なんとも可愛らしいお顔です(愛知県名古屋市千種区姫池通 骨董買取 古美術風光舎)
2024.11.29
みなさまこんにちは、スタッフTでございます。
店内には私が気づかないうちに新しいものが仲間入りしていることがあり、他のスタッフブログなどでその存在に気付くことが多いのですが、今日はその存在に目が留まりました。
今日仲間入りしておりましたのは銅製の「墨池」です。それほど古くはないようですが、龍の細工は美しく、また何とも言えない可愛らしい表情でこちらを見ているお顔にはクスっと笑ってしまいそうになります。
墨池は「ぼくち」と読みまして、墨液を入れる容器です。私も書道の手習いをしておりましたので、この「墨池」はるか昔に使っていた記憶があります。
「墨池」はたっぷり練習したいときや、大きな作品を書き上げるとき、書き初めをする時などに使われるます。
素材はプラスチック、陶器、銅などがあります。
プラスチックは安価で軽く洗いやすい、陶器も洗いやすいです。銅は生け花にも10円硬貨を入れておくと水が腐らないと言われているように墨が腐らないという一石二鳥の素材です。
私は書道の先生からいただいた陶器製の墨池を使っていたのですが、こちらの銅製のものを使ったら素敵な文字が書けるような気がしてきます。
お習字というと「硯」をイメージすると思います。硯は、皆さまご存知の通り、墨を磨り、液体状となった墨を一時的に貯めておく道具なわけですが、硯は墨を擦りながら書く仮名文字や半紙作品などには良いのですが、大物作品を書こうと思うと、硯では量的に墨が追いつかないのですよ。
そこで、この墨池に墨をドバッと投入して、筆にたっぷりと墨を含ませて書くというわけです。
墨すり機等でたっぷり磨った墨を入れて使ったり、筆を洗う容器として使用することもあります。ちなみに硯の墨を溜めておくところも墨池と言います。
もうすぐ冬休みが始まりますが、冬の宿題の定番「書初め」は今でもあるのでしょうか。私は子どもたちに毎年お手本を書いていたのですが、いつもほんの数枚書いて完了させてしまうので、もっと練習したら?とついつい小言を言って煙たがられていたのですが、それも懐かしい思い出です。
ではでは、また。
Hello everyone, this is Staff T.
I often notice new items in the store without my noticing them, and I often notice them in other staff blogs, but today they caught my attention.
Today’s addition is a copper “sumi-ike”. It does not look that old, but the dragon is beautifully crafted, and the face looking at us with an indescribably cute expression almost makes us smile.
Boku-ike” means ‘ink pond,’ and it is a container for ink solution. I remember using this “sumiike” a long time ago when I was learning calligraphy.
The “sumi pond” is used when you want to practice a lot, when you want to write a large piece of calligraphy, or when you are writing the first calligraphy piece of the year.
The materials used include plastic, ceramic, and copper.
Plastic is inexpensive, lightweight, and easy to wash. Copper is a material that kills two birds with one stone: it keeps ink from spoiling, just as it is said that if you put a 10 yen coin in a flower arrangement, the water will not spoil.
I used to use a ceramic inkwell given to me by my calligraphy teacher, but I feel that I will be able to write beautiful characters if I use this copper inkwell.
When you think of calligraphy, you probably think of an inkstone. As you all know, an inkstone is a tool that temporarily stores liquid ink after it has been polished.
So, we put ink into the inkwell and write with a brush that has plenty of ink in it.
It is also used as a container for washing brushes. Incidentally, the place where ink is stored in an inkstone is also called an ink pond.
Winter vacation will soon begin, and I wonder if there is still the traditional winter homework “Shozome,” or the beginning of the first calligraphy class. I used to write a model for my children every year, but they would always complete it after writing only a few sheets. I was always criticized for this, but it is a fond memory for me.
See you soon.
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