ありがとう、ドクターイエロー(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)
2025.01.30
乗り鉄でも撮り鉄でもないのですが、先日のドクターイエローのラストランに、新幹線移動が多かった自分のこれまでの思い出と共にちょっと寂しくもなっております。
ドクターイエローは新幹線のお医者さんとして長年、東海道・山陽新幹線の安全運行を支えてきた点検用車両なのですが、JR東海が保有するT4編成が29日、最後の検測を終え、東京駅に到着した。西日本保有のT5編成も2027年をめどに見納めであります。
JR東海と西日本が1編成ずつ保有しており、正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」でして、東海道開業の1964年に初代のT1編成が運行開始以来、営業車両と同様に走行しながらレールのゆがみや架線、信号設備などをチェックするまさに新幹線のお医者様として活躍してきました。
鮮やかな黄色い車体が特徴でして、およそ10日に一度の走行日程は公表されていないため、鉄道ファンから「見ると幸せになれる」と親しまれているのは皆さまご存知かと思います。
先日はそんなドクターイエローのラストランを写真に収めようと、駅のホームのみならず、絶景ポイントなどで写真を撮っている様子がニュースでたくさん流れておりました。お別れする寂しさや長年の安全への感謝やねぎらいの気持ち、そしてそれぞれのドクターイエローとの思い出をかみしめながらのラストランのお見送りの姿に、いかん、自分も寂しくなっているではないか。
ドクターイエローの思い出がいろいろ蘇っていくるのですが、たしか受験の帰りだったと思うのですが、こころ穏やかではなかった帰りの新幹線ホームでドクターイエローに遭遇。あの黄色い車両が颯爽とホームに入ってきますと「やった!今日はツイてる笑」なんてうれしくなって、ちょっと気持ちが晴れたり、新幹線を待っていた際に、突然ホームに入って来たドクターイエローに思わず子供と全力で手を振ったりして、何度あの黄色に元気と幸せをもらったか…なんて、けっこう記憶がよみがえってきます。
いつも予期せぬ時に颯爽と現れ、無言で走り去っていくあのイエローに、たしかに見ると幸せになれた思い出しかなく、振り返ってみても「見ると幸せになれる」であったようです。
01年の運行開始以降、総走行距離は157万キロ余り。その任務を終え、イエローの車両をホームでみることはもうないのですが、引退後はなんと先頭車1両を6月頃からリニア・鉄道館に展示するようでして、引退したT4編成の姿は見られるようです。
ただ、颯爽と日本の景色を走りぬけるイエローの雄姿はもう見ることはできませんので、それぞれの思い出の中であの走りぬけるイエローを大切にしたためてておきましょう…。
ありがとう、ドクターイエロー!。
それではごきげんよう(スタッフY)
I am neither a train rider nor a photographer, but I am a little saddened by the last run of Doctor Yellow, as well as by the memories of my many trips on the Shinkansen.
Doctor Yellow is an inspection train that has been supporting the safe operation of the Tokaido and Sanyo Shinkansen for many years as a doctor for the Shinkansen. The T5 train, owned by West Japan, will also be retired by 2027, and is officially called the “Shinkansen electric track test car. The first T1 train was put into service in 1964 when Tokaido Shinkansen started its operation.
The bright yellow body of the train is its distinguishing feature, and since the schedule of its run is not made public, it is known by railroad fans as “the one that makes you happy when you see it”.
The other day, many people were taking pictures not only at station platforms but also at scenic spots to capture the last run of Doctor Yellow on the news. I was sad to see them off as they were saying goodbye, feeling gratitude and appreciation for the many years of safety, and thinking of their own memories of the Doctor Yellow.
I remember many memories of Doctor Yellow. I think it was on my way home from an exam, and I was not at ease when I encountered Doctor Yellow on the platform of the Shinkansen on my way back home. When that yellow car came dashing into the platform, I thought to myself, “I’m so lucky today! When I was waiting for the Shinkansen with my family, the Doctor Yellow suddenly entered the platform, and my children and I waved to it as fast as we could.
I remember that the Yellow always appeared unexpectedly and drove away silently, and I can only remember that it made me happy to see it.
Since its start of operation in 2001, the train has traveled a total distance of more than 1.57 million kilometers. After completing its mission, the yellow train will no longer be seen on the platform, but after its retirement, the first car of the train will be exhibited at the Linear & Railway Museum from around June, and the retired T4 train can be seen there.
However, we will no longer be able to see the heroic figure of the Yellow as it galloped across the Japanese landscape, so let us all cherish the sight of the Yellow in our own memories….
Let’s cherish the sight of Doctor Yellow in each of our memories… Thank you, Doctor Yellow!
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