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今最も注目を集める偉人(名古屋・古美術 風光舎より)

2021.02.09

 

皆さま、こんにちは。

一昨日 放送を終えたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。

(前日、スタッフ T が同作に関する記述をしています^^)

平均世帯視聴率が‘18.4%だったということで、これは大河ドラマ最終回としては実に9年ぶりの快挙だったとのこと。

”クライマックス本能寺の変”だけは見ておこうという視聴者が多かったようです。

休止を挟んでの放送でありましたが、一気に盛り返しましたね。

 

そして14日放送開始の大河60作目『青天を衝け』を楽しみにされている方も多いと思います。

主人公のモデルはご存じ2024年からの新一万円札の顔・渋沢栄一。

よく”近代日本経済の父”などと称されていますが、調べたところ一言で言うと明治時代に日本で初めて「株式会社」をつくり、その仕組みを広めた人物であります。

現在のみずほ銀行やJR、帝国ホテルなど600近い企業の設立に携わったというので驚きです。

その大きなきっかけのひとつとして、20代後半パリ万博へ行き近代社会に衝撃を受けたこと。

日本はこのままでいいのか、という思いを強く行動したのですね。

 

同じ時代の財閥系企業とは対照的に”合本主義”という考えを提唱し、株式会社の仕組みを築いたのでしょう。

私利私欲で動く人ではなかったようです。

明治神宮外苑の設立に関わっていた時には「岩崎さん(弥太郎)や三井さんにも奮発してもらいたいな…」とユーモラス⁈に言ったお話しも…!

お金だけではなく、人的資本や社会資本も合わせるという点。

今、ハーバード大やロンドン大学の研究者からもそんな姿勢が注目されています。

 

また彼は幼いときから孔子の『論語』に親しんでおり、公益を追求する考え方が染みついていたそうです。

影響力大!さすがの孔子さま!笑

利益と社会貢献を両立させた渋沢氏。

こんな大それたことは真似できないかも知れませんが、日常の小さな行動の指針にはなりますね。

「よく集めよく散ぜよ」とも説いていますが、スタッフ I 後者の方は得意でありますが、それが社会の役に立っていることかと言われると小さくなってしまいます…

偉人とは比べようもありませんが、氏の行動と姿勢、まだまだ勉強が必要で見習うべきところが多々あるなと痛感です。

 

今年は渋沢イヤーとなるのでしょうか。

ビジネスパーソンのバイブル「論語と算盤」の現代語訳やマンガ版なども出版されています。

書店には渋沢栄一関連の児童書も並んでいますので、これを機にロングセラーの訳を手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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