耳なじみのよいベートーヴェン(古美術 風光舎より)
2021.01.26
先日、何気なく流していたベートーヴェンのプレイリスト。
すると交響曲でもない、弦楽四重奏でもないベートーヴェンっぽくない曲調が聴こえてきました。
ピアノ主体のクロスオーバーというジャンルのような…
それは、ドイツ(生まれはテヘラン)出身のアラシュ・サファイアンという作編曲家による「Una fantasia」という曲でした。
『This is (Not)Beethoven』(2020年)というアルバムの中の一曲です。
某サブスク音楽サイトによると、
”『月光』をモチーフにしたピアノと管弦楽のための優美な楽曲「Una fantasia」でスタートするこのアルバムは、ベートーヴェンの偉大な作品とともに、時空を超えて自由に飛び回る音楽の旅へとリスナーを連れ出してくれる。__楽曲を手掛けた Arash Safaian にとって、ベートーヴェンのハーモニーやモチーフが、彼の驚異的なイマジネーションと創造を生み出す端緒となっている。 ”との解説が。
つまり、現代のリスナーの耳になじむようにベートーヴェン作品を再構成したもの。。
ほどよい劇的さでとても聴きやすいです。
聴き流しにも丁度いいです。
モノクロのミュージックビデオもつけ流しにはいいかもしれません。
もっぱら、朝の支度の時間などは洋楽ヒットチャートを聴きながら、テンポアップして準備をするのが常のスタッフ I ですが、寒い日のおこもりには、お気に入りのカップと温かい飲み物をおともに大人しい⁈ベートーヴェンと静かな時間を過ごすのもいいなあと思いました。