(直径17.7cm)といい、まさに観せるための器。

多分、この器に盛りつけたみならば、きっとそのお料理は

普段見せない気取った表情で佇んでいることでしょうね笑。

 

普段使う器ですと、どんなお料理をにも抵抗なく盛り付け引き立てるのではと

扱いやすい器をにしてしまうことが多くなりがち。

むしろ、それが楽だしそれが良いと思いがち。

こちらの鉢を眺めていると、「たまには、羽目外してみたら?」と、

言われているようで、

スタッフY、この古伊万里に妄想で、熱々の出し巻き卵を盛りつけてみました。

案外いけるかも。

となると、普段のどんなお料理に華やかな器(着物)を着せても、

しっくりいくのではないのかとだんだん妄想が暴走してきました。

折角だからこの些細な固定観念を、いい意味でぶち壊してみよう。

 

 

仲間に触発されて…(名古屋 覚王山より)

2021.01.19

 

先日、当ブログにスタッフY が記載していた「やりたいことリスト」。

わたくしスタッフ Iもこのような時世になる以前よりこのリストを事あるごとに記していたので、仲間が同じことをしている!と知り、大変嬉しくなりました。

スタッフYの方はもっと具体的な内容でしたので、さらに刺激を受け…

今は出来なくて我慢していることも多々あるけれど、それは皆同じ。

改めて自分だけではなく、全世界が同じ境遇なんだと、ちょっと勇気づけられました。

 

私の行きたいところリストのひとつには、”岡田美術館(箱根)”があります。

東洋の美の結晶が一堂に会する美術館。

日本・中国・韓国を中心とする古代から現代までの美術品が展示されています。

気持ちのよい季節に庭園もゆったり巡るなんて想像しただけで前向きになれます。

そしてこちらのミュージアムショップの人気アイテムとして、葛飾北斎や尾形光琳など著名な画家の代表作をモチーフにしたチョコレートがあります。

(食べてしまうのがもったいない⁈)

お取り寄せもできるようなので、おうちで手のひら芸術を楽しむのもいいですね。

 

イメージするだけでも脳は騙されるというので、空想も大事です^^

寒い季節、ただでさえ塞ぎ込んでしまいそうなこの時期はなるべく楽しい未来のことを考えて乗り越えていきたいものです。

 

 

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