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FROMKYOTOOSAKA

椿餅をいただきました(少し自分へのご褒美)(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取いたします 古美術風光舎名古屋店)

2022.02.10

皆様こんにちは、スタッフYです。

 

 

 

本日は、ここ名古屋は雨。ひところのような底冷えの寒さではないものの朝からしとしとと降り続いております。首都圏信越関東地方には、大雪の予報も出ておりますので、そちらの地方皆様どうぞお気をつけてお過ごしくださいませ。

 

ところで、今朝、急に椿餅が食べたくなりまして、朝から和菓子屋へ立ち寄りササっと買ってまいりました。まあ、自分へのご褒美といったところでしょうか。

 

私の行きつけの和菓子さんは朝9時からお店が開いておりまして。よそへお伺いするときにこの時間に開いているお店は大変重宝致します。つまり、わたしにも大変重宝致しました。

よって本日、椿餅がSNSにも登場いたしますので、そのつややかな葉をどうぞご鑑賞くださいませ。ですが、鑑賞後お昼休憩に私が代表していただきますので、そこはご了承くださいませ。

 

ところで、この時期によくみかけます椿餅ですが、知らなかったのですがなんと平安時代から食されていたお菓子のようです。椿餅は春の季語でもあるようで、気候的には、冬と春の両方を感じる2月頃に多くみかける和菓子ではありますが、そんなことも知らずに今までいただいておりました。

 

「椿餅」の登場は、紫式部の大作「源氏物語」にも。遣唐使が伝えた唐菓子をはじめ「源氏物語」にはお菓子の場面がいくつかございます。

源氏物語には、「椿餅」(ひばいもち)は、南北朝時代に書かれた源氏物語の注釈書『河海抄(かかいしょう)』によると、椿の葉を合わせて餅(もちい)の粉に甘葛(あまずら)をかけて包みたる物と説明されているようでして、その登場場面はといいますと…

源氏物語「若菜上」において、光源氏41歳 3月の夕暮れ、六條院春の御殿で光源氏のお召しにより若者達が蹴鞠に興じていました。蹴鞠ののち、饗宴が催され「椿餅」の名が登場します。

 

「わざとなく、椿餅、梨、柑子やうのものども、さまざまに箱の蓋どもにとり混ぜつつあるを、若き人びとそぼれ取り食ふ。さるべき乾物ばかりして、御土器参る」

(訳:気楽に、椿餅、梨、柑子のような物が、いろいろないくつもの箱の蓋の上に盛り合わせてあるのを、若い人々ははしゃぎながら取って食べる。適当な干物ばかりを肴にして、酒宴の席となる。)

とまあ、蹴鞠後の賑やかな雰囲気のまま、若い貴公子たちは、はしゃぎながら果物や椿餅を食べたと記されております。優雅で華やかな蹴鞠の様子が伝わりますね。おほほほほまた、先にも述べた通り椿餅はご覧になってわかるように椿の葉の間に俵形の道明寺生地 (餡入り) をはさんだお菓子でして、(本日の椿餅は、餡を羽二重餅で包んでおります)いたってシンプルなフォルム。

すでに平安時代にあったとは驚きですが、現代のお菓子屋さんに置かれておりましても平安時代からあるの?といった印象は受けません。洗練されています。

 

しかし当時は甘い小豆餡などはまだなく、甘味は生地に甘葛 (あまづら:つたの汁を煮詰めたもの) をいれる程度で、味の方は現在とは違う味だったのではないでしょうか。この時代は呼び方も違ったようで「つばきもち」ではなく「つばいもちい」と呼んでいたそうで、その名残でしょう今でも椿餅と書いても「つばいもち」と呼んでいる所もあるようですから、そこからも歴史を感じずにはいられませんね。

 

そんな時代のお菓子を、紫式部が私たち同様賞味していたことを想像すると、一瞬ですが宮中にておすべらかしに十二単衣をまとった平安貴族になった気分になり、当時の生活をいとも簡単により身近に感じることができる歴史的食遺産なのではないかと、大げさに個人的には思ったりもいたしました。

 

そんな「椿餅」をちょっとした自分へのご褒美として今朝買ってまいりましたが。

 

 

 

 

ところで、みなさまの自分へのご褒美どんなものかと、いろいろ周りの方からお聞きしますと…。

女性ですとやはり多いのは身に着けるものを購入。はたまた美味しいものを食す、旅行へ行く。最近は、美容にという方も多いようですね。これ、すごく興味がございまして、その方の価値観や大事にしているものの本質が見え隠れしているように思えてなりません。

 

そんな私の自分へのご褒美なのですが、今朝「椿餅」を買いながら、これだなと先ほどうっすら気づいてきました。

そう、季節の片鱗を感じ、堪能すること。食すものでも景色でも行事ごとでもなんでもよいのですが、日々移ろっていくその季節の片鱗を日々見つけては、「いよいよきたな」と、ニヤリとする瞬間がたまらないのだなと確信いたしました。

 

それとは相反すかの如く、先日のお雛様いつ飾るか問題ではないですが、たまにプレッシャーになることもあるにはありますが、飾った暁にはきっと「いよいよきたな」と、ニヤリとしながらご褒美の瞬間をあじわっているのは間違いございません。

 

というわけで、本日は平安貴族になりきって自分への小さなご褒美「椿餅」をお昼休憩に堪能致したいと思います。

 

それではごきげんよう。

 

 

Hello everyone, this is Staff Y.

It’s raining here in Nagoya today. Although it is not cold like a chilly place, it has been raining since the morning. There is also a forecast of heavy snowfall in the Shinetsu Kanto region of the Tokyo metropolitan area, so please be careful of everyone in that region.

 

By the way, I suddenly wanted to eat Tsubaki mochi this morning, so I stopped by a Japanese sweets shop in the morning and bought it quickly. Well, is it a reward for yourself?

My favorite Japanese sweets shop is open from 9am. The shops that are open at this time when you visit another place are very useful. In other words, it was very useful to me.

Therefore, Tsubaki Mochi will appear on SNS today, so please enjoy the glossy leaves. However, please note that I will be the representative for the lunch break after the appreciation.

 

By the way, I often see Tsubaki mochi at this time, but I didn’t know it, but it looks like a sweet that has been eaten since the Heian period. Tsubaki mochi seems to be a seasonal word for spring, and although it is a Japanese sweet that you often see around February when you feel both winter and spring, I have received it without knowing that.

 

The appearance of “Tsubaki Mochi” is also in Murasaki Shikibu’s masterpiece “The Tale of Genji”. There are some sweets scenes in “Genji Monogatari” including the sweets that the envoy to Tang told. I didn’t know that there is a scene where young people eat pears, citrus fruits, camellia mochi, etc. after kicking in a tatami mat called “Wakanagami”, so let’s check it.

 

As you can see, the camellia mochi is a sweet made by sandwiching a bale-shaped Domyoji dough (with bean paste) between the leaves of the camellia. It has a very simple form. It’s surprising that it was already in the Heian period, but is it from the Heian period even if it is placed in a modern candy store? I do not get the impression. It is sophisticated. However, at that time, there was no sweet bean paste yet, and the sweetness was just the addition of sweet kudzu (amazura: boiled down tsuta juice) to the dough, and the taste was probably different from the current one.

Also, in this era, it seems that the name was different, and it was called “Tsubai Mochii” instead of “Tsubaki Mochi”, which is probably a remnant of that. There seems to be a place.

 

However, imagining that Murasaki Shikibu was enjoying Tsubaki mochi like us, it made me feel like a Heian aristocracy wearing twelve single clothes in the palace for a moment, and life at that time was very easy. I personally thought that it was a historical and food heritage that I could feel closer to.

 

I bought such “Tsubaki Mochi” this morning as a small reward for myself.

 

By the way, when I ask people around me what kind of rewards they have for themselves …

Most women buy what they wear. I also go on a trip to eat delicious food. Recently, it seems that there are many people who are interested in cosmetology. I’m very interested in this, and I can’t help but think that the values ​​of that person and the essence of what I cherish are hidden.

 

It’s a reward for me, but while I was buying “Tsubaki Mochi” this morning, I noticed that it was this.

Yes, feel and enjoy the seasonal scales. It doesn’t matter what you eat, the scenery, or the event, but when you find the seasonal scales that change every day, I’m convinced that the moment when you grin is irresistible.

 

As if it is contrary to that, it doesn’t matter when you decorate the chicks the other day, but sometimes there is pressure, but when you decorate it, you will surely say “It’s finally time”, a moment of reward while grinning. There is no doubt that you are playing with.

 

So, today I would like to enjoy a small reward for myself at “Tsubaki Mochi” for a lunch break.

 

Good luck.

 

 

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まだまだ寒い日が続いております、体調など壊さぬようお気をつけてお過ごしくださいませ。

 

生活様式の変化とともに、大切なお品を整理されている方も多いことと思われます。

ここ風光舎では、古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

 

風光舎は、出張買取も強化しております。

愛知県内はもちろん、岐阜県・三重県その他の県へも出張いたします。

どんなにご近所の方でもお伺いできますので、まずはお電話お待ちしております。

 

 

愛知県名古屋市千種区・骨董 買取

『古美術 風光舎 名古屋店』

TEL 052(734)8444

10:00-17:00 OPEN

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