9月, 2024 - 風光舎 | 愛知・名古屋での骨董古美術買取 三重 岐阜 - Page 5

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FROMKYOTOOSAKA

【鉄瓶・煎茶道具・相馬焼買取】名古屋市千種区のお客様より買取致しました。(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.09.03

 

 

 

名古屋市千種区のお客様より鉄瓶、煎茶道具、相馬焼など買取いたしました。

長年大切にされておりました御品をお譲りくださり、誠にありがとうございました。

 

只今古美術風光舎では、ご実家の解体、整理のご相談・買取も承っております。

また、ご実家のお片付けなどで出ました骨董古美術品の行先でお困りのお品などございましたらお気軽にご相談ください。

 

なお、毎月21日の持込鑑定会では無料鑑定・買取・ご相談など、ご予約なしで承っております。

ご近所の皆さま、ご遠方のみなさまも、お気軽にお越しくださいませ。

 

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ご実家の整理やお片付けなどをされている方のご相談などが多くございます。

お片付けなどくれぐれもご無理のないようになさってくださいませ。

風光舎では古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

また風光舎は、出張買取も強化しております。ご近所はもちろん、愛知県内、岐阜県、三重県その他の県へも出張いたします。

まずは、お電話お待ちしております。

 

 

愛知県名古屋市千種区姫池通

骨董 買取【古美術 風光舎 名古屋店】

TEL052(734)8444

10:00-18:00 OPEN

 

 

 

青は高貴な色でした(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.09.03

皆さまこんにちは。スタッフTでございます。

今朝は久しぶりに青空が見える良い天気でした。そういえば以前、季節が一年中夏なのと冬なのと、どちらが良いかという話になったことがありますが、皆さまならどちらを選ばれますか?

太陽が照りつける40度近い気温が一年中か、どんより曇り空の続く寒い一年中か。実際にはあり得ないし、答えとしては「どっちもイヤ」なんですけど(笑)

最近の暑すぎる夏にほとほと嫌気がさしていたので、冬に気持ちは傾きかけていたのですが、ここ数日雨が続き、「やっぱり夏か」と、今日の青空を見て思い直したところです。

 

 

「あなたの一番好きな色は?」というアンケートでいつも上位にあがる青色は、色彩学で「神経を落ち着かせる色」でもあります。たしかに青空を見上げるだけで、なんだか気持ちが晴れやかになる気がします。

なるほど、私たちを取り巻くものには、見上げた青い空をはじめ、かなり「青」が存在しますね。

他には青い海、青い地球でしょうか。こうなると、「青が好き」は、もう私たちの生まれる前からくみこまれたDNAの中に存在するのではないかとも思えてなりません。

 

 

現在のように化学変化で新しい色を調合することのできなかった時代、青色は高貴な色とされてきました。自然界から美しい青色を持つものを見つけることは、簡単ではなかったからです。

中でも飛び抜けて鮮やかで高貴なのは、ラピスラズリの青です。

中世ヨーロッパで何より珍重されたのは、そのラピスラズリの青「ウルトラマリン」。その色名ウルトラ(超える)マリン(海)名はアフガニスタンでしかラピスラズリが産出しなかったため、はるばる海路で運ばれたことからつけられたといいます。

 

ラピスラズリの鮮やかな色彩は他の鉱物や天然顔料では再現することが難しく、ラピスラズリの青色を作品に使うことができるのは、権力の象徴でもありました。
特に古代エジプトや中世以降のヨーロッパ世界ではその希少さと美しさから、ラピスラズリは高貴な色として大切にされてきました。

ラピスラズリは非常に希少で高価な石であったので、その使い先も慎重に選ばれました。
青い部分はなんでもかんでもラピスラズリというわけではなく、その価値にふさわしい人にこの色を使おうという風潮があったようです。

その最大の例が、聖母マリアです。

中世以降のヨーロッパでは、聖母のまとうマントにラピスラズリを使う伝統がありました。

 

そんな中、革新的な挑戦をしたのがフェルメールでした。別名、フェルメールブルーと呼ばれる鮮やかな青は皆さまご存じのことと思います。
フェルメールは、イエスや聖母マリアなどのキリスト教の重要な人物や、王族や貴族などの権力者以外の人物に対し、大量のラピスラズリを使用したことで知られています。

これは彼が、資産家でありラピスラズリの調達ができるだけの財力がある家庭の出身であったからと言われています。その後、家族は借金まみれになったとも言われていますが…。

 

このラピスラズリから青を抽出する方法、調べてみると気が遠くなりそうなほど大変そうでした。まさにその様子は錬金術さながら。ご興味のある方はぜひ調べてみてください。

まさに青は一日にしてならず。そう知って絵を眺めると、その青の向こうにはまた別の世界が広がる気がします。

 

ではでは、また。

 

Hello everyone. This is Staff T.

It was a beautiful day this morning with blue skies for the first time in a while. I remember we once had a discussion about which season is better, summer or winter.

Would you rather have the sun shining and temperatures near 40 degrees Celsius all year round, or a cold, overcast sky all year round? In reality, it is impossible, and the answer is “I don’t like either one” (laughs).

I have been so fed up with the too-hot summer recently that I was leaning toward winter, but the rain has continued for the past few days, and today’s blue sky has made me think, “It’s summer after all.

 

But after a few days of rain, the blue sky today reminded me that summer is here after all. Blue is also known as “the color that calms the nerves,” according to color science. It is true that just looking up at the blue sky makes us feel refreshed.

I see, there is quite a bit of “blue” in the things that surround us, including the blue sky we look up at.

Other examples would be the blue ocean and the blue earth. This makes me think that the “love of blue” may already exist in our DNA, which has been incorporated into our DNA since before we were born.

 

In the days when it was not possible to mix new colors through chemical changes, as is the case today, blue was regarded as a noble color. It was not easy to find beautiful blue in nature.

One of the most brilliant and noble colors is the blue of lapis lazuli.

The most prized color in medieval Europe was ultramarine, the blue of the lapis lazuli. The color name “ultramarine” was derived from the fact that lapis lazuli was produced only in Afghanistan and was transported by sea all the way to Afghanistan.

 

The vivid color of lapis lazuli is difficult to reproduce with other minerals or natural pigments, and the ability to use the blue color of lapis lazuli in one’s work was a symbol of power.
Especially in ancient Egypt and the post-medieval European world, lapis lazuli was cherished as a noble color because of its rarity and beauty.

Because lapis lazuli was a very rare and expensive stone, its use was carefully chosen.
The blue part of the stone was not always used for lapis lazuli, and there was a tendency to use this color for people who were worthy of its value.

The greatest example is the Virgin Mary.

In Europe since the Middle Ages, there was a tradition of using lapis lazuli for the Virgin’s cloak.

 

Vermeer took an innovative challenge. The vivid blue color, also known as Vermeer blue, is well-known to everyone.
Vermeer is known for his use of large quantities of lapis lazuli on important Christian figures such as Jesus and the Virgin Mary, as well as on less powerful figures such as royalty and nobility.

This is said to be because he came from a family that was wealthy and had the resources to procure lapis lazuli. It is also said that his family later fell into debt…

 

The method of extracting the blue color from lapis lazuli seemed to be so difficult that it was almost mind-boggling when I looked into it. It is just like alchemy. If you are interested, please check it out.

Blue is not created in a day. When you look at the painting with this knowledge, you feel that another world opens up beyond the blue.

 

See you soon.

 

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ご実家の整理やお片付けなどをされている方のご相談などが多くございます。

お片付けなどくれぐれもご無理のないようになさってくださいませ。

風光舎では古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

お片付けをされていて、こういうものでもいいのかしらと迷われているものでも、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

また風光舎は、出張買取も強化しております。ご近所はもちろん、愛知県内、岐阜県、三重県その他の県へも出張いたします。

 

なお、毎月21日の持込鑑定会では無料鑑定・買取・ご相談など、ご予約なしで承っております。

ご近所の皆さま、ご遠方のみなさまも、お気軽にお越しくださいませ。

 

まずは、お電話お待ちしております。

 

愛知県名古屋市千種区姫池通

骨董 買取【古美術 風光舎 名古屋店】

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#出張買取#骨董#古美術#骨董品#絵画#版画#茶道具#刀剣#彫刻

 

 

柔らかい輝きの錫の魅力(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)

2024.09.01

皆さまこんにちは。スタッフHでございます。

最近の私の朝の日課はパラリンピックの録画を観ることと、台風の進路チェックです。

パラリンピック選手たちの活躍に思わず見入ってしまうため、今朝も遅刻しそうになりました。個人的には「ボッチャ」を楽しみにしております。

台風といえば毎日、こんなところに⁈という場所に居座っていて驚かされます。今朝は太平洋上にいらっしゃいましたね。まるで思春期の子供に翻弄されている気分になります。実際のところ今回の台風10号は香港の少女の名前に由来する「サンサン(shansahan)」と命名されているようですね。

台風の名前はかつては米国が英語の人名をつけていましたが、2000年以降は北西太平洋や南シナ海で発生した台風にはアジア人に馴染のある名前を使うようになっているとか。馴染みのある名前を付けることで人々の防災意識を高める狙いもあるそうです。

アジア風の名前は各国から10個づつ提案され全部で140個あり、その中から順番に名付けられていきます。ネーミングは国によって様々でお菓子の名前や戦士の名前などユニークなものもあるようですが、日本からは「ヤギ」「コイヌ」「コグマ」「ウサギ」…何に由来しているか想像できますか?これらは星座に紐づけられているようで、気象庁によりますと、「中立的で利害関係が生じにくく、空を進む台風と関連付けられる親しみやすい名前」なのだそうです。プリンなどお菓子の名前を付けている国と比べると、日本人の気質が現れている気もいたします。

 

さて、以前から素敵なトレイ?だと思っていた品が急須台だと聞きいてから、どうしても急須を乗せてみたい衝動に駆られており、本日ついに乗せてみました。サイズ感が合っているのか分かりませんが乗せてみると、なんとも可愛らしい佇まい。残念ながら台形の急須台には収まりませんでした…。

 

 

 

 

 

 

こちらの錫製のお品は使い込まれた味わいがあり、縁の装飾や急須を持ち上げると現れる彫刻の文様が繊細でずっと眺めていられます。先ほどトレイだと思っていたと綴りましたが、ジュエリーなど何か綺麗なものも置いてみたくなります。

 

世界最古の錫器は3500年前のものとされており、レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」にも錫の食器が描かれるなど古くから人々に親しまれてきたようです。日本には遣唐使によって1300年前に伝来したとされています。

 

錫は酸化しにくく錆びにくい金属として知られ、美しい光沢を長期間に渡り保ち続けることから、古くから装飾品としても用いられてきました。

錆びにくいという特性から有害物質が溶け出さず、また抗菌作用もあるためお酒や水を浄化するとされ神様に捧げる進物としても使われてきたとのこと。

錫は割れない金属だそうですが、純度100%のものは非常に柔らかく強い圧力で変形することもあるとのこと。しかし元通りにも戻せるという特性から長く使うことができ、現在では錫の特性を生かした多くの製品が作られています。融点が低いため冷たいものは冷たく、温かいものは温かいまま保つことができるため食器にも最適な素材とされています。

個人的には金銀とは違う独特の柔らかな輝きに魅力を感じます。

 

以前、錫製の茶壺を頂いたのですが引っ越しの際に無くなってしまいました。その時は価値も分からず、持ち運ぶのに重いなぁと扱いにくささえ感じていましたので、紛失してもあまり残念に思っておりませんでした。

現金なもので今頃どこにいるのか気になっております。

 

それでは、また次の機会に。

 

Hello everyone. This is Staff H.

My morning routine these days is to watch the Paralympic Games and check the path of typhoons.

I was almost late again this morning because I couldn’t help but watch the Paralympic athletes in action. Personally, I am looking forward to watching “Boccia”.

Speaking of typhoons, every day I am amazed at the places where they stay. This morning it was over the Pacific Ocean. I feel as if I am at the mercy of an adolescent child. Actually, this typhoon is named “shansahan,” after a little girl in Hong Kong.

Typhoons used to be named after people in English by the United States, but since 2000, typhoons in the Northwest Pacific and South China Sea have been given names that are familiar to Asians. The aim is to raise people’s awareness of disaster prevention by naming typhoons with familiar names.

Ten Asian-style names were proposed from each country, for a total of 140 names. The names will be chosen in order from among them. The names vary from country to country, and some are unique, such as the name of a candy or the name of a warrior. These seem to be tied to constellations, and according to the Japan Meteorological Agency, they are “familiar names that are neutral, less likely to create conflicts of interest, and associated with typhoons moving through the sky. Compared to countries that name their products after sweets, such as pudding, I feel that it shows the Japanese temperament.

 

Now, I heard about a nice tray that I have been thinking about for a while. Since I heard that it was a kyusu stand, I had an urge to put a kyusu on it, and today I finally did. I don’t know if the size is right, but when I put it on, it looks so cute. Unfortunately, it did not fit in the trapezoidal kyusu stand…

 

This tin piece has a used taste, and the decoration on the rim and the carved patterns that appear when the teapot is lifted are so delicate that you can look at them for a long time. I spelled out earlier that I thought it was a tray, but I would love to put something beautiful on it, such as jewelry.

 

The world’s oldest tinware is said to be 3,500 years old, and people have been familiar with tinware since ancient times, as seen in Leonardo da Vinci’s “The Last Supper” where tinware is depicted. It is said that tin was introduced to Japan 1,300 years ago by Japanese envoys to the Tang Dynasty.

 

Tin is known as a metal that does not oxidize easily and does not rust easily, and has been used as a decorative item for a long time because it keeps its beautiful luster for a long time.

Because of its resistance to rust, toxic substances do not dissolve out of tin, and because of its antibacterial properties, tin is believed to purify alcohol and water, and has been used as a gift to the gods.

Tin is said to be an unbreakable metal, but 100% pure tin is very soft and can be deformed by strong pressure. However, its ability to be restored to its original shape allows it to be used for a long time, and today many products are made using tin’s characteristics. Because of its low melting point, it can keep cold things cold and warm things warm, making it an ideal material for tableware.

Personally, I am attracted to its unique soft shine, which is different from that of gold and silver.

 

I once received a tin tea pot, but it was lost when I moved. At the time, I didn’t know the value of it and even felt it was heavy to carry and difficult to handle, so I wasn’t too disappointed when it was lost.

I am wondering where it is now because I am a cash cow.

 

I will see you next time.

 

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風光舎では古美術品や骨董品の他にも絵画や宝石、趣味のお品など様々なジャンルのものを買受しております。

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なお、毎月21日の持込鑑定会では無料鑑定・買取・ご相談など、ご予約なしで承っております。

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