S047 江戸ガラス - 風光舎 | 愛知・名古屋での骨董古美術買取 三重 岐阜

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S047 江戸ガラス

22,000円(税込)

 

 

 

江戸ガラス

直径 6.0 ㎝ × 高さ 3.5 ㎝

 

江戸硝子(えどがらす)は、東京都江戸川区や墨田区、江東区周辺で作られているガラス製品です。現在は千葉県の一部でも製造されていますが、東京の地場産業として認知されてきました。
江戸硝子の特徴は、江戸時代より伝わる材料や伝統的な技法を引き継いだガラス製法です。手作業による感触や使い心地、見るものを深く楽しませる粋な技が施されています。
工場での大量生産品と比べそれぞれが一品ものとして存在する江戸硝子は、幅広い世代や海外でも親しまれておりお土産品や贈答用としても重宝されています。各工程には熟練の職人が携わり、今でも伝統は絶えることなく続いています。実際に現代においても、江戸硝子の伝統や今後の普及を図る目的として職人展が定期的に開催されています。

 

硝子製造の歴史は、弥生時代と推定される最古の硝子工芸品の発見が始まりです。
当時の製法は現代の硝子製法とは異なっていました。硝子は戦国時代ではごく限られたものの間で交わされる珍品で、江戸時代に入って本格的に硝子が製造されたと伝えられています。
江戸における硝子の製造は、加賀屋久兵衛(かがやきゅうべえ)と上総屋留三郎(かずさやとめさぶろう)の手により広がっていきました。すでに江戸時代の江戸では人口100万人ほどが住む日本の最大消費都市で、18世紀の初めに日本橋通塩町で加賀屋久兵衛が鏡や眼鏡など大衆向けの硝子製品を製造しました。また浅草では上総屋留三郎がかんざしや風鈴、万華鏡などを製作し、江戸の町で爆発的な人気を呼んだとされています。
1877年(明治10年)の第1回内国勧業博覧会の出品目録には、加賀屋久兵衛と久兵衛の息子である熊崎安太郎の名前が記録に残っています。1879年(明治12年)に社団法人東部硝子工業会の前身である「東京はり製造人組合」が設立され、硝子製造者組合が結成されました。
伝統的な技は代々受け継がれ2014年(平成26年)には伝統工芸品に指定されています。

 

 

 

 

 

 

 

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