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FROMKYOTOOSAKA

『器は料理の着物』の一節が、ひらめきました。(名古屋 風光舎より)

2021.01.20

こんにちは。スタッフYです。

古美術について語るのはまだ100年早い私ですが、

かの幅広い分野で活躍された北大路魯山人が残した言葉の中でも有名な

『器は料理の着物』という一節。

今日、目に留まった器をみて、その一節がひらめきました。

 

こちらの古伊万里の器は「振袖」いやいや「華やかなドレス」ともいいましょうか。

細やかな図柄や、器の大きさ(直径17.7cm)といい、まさに観せるための器。

多分、この器に盛りつけたみならば、きっとそのお料理は

普段見せない気取った表情で佇んでいることでしょうね笑。

 

普段使う器ですと、どんなお料理をにも抵抗なく盛り付け引き立てるのではと

扱いやすい器をにしてしまうことが多くなりがち。

むしろ、それが楽だしそれが良いと思いがち。

こちらの鉢を眺めていると、「たまには、羽目外してみたら?」と、

言われているようで、

スタッフY、この古伊万里に妄想で、熱々の出し巻き卵を盛りつけてみました。

案外いけるかも。

となると、普段のどんなお料理に華やかな器(着物)を着せても、

しっくりいくのではないのかとだんだん妄想が暴走してきました。

折角だからこの些細な固定観念を、いい意味でぶち壊してみよう。

 

 

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