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大衆に愛されるわかりやすい芸術(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取いたします 古美術風光舎名古屋店)

2022.03.15

こんにちは

昨日と、今日の明け方、ものすごい雨と風の音で目が覚めたスタッフMです。

2日連続、激しい雨音に起こされてしまい少し寝不足気味でして…特に日中は日差しが暖かいのでウトウトしてしまいますが、お店の看板猫(奥村 土牛作 シャム猫)に見張られているので少しでも眠ってしまったときには、あの真ん丸なおめめで怒られてしまいそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談はさておき、以前スタッフⅯのブログで皆さまに東郷青児の作品についてご質問させていただきました。(まだ読んでいない方は3月7日「絵画の魅力を知る」を読んでみてください。)

また今度のブログでお伝えさせていただきます!と言ったからには、今回のブログでは東郷青児の生い立ちなどを交えながらお話させていただこうと思います。

 

東郷青児は日本の洋画家で、本名は東郷鉄春。夢見るような甘い女性像が人気を博し、本や雑誌、包装紙などに多数使われ、昭和の美人画家として戦後一世を風靡しました。

特に代表作の、19歳で描いた「パラソルさせる女」(1916年)は、初出品にして二科賞を受賞し、日本美術界で最初期の前衛絵画とみなされています。

24歳から7年にわたるフランス滞在では、ピカソから独自のスタイルを貫く姿勢を学び、西洋絵画の伝統技法を研究するほか、仕事を通じて装飾やデザインも習得しました。

 

この時代には、まだ海外が日本人にとって身近でなかったはずですが、さすが東郷青児!!

帰国後、東郷はモダンな女性の新しい理想像を生み出し、壁画や挿絵などに多彩な仕事を残しています。

 

 

個人的に東郷青児の作品でお気に入りが「ピエロ」という作品なのですが、1926年に制作され淡い色調でゆったりと描かれ、薄い赤茶色のピエロ服を着て、どっしりと椅子に腰かけた休憩中のような雰囲気。(いや、疲れきっているようにも見えたり…)

大きな体格をゆったりカーブで描いて、力強さと余裕を感じさせ顔は暗くて人ではないような大きくとがった鼻が印象的です。

ただこの絵は、ピカソの「腕を組んで座るサルタンバンク」に似ているとも言われています。

きっと東郷にとってピカソは憧れの存在で、とても影響していたのでしょう。

 

 

このように作家の生い立ちや、作品について調べることは、やっぱり終わりがないですね。

調べれば、調べるほど、どんどん奥深くなっていき、その当時の描写が浮かびます。

また様々な作品によって、世界中を旅しているような気持ちにもなります。

 

ぜひ皆さまも、一度、絵画と世界を旅してみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hello

It is Staff M who woke up with the sound of heavy rain and wind yesterday and at dawn today.

I was awakened by the heavy rain for two days in a row, and I felt a little short of sleep … Especially during the daytime, the sun was warm, so I got sick, but I was watched by the shop’s signboard cat (Okumura Togyu ​​Siamese cat).

Because I am there, when I fall asleep even a little, I get angry with that round princess.

 

Aside from that, I used to ask you questions about Seiji Togo’s work on the staff Ⅿ blog. (If you haven’t read it yet, please read “Understanding the charm of painting” on March 7th.)

 

I will tell you in the next blog again! With that said, in this blog, I would like to talk about the background of Seiji Togo.

 

Seiji Togo is a Japanese Western-style painter whose real name is Seiji Togo. The dreamy and sweet image of a woman became popular, and was used in many books, magazines, wrapping paper, etc.

 

In particular, his masterpiece, “Woman Who Makes Parasol” (1916), drawn at the age of 19, won the Nikka Award for the first time and is regarded as the earliest avant-garde painting in the Japanese art world.

During his stay in France from the age of 24 to 7 years, he learned from Picasso his unique style, studied traditional techniques of Western painting, and learned decoration and design through his work.

 

At this time, foreign countries should not have been familiar to Japanese people yet, but Seiji Togo! !!

 

After returning to Japan, Togo created a new ideal image of a modern woman and left a variety of work in mural painting and illustrations. Personally, my favorite work by Seiji Togo is “Clown”, but it was made in 1926 and is drawn loosely in pale colors. Atmosphere like. (No, it looks like I’m exhausted …)

 

The big physique is drawn with a loose curve, and the face is dark and the big pointed nose that is not a person is impressive. However, this painting is said to be similar to Picasso’s “Sartan Bank sitting with his arms crossed”. I’m sure Picasso was a longing for Togo and had a great influence on him.

 

There is no end to researching the artist’s background and works in this way. The more you look up, the deeper it gets, and the more you look at it, the more you can see the depiction of that time. The various works also make you feel like you are traveling around the world. Why don’t you take a trip to the world with paintings?

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三月にはいりました。

暖かくなり、また新しい年度に向けてお片付けをはじめられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

生活様式の変化とともに、大切なお品を整理されている方も多いことと思われます。

ここ古美術風光舎では、古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

 

古美術風光舎は、出張買取も強化しております。

愛知県内はもちろん、岐阜県・三重県その他の県へも出張いたします。

どんなにご近所の方でもお伺いできますので、まずはお電話お待ちしております。

 

 

愛知県名古屋市千種区・骨董 買取

『古美術 風光舎 名古屋店』

TEL 052(734)8444

10:00-17:00 OPEN

 

 

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