抹茶碗の買取について
2024.04.25
茶道の茶碗は、産地によって、大きく「唐物(からもの)」「高麗物(こうらいもの)」「島物(しまもの)」「和物(わもの)」の4種類に分類できます。日本には伝統的な焼き物の産地がたくさんあり、国の伝統的工芸品に指定されているだけでも32種類あり、楽焼、萩焼、唐津焼、志野焼、織部焼、京焼などまその代表的な焼き物。また、「一楽二萩三唐津」などと格付けがあったりもいたします。また、その形の種類では代表的なものでは井戸茶碗、筒茶碗、平茶碗などがあります。
また、口造りは大きく分けて3種類あり、「端反り(はたぞり)」、「姥口(うばくち)」「直口(すぐくち)」など、口当たりの良さや飲みやすさが違ってきます。
そして、茶道には季節を先取りするという考えがあり、花が描かれた茶碗などは、本物の花に目を向けてほしいという考えから見ごろの時期をあえて外すことがあり、季節外れの絵柄を選ばないようにしなければなりません。