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FROMKYOTOOSAKA

イサム・ノグチ展に行きたいです。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取いたします 古美術風光舎名古屋店)

2021.07.11

みなさまこんにちは。スタッフYです。

 

ここ古美術風光舎名古屋店のスタッフ全員いえいえアート好きの総意だと思いますが、このところ美術館生活が本当に足りていないということ。ここ1,2年思ったように美術館生活ができないことに、こんなにも辛いといいましょうか、喪失感が否めないことを再認識されたかたも多いのではないでしょうか。

かく言う私も、SNSや映像、本などでごまかしてはみるのですが、やっぱり足を運んで、あの環境、あの空間、あの閑寂な世界のなかで鑑賞したいぞ。が、本当のところでして、いつか来るであろう美術館生活に向けて、ここ1,2年はしっかりと予習を致している次第です。

 

ですが、私の美術館生活の不足を埋めてくれるように、たまに都内在住の姪っ子が美術館情報を私に送ってきてくれたりしてくれます。その際に、若い人の興味や感性もおすそ分けしてくれますので、いつも楽しみにしているのですが、都内は生活の中に美術館や展覧会やアートに溢れていて、本当に羨ましい環境ですね。ここのところ人数規制や休館もありますが、予約をすれば混みの状態も回避できますので、逆に以前のような入館に2時間待ちのような状態がなくなり、鑑賞する側としてはよかったのでは、と思うところもあります。

 

 

前述はさておき、今回送られてきましたのは、現在東京都美術館にて開催されております、展覧会「イサム・ノグチ発見の道」展に行ってきたよ、との報告。少しですがご紹介いたしますので、鑑賞に行けない皆さま、ここで私と一緒に行った気になりましょう。

 

 

20世紀を代表する芸術家のひとり、イサム・ノグチの彫刻の真髄に迫る特別展「イサム・ノグチ 発見の道」

が東京都美術館で開催されております。

彫刻、舞台芸術、家具、ランドスケープデサインなどの大きな足跡を残したイサム・ノグチ(1904〜1988)は、20代で彫刻家コンスタンティン・プランクーシと出会い、その ヴィジョンに影響を受けたノグチは、自然と通底する抽象のフォルムが生み出す世界を、生涯かけて追い求めてきました。

そのデザインは、今でも色あせることのない、どことなく、新しいような懐古的であるような。そんな彼の作品のルーツは、彼自身のルーツからも垣間見ることができる気が致します。

 

日本人の父とアメリカ人の母のあいだに生まれたノグチは、東西のあいだでアイデンティティの葛藤に苦しみながら、独自の彫刻哲学を打ち立ていきます。そして戦争によって、両親の祖国が互いに敵国になるという痛恨事を経験し、平和への強い願いを込めた作品も残していております。

 

 

 

また、建築家との協働など幅広く活動しながら、師ブランクーシの教えを指針に、一貫して彫刻家であり続けたノグチでしたが、彼のルーツは両国にまたがっていることの意味合いもあるのでしょうか、ニューヨークと香川・高松市牟礼(むれ)町にアトリエを構えます。晩年に精魂を傾けて取り組んだ石の彫刻群は、ノグチの集大成であり、その芸術を体現しております。

 

本展覧会では、ノグチが石匠の和泉正敏とともにつくり上げた、牟礼の石彫を東京で初めて展示しており、晩年の石の彫刻に至るノグチの「発見の道」を、日本文化への洞察と自身の作品世界への昇華といった様々な造形実験の苦闘とともにたどっております。

 

そして、ノグチの作品としてご存じの方も多い「あかり」。会場には、国内外の多数の大型作品をはじめ、光の彫刻「あかり」を含むおよそ90件が集結しており、「あかり」150灯を用いたインスタレーションや、折り紙などからインスピレーションを得た金属彫刻のシリーズ、遊具彫刻などの体感型展示も見どころだそうです。

 

また、今回このイサム・ノグチ展の会場にて、サカナクションのボーカリスト山口一郎さんとのコラボレーション企画として、イサム・ノグチを紐解く新しい形の〝サウンドツアー〟をこれらの作品と共に開催。新しいかたちの融合を発信しております。

 

当の彼も、実は《あかり》のコレクター。もちろん、イサム・ノグチの作品もコレクションとしてお持ちで、自身の創作活動に少なからずともイサム・ノグチの作品からインスピレーションをもらったといいます。素人からすると、音楽とアートの関係性を問うてしまうのですが、彼は、自分の音楽が数年代先でも評価されるか、自分たちが作る今の時代が50年後どう語られるかを考えるようになったとのこと。なるほど、彼にとっては、音楽もアートも垣根はなく、どちらも「作品」なのですね。

 

 

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生活様式の変化とともに、大切なお品を整理されている方も多いことと思われます。

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『古美術 風光舎 名古屋店』

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